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炎獄
- 終結 -

「あんたもしかして、前あった、、、レイド?」

レイドは嬉しそうに足をバタバタさせる。
「覚えててくれたんだね!。ありがとう!!。イヤー、そばの実貰ったから何かお礼しないトナーって思ってさ」

「じゃあこれを殺ったのって、、、、、、」

「僕さ」

メラメラと怒りが燃え広がる。こんなやつに私の復讐を、台無しにぃ!!?

(許さない、許さない、許さない、許さない、許さない、許さない、許さない、許さない、許さない、許さない、許さない、許さない、許さない、許さない、許さない、許さない、許さない、許さない)

「殺してやるわぁ!!」
奇妙な短剣を取りだし、レイドに駆け寄る。殺す。今の私にはそれしか考えられなかった。

しかしレイドは、驚く様子も見せず、優雅な動きでシェミリアの攻撃を避けた。
「フフ、楽しませてくれるのかい?」

「ハァァァァァァァァァ!!!!」
シェミリアが大量に投げたナイフの何本かが、当たった。ある一本は深々と右目に突き刺さっていた。間違いなく失明だ。

だがまたもや慌てる様子は一切見せず、目以外に刺さった、手首、足首などのナイフを、抜き始める。

「ふぅん。命中力は、まだまだだね」
そっと右目に刺さっているナイフに触れた。
「チクって痛かったんだよ。良いところに当てたね」

全く効いていない。こうなったら…

「レイド、貴方は不死身?」
シェミリアはそっとレイドに、語りかけるような感じで、囁く。

まだ笑っている。
「いや、普通さ」

「そっかじゃあ…」
シェミリアはレイドに近づき、何をするかと思えばレイドを抱き締めた。

「や、やめてくれ。いきなりどうしたって言うんだい///!?」
明らかに照れてる。

「私、レイド君のことが好きなの。」

シーン、と炎の音を除いて、静かになる。

「だから私のために、」

シェミリアはレイドの唇に自分の唇を、近づけさせる。

「死んで?」

腰に着いていた包丁をレイドの腹に、突き立てた。深々と包丁は腹に入り込み、血があふれでてきた。

「あーあー、油断しちゃったよ」
レイドは頭を掻いた。

「ねえ、また今度会ったときはキスしていい?。」

「ホントに僕のこと好きなの?」

「勿論」

レイドは嬉しそうに笑った。
「人生はじめてのキスが君とはね」

「ふふ」

シェミリアはもう一度近づき右手をレイドの左肩に乗せた。
「じゃあ、またいつの日か」

レイドは右目に刺さっているナイフを抜き取り、シェミリアに手渡す。
「ああ、決して僕は死なないよ。ずっと君を待っている」

「さようなら」

「またいつか!」

その言葉を聞くとシェミリアは、レイドを岩壁から燃える地面へと突き落とす。ぐじゃりと嫌なおと。もう聞きあきた。


全て終わったのだ。自らの手ではないけど、奴らは全員殺した。思い残すことはない。

シェミリアは炎獄を背に、歩き出した。幸せな未来が待っていることを信じて。

【END】

こんにちは?。栗原小雪です!。え~、無事に炎獄、終わらせることが出来ました!。短かったですかね?。しかもまだ謎のことが…。

レイドは何者なのか。あのあとシェミリアはどうなったか。色々あると思います。

そこで!、

『炎獄 Ⅱ 記憶』、続刊予定です!!。(題名は変わるかもしれません)

では最後まで読んでくださり、ありがとうございました!。今後とも、よろしくお願い致します!!
<2016/06/20 01:11 栗原小雪>消しゴム
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