「なぁなぁ透〜、今日は何の日?」
「え?今日ですか?……あ、オリンピック・デーですね!」
「違うッ‼︎いや、情報は違わないんだろうけどそうじゃないッ‼︎」
本日、6月23日。それは最早日本の政治に関わるレベルだと俺は自負している。
なのに、誰1人として俺の誕生日が今日だということを当ててくれない。
自分で言えばなんて冷たいことを言わないでくれ。そんなの悲しいじゃないか。
「鳴海さん!今日は何の日ィ⁉︎」
「え、あたし?……誰かの命日?」
「命日⁉︎そこ普通誕生日っていうところだよね⁉︎何故にわざわざ命日⁉︎」
鳴海と透はキョトンとした顔を並べる。
何なんだよお前等……海斗君泣いちゃうよ?
ははは。全然気にしてないよ。
海斗君はウルトラワンダフルなイケメンなんだ。
それに誕生日なんて、個人情報じゃない。流れ回ってた方が危ないと俺は思うんだ。
だからむしろこれは良いことなんだ。
そんな風に1人で考えながら、部室のドアを開けた。
パンッパパーン!!!
「ぎぃあああああああああ!!!!爆発だッ‼︎テロだ‼︎世界滅亡の予兆だああああああ⁉︎」
「うるっさいわよ違うから落ち着けぇ!!!」
「へ?」
俺の想像では部屋は原型が分からない位崩壊しているはずだ。
なのに、今はむしろいつもよりも綺麗、というか可愛らしくデコレーションされていた。
「何なの⁉︎誕生日だって知ってたの⁉︎ツンデレ⁉︎鳴海大量発生なわけ⁉︎」
「何よそれ⁉︎」
「サプライズ……とでも言えばよろしいでございますか?」
高城先輩が苦笑いしながら言う。
「バレないように、皆で頑張ったんだ〜」
もか先輩は、目をキラキラと輝かせている。
なるほど、サプライズか。簡単に言えばハッピードッキリか。そうかそうか。
「えと……何ていうか、ありがとうございます!」
「たっだいま〜♪」
ご機嫌すぎて他の誰かの分の幸せまで奪ってしまったのではないかという俺。
「あっおかえり海斗!」
靴を脱いでいれば、恋鈴ちゃんがパタパタと走って来た。
「早く早くっ!」
「え?ちょっちょっと待って!」
靴をまだ揃えていないのに(もちろん揃えるよ!海斗君は完璧だから!)恋鈴ちゃんがぐいぐいと俺の手を引っ張り部屋へ引き込む。
「ほら!今日はごちそうだよ!」
「うおおおおお凄ええええ!!!」
恋鈴ちゃんは俺の反応を見てえっへんといった様子で腰に手を当てた。なんだこの可愛い生き物?は。
ごちそうが並べられた卓袱台を見る。
本当に今日は豪華だ。
そして、卓袱台の中央には雪の様なホイップクリームと、真っ赤に熟れたイチゴが乗った小さめのホールケーキが。
小さめとは言えど、ホールケーキというのは凄い。
「え、ケーキも恋鈴ちゃんが作ったの⁉︎」
俺がケーキを指差しながら言えば、恋鈴ちゃんは照れたように頭をかいた。
「えっと、海斗!誕生日……おめでとう!」
「ありがと、恋鈴ちゃん!これもう最高だよ本当!いよぉし、どれから食おうかな〜?」
一年に一度の誕生日。俺にとって今年の誕生日は、確実に心に刻まれたのだろう。
「え?今日ですか?……あ、オリンピック・デーですね!」
「違うッ‼︎いや、情報は違わないんだろうけどそうじゃないッ‼︎」
本日、6月23日。それは最早日本の政治に関わるレベルだと俺は自負している。
なのに、誰1人として俺の誕生日が今日だということを当ててくれない。
自分で言えばなんて冷たいことを言わないでくれ。そんなの悲しいじゃないか。
「鳴海さん!今日は何の日ィ⁉︎」
「え、あたし?……誰かの命日?」
「命日⁉︎そこ普通誕生日っていうところだよね⁉︎何故にわざわざ命日⁉︎」
鳴海と透はキョトンとした顔を並べる。
何なんだよお前等……海斗君泣いちゃうよ?
ははは。全然気にしてないよ。
海斗君はウルトラワンダフルなイケメンなんだ。
それに誕生日なんて、個人情報じゃない。流れ回ってた方が危ないと俺は思うんだ。
だからむしろこれは良いことなんだ。
そんな風に1人で考えながら、部室のドアを開けた。
パンッパパーン!!!
「ぎぃあああああああああ!!!!爆発だッ‼︎テロだ‼︎世界滅亡の予兆だああああああ⁉︎」
「うるっさいわよ違うから落ち着けぇ!!!」
「へ?」
俺の想像では部屋は原型が分からない位崩壊しているはずだ。
なのに、今はむしろいつもよりも綺麗、というか可愛らしくデコレーションされていた。
「何なの⁉︎誕生日だって知ってたの⁉︎ツンデレ⁉︎鳴海大量発生なわけ⁉︎」
「何よそれ⁉︎」
「サプライズ……とでも言えばよろしいでございますか?」
高城先輩が苦笑いしながら言う。
「バレないように、皆で頑張ったんだ〜」
もか先輩は、目をキラキラと輝かせている。
なるほど、サプライズか。簡単に言えばハッピードッキリか。そうかそうか。
「えと……何ていうか、ありがとうございます!」
「たっだいま〜♪」
ご機嫌すぎて他の誰かの分の幸せまで奪ってしまったのではないかという俺。
「あっおかえり海斗!」
靴を脱いでいれば、恋鈴ちゃんがパタパタと走って来た。
「早く早くっ!」
「え?ちょっちょっと待って!」
靴をまだ揃えていないのに(もちろん揃えるよ!海斗君は完璧だから!)恋鈴ちゃんがぐいぐいと俺の手を引っ張り部屋へ引き込む。
「ほら!今日はごちそうだよ!」
「うおおおおお凄ええええ!!!」
恋鈴ちゃんは俺の反応を見てえっへんといった様子で腰に手を当てた。なんだこの可愛い生き物?は。
ごちそうが並べられた卓袱台を見る。
本当に今日は豪華だ。
そして、卓袱台の中央には雪の様なホイップクリームと、真っ赤に熟れたイチゴが乗った小さめのホールケーキが。
小さめとは言えど、ホールケーキというのは凄い。
「え、ケーキも恋鈴ちゃんが作ったの⁉︎」
俺がケーキを指差しながら言えば、恋鈴ちゃんは照れたように頭をかいた。
「えっと、海斗!誕生日……おめでとう!」
「ありがと、恋鈴ちゃん!これもう最高だよ本当!いよぉし、どれから食おうかな〜?」
一年に一度の誕生日。俺にとって今年の誕生日は、確実に心に刻まれたのだろう。
