6月29日
俺が部屋でバームクーヘンを食ってると、ゆかりがやって来た。
ゆかりは俺の食べているバームクーヘンを見ると、
「マスター、その木みたいなやつ何ですか?」
と訊いてきた。
「あぁ、これか? これはバームクーヘンって言うんだ。食ってみる? 美味しいよ」
と、俺はゆかりにバームクーヘンを1つ差し出した。ゆかりはそれを不思議そうな目で見て
「んー……マスターも勧めてくれてるし、食べてみますね」
と袋を開けた。それを見つめる様子は純粋な子供のようだった。
娘でも見てる感覚だなぁ。
「……ん、これ、良い匂いしますね」
と言って、ゆかりはバームクーヘンをかじった。
「……あ! これすごく美味しいですね!」
目をキラキラさせてゆかりはそう言い、残った分もパクッと食べた。
「だろ? それにはお茶が合うんだ。持ってくるよ」
「え? 良いんですか? ありがとうございます!」
俺は立ち上がり、お茶を取りに向かった。
こうして午後のティータイムをゆかりと楽しんだ。
我が家のゆかりの好物誕生の日であった。
6月30日
今日は仕事がずっと早く終わったので、ゆかりと喫茶店に行くことにした。
ゆかりだって色々なところに行きたいだろうからな。
俺の家から25分くらい歩いたところに店があるから楽だな。
喫茶店についた。カランカランとベルの音とともにドアを開ける。
「いらっしゃい」
とマスター(俺ではないぞ)が言う。
俺たちは席に座って、鞄などをおろした。
「ゆかりはこういうとこ(別に変な意味はない)に来るのは初めて(別に変な意味は(ry)だよな」
「そうです」
「ゆっくりしていこうな」
「そうしましょう!」
ゆかりの目はキラキラ輝いてた。素直なところが可愛いんだよなぁ。
俺はコーヒー、ゆかりは紅茶を頼み、話を続けた。
「……変な話なんだが、ゆかりってマスターが俺でいいの?」
「本当に変な話ですね」
とゆかりが軽く笑いながら応える。
「私は貴方がマスターで良かったと思っていますよ」
「そうか、なら良かったよ」
「?」
ゆかりが小首を傾げる。
「いや、何でもないんだ。気にしないで」
「……? そうですか、わかりました」
コーヒーと紅茶がきた。俺はコーヒーを飲み、
「……ゆかり、もう1ついいか?」
と声を出す。
「何ですか?」
「……いや、ここでは流石にな……やっぱ後にしよう」
「もう、何ですか? 気になるじゃないですか」
ゆかりはそう言うが、俺はなんとか振り切ろうと
「あ、そういえば今度ゆかりにこんな歌を歌ってもらいたいんだよ」
「あ、話題変えましたね?……ふふっ、どんな歌ですか?」
そのあと俺たちは40分くらい話をしながらゆっくりしていた。その帰り道……
「……あ、そういえばマスター、さっきの変な話って何ですか?」
とゆかりは思い出したかのように訊いてきた。
「覚えてたのか……まぁここならいいか。じゃあ話すよ?」
「待ってたくらいですから、是非話してください」
しばらく沈黙していたが、俺は声を振り絞り、
「ゆかり、買ってからまだそんなに日は経っていないけど……」
「いないけど?」
ゆかりは首を傾げた。
「そんな生活の中でゆかりが好きになった。マスターとボカロの関係の好きではないよ」
「……ふぇ?」
ゆかりは赤面しながら、可愛らしい声を出す。
「ゆかり、付き合ってくれ」
俺はそう言い、手を差し出す。
「ちょ、マスター、いきなり何を……っ///」
「そのままだよ」
「……そのまま、ですか……敵いませんね」
そう言うゆかりの声は笑っていた。
「いいですよ、お付き合いしましょう! 実は私もマスターのこと好きでしたよ♪」
まさかすんなり了承してもらえるとは思ってもいなかった。
ゆかりは差し出した俺の手を握った。
「……来てくれてありがとう、ゆかり」
「こちらこそ、素敵な出会いをありがとうございます! マスター♪」
「じゃあ帰ろうか!」
「そうですね! 帰りましょう♪」
そうして俺たちは手をつなぎ、自宅へ戻った。
