6月28日
「……」
カチッ、カチッと時計の秒針の音が響く明け方。
俺はいつも通り、深い眠りについていた。死んでねぇぞ。
しかしゆかりが来てから、朝は自然に目が開くようになったんだ。
それもまぁあの大天使のお陰やな。
けれど今日はなかなか目が覚めなかったらしい。
「マスター? そろそろ起きてくださいよ、いっつもは起きてる時間ですよ?」
とゆかりの声が耳の中に入ってきた。ゆかりの声は若干眠たそうだった。
朝が苦手なのかな、俺もそうだしわかるぞ。
「……ん、あぁ……ごめん、今起きる」
と俺は声を振り絞り、ベットから起き上がる。
ドアを開けると、そこにはいつもの姿があった。
「今日は月曜日ですね、月曜の朝は辛いです……」
「月曜日とかマジ無理、まぁ仕方ないよなぁ」
そんな会話をしながら、俺らは階段を降りていく。
「じゃあ、顔とか洗って待っててくださいね」
とゆかりは言い、兎の模様が入った割烹着を着て台所へ向かった。
ゆかりに言われた通り、俺は洗面所へ向かって、欠伸をして顔を洗った。
「……あぁ、眠い……」
そんなことを呟きながら、朝食を待っていると、台所から
「きゃっ!? 痛ぁ……」
と言う声が聞こえてきた。驚いた俺は台所へ急いで向かう。
そこには包丁で手を切ったのか、血を軽く流し涙目になったゆかりが立っていた。
まぁそういうことだろうと思っていた俺は、予め絆創膏を持ってきていた。俺有能。
「寝ぼけながらやるからだよ」
と俺は微笑みながら言う。
「どれ、手出して?」
「あ、はい……」
ゆかりが白く細い手を出してきた。俺はその手を握ると、切った指に絆創膏を貼った。
「はい、これで大丈夫だから」
「あ、ありがとうございます… すみません、気を付けますね」
「何も謝ることなんてないよ、俺も手伝おうか?」
「え? いいのに……」
と言い顔を背けるゆかり。
「いいからいいから、ね? もう怪我しないように、2人でやろう?」
「……ふふ、そこまで言うなら、やりましょうか♪」
こうして月曜日の朝の眠気はバカンスへ出かけたんだ。
「……」
カチッ、カチッと時計の秒針の音が響く明け方。
俺はいつも通り、深い眠りについていた。死んでねぇぞ。
しかしゆかりが来てから、朝は自然に目が開くようになったんだ。
それもまぁあの大天使のお陰やな。
けれど今日はなかなか目が覚めなかったらしい。
「マスター? そろそろ起きてくださいよ、いっつもは起きてる時間ですよ?」
とゆかりの声が耳の中に入ってきた。ゆかりの声は若干眠たそうだった。
朝が苦手なのかな、俺もそうだしわかるぞ。
「……ん、あぁ……ごめん、今起きる」
と俺は声を振り絞り、ベットから起き上がる。
ドアを開けると、そこにはいつもの姿があった。
「今日は月曜日ですね、月曜の朝は辛いです……」
「月曜日とかマジ無理、まぁ仕方ないよなぁ」
そんな会話をしながら、俺らは階段を降りていく。
「じゃあ、顔とか洗って待っててくださいね」
とゆかりは言い、兎の模様が入った割烹着を着て台所へ向かった。
ゆかりに言われた通り、俺は洗面所へ向かって、欠伸をして顔を洗った。
「……あぁ、眠い……」
そんなことを呟きながら、朝食を待っていると、台所から
「きゃっ!? 痛ぁ……」
と言う声が聞こえてきた。驚いた俺は台所へ急いで向かう。
そこには包丁で手を切ったのか、血を軽く流し涙目になったゆかりが立っていた。
まぁそういうことだろうと思っていた俺は、予め絆創膏を持ってきていた。俺有能。
「寝ぼけながらやるからだよ」
と俺は微笑みながら言う。
「どれ、手出して?」
「あ、はい……」
ゆかりが白く細い手を出してきた。俺はその手を握ると、切った指に絆創膏を貼った。
「はい、これで大丈夫だから」
「あ、ありがとうございます… すみません、気を付けますね」
「何も謝ることなんてないよ、俺も手伝おうか?」
「え? いいのに……」
と言い顔を背けるゆかり。
「いいからいいから、ね? もう怪我しないように、2人でやろう?」
「……ふふ、そこまで言うなら、やりましょうか♪」
こうして月曜日の朝の眠気はバカンスへ出かけたんだ。
