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SOS
- わたしが人間を嫌う理由その3 -

「すずなさん?ちょっといいかしら?」
先生?
先生がわたしに何の用だよ。
ちょっとも何も、わたしは、先生と話してる時間なんてねーんだよ。
「は、はい。いいですけど…。」
「すずなさん?いじめのことで話があるの。少し来てもらえる?」
「あ、はい。」
何回聞くんだよ!
いいつってんだろうが!

教育相談室~昼休み~
「すずなさんは、いじめられてるのよね?何かあったのなら先生に話してくれる?」
この先生になら…。
話せるかも…。
「先生…………ってことがあって………………だったんです。」
「そう。でも、すずなさんにも非はあると思うのよね。」
はい?
何言ってるんだこの人…わたしが悪い?
「…。」
「いじめっ子たちが全部悪いわけじゃなと思うの。」
はい?
じゃあ、わたしも悪いってこと?
いや待て…。
なんでわたしなん?
「すずなさんも悪いと思うのよね。物事には、何かしら理由があるでしょう?」
違う。
こいつは、いじめなんてなかったと言いたいんだ。
わたしのことなんて考えちゃいない。
いじめる理由なんてただ1つだろ?
いじめたいからいじめるんだ。
「…。」
「だからね、あなたから謝れば、全て終わると思うの。ここは、すずなさんから、謝ってみてはどうかしら?」
はぁ…。
これだから、人間は…。
「いえ。結構です。」
「結構ですって、先生提案してあげたのよ?先生に失礼だとは思わないの?」
何言ってんのコイツ?
「えぇ。失礼だなんて思ってません。むしろ、先生は自分の発言が恥ずかしいとは思わないんですか?」
「何言ってるの?すずなさん?」
は?
「それは、わたしのセリフです。先生に話したわたしがバカでした。失礼します。」
「待ちなさい。話はまだ…。」
「わたしは終わりました。そして話すことなど、もう何もありません。」ペコリ
クソ野郎。
あの先生ならって…思ったのに…。
なんで?
なんでこんなに…。
なんでわたしばっかり…。



世界は、みんなに平等だというけれど、全然平等じゃない。
同級生でも、上下関係が生まれる。
わたしのような子は、必ず下の方にいる。
わたしの世界は、真っ黒ね。
あなたの世界は何色?
まぁ、せいぜい黒に染められないよう頑張ることね。
わたしが言えるのは、これだけよ?


わたしの書いている小説は、あくまで1つの意見です。みんながそう思っているわけではありませんので、ご了承ください。
<2016/06/25 18:49 レイナ>消しゴム
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