俺が部屋でバームクーヘンを食ってると、ゆかりがやって来た。
ゆかりは俺の食べているバームクーヘンを見ると、
「マスター、その木みたいなやつ何ですか?」
と訊いてきた。
「あぁ、これか? これはバームクーヘンって言うんだ。食ってみる? 美味しいよ」
と、俺はゆかりにバームクーヘンを1つ差し出した。ゆかりはそれを不思議そうな目で見て
「んー……マスターも勧めてくれてるし、食べてみますね」
と袋を開けた。それを見つめる様子は純粋な子供のようだった。
娘でも見てる感覚だなぁ。
「……ん、これ、良い匂いしますね」
と言って、ゆかりはバームクーヘンをかじった。
「……あ! これすごく美味しいですね!」
目をキラキラさせてゆかりはそう言い、残った分もパクッと食べた。
「だろ? それにはお茶が合うんだ。持ってくるよ」
「え? 良いんですか? ありがとうございます!」
俺は立ち上がり、お茶を取りに向かった。
こうして午後のティータイムをゆかりと楽しんだ。
我が家のゆかりの好物誕生の日であった。
6月30日
今日は仕事がずっと早く終わったので、ゆかりと喫茶店に行くことにした。
ゆかりだって色々なところに行きたいだろうからな。
俺の家から25分くらい歩いたところに店があるから楽だな。
喫茶店についた。カランカランとベルの音とともにドアを開ける。
「いらっしゃい」
とマスター(俺ではないぞ)が言う。
俺たちは席に座って、鞄などをおろした。
「ゆかりはこういうとこ(別に変な意味はない)に来るのは初めて(別に変な意味は(ry)だよな」
「そうです」
「ゆっくりしていこうな」
「そうしましょう!」
ゆかりの目はキラキラ輝いてた。素直なところが可愛いんだよなぁ。
俺はコーヒー、ゆかりは紅茶を頼み、話を続けた。
「……変な話なんだが、ゆかりってマスターが俺でいいの?」
「本当に変な話ですね」
とゆかりが軽く笑いながら応える。
「私は貴方がマスターで良かったと思っていますよ」
「そうか、なら良かったよ」
「?」
ゆかりが小首を傾げる。
「いや、何でもないんだ。気にしないで」
「……? そうですか、わかりました」
コーヒーと紅茶がきた。俺はコーヒーを飲み、
「……ゆかり、もう1ついいか?」
と声を出す。
「何ですか?」
「……いや、ここでは流石にな……やっぱ後にしよう」
「もう、何ですか? 気になるじゃないですか」
ゆかりはそう言うが、俺はなんとか振り切ろうと
「あ、そういえば今度ゆかりにこんな歌を歌ってもらいたいんだよ」
「あ、話題変えましたね?……ふふっ、どんな歌ですか?」
そのあと俺たちは40分くらい話をしながらゆっくりしていた。その帰り道……
「……あ、そういえばマスター、さっきの変な話って何ですか?」
とゆかりは思い出したかのように訊いてきた。
「覚えてたのか……まぁここならいいか。じゃあ話すよ?」
「待ってたくらいですから、是非話してください」
しばらく沈黙していたが、俺は声を振り絞り、
「ゆかり、買ってからまだそんなに日は経っていないけど……」
「いないけど?」
ゆかりは首を傾げた。
「そんな生活の中でゆかりが好きになった。マスターとボカロの関係の好きではないよ」
「……ふぇ?」
ゆかりは赤面しながら、可愛らしい声を出す。
「ゆかり、付き合ってくれ」
俺はそう言い、手を差し出す。
「ちょ、マスター、いきなり何を……っ///」
「そのままだよ」
「……そのまま、ですか……敵いませんね」
そう言うゆかりの声は笑っていた。
「いいですよ、お付き合いしましょう! 実は私もマスターのこと好きでしたよ♪」
まさかすんなり了承してもらえるとは思ってもいなかった。
ゆかりは差し出した俺の手を握った。
「……来てくれてありがとう、ゆかり」
「こちらこそ、素敵な出会いをありがとうございます! マスター♪」
「じゃあ帰ろうか!」
「そうですね! 帰りましょう♪」
そうして俺たちは手をつなぎ、自宅へ戻った。
