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東方文桐録
- 第10話 『かぐや姫』、蓬莱山 輝夜 -

 ~前回までのあらすじ~

 都に着いた3人は、車持皇子と『かぐや姫』の住む家へと向かうこととなった。

◇◆桐視点◆◇

「桐、幸古、やりましたね!」

 ふう、文が交渉上手で良かった…。それにしても、車持皇子、もしかして、『皇子』とつくくらいだから、偉い人なのかも知れない。さっきもかぐや姫の家の前に行った途端に、中へ通された。中で皇子と分けられてしまったが、今一諸にいる、かぐや姫の母、媼についていけば、かぐや姫に会えるだろう。皇子はすでに俺たちが通り越した部屋へ入れられていた。つまり、俺達は皇子よりも奥へとつれて行かれているのだ。

「皆様、着きました。かぐや姫、もとい「輝夜」の部屋です。輝夜、入りますよ。」

「はい、お母様。」

 中から琴の音と、女性の高い声が聞こえる。すると、扉が開き、中へと通された。その部屋には、御簾がなく、完全に顔などが見えた。

「ようこそ、いらっしゃいました。私は輝夜。厳密に言うと、蓬莱山 輝夜(ほうらいさん かぐや)ですわ。…………決して「てるよ」ではありませんからね!突然ですが、あなた方は………人間ではあられませんね……。思った通りです。」

「あの、どういう、意味、ですか?確かに私達は妖怪で、人間ではありませんが………。」

 文は輝夜姫の言葉に対し、答えた。

「ふふっ、あなた方がこの家の門の前に車持皇子様といらっしゃった時から、あなた方の気配、妖力を探知していたもので………。ところで、名前をお聞きしても良いでしょうか……?」

「あぁっ!すいませんでした!私の名前は射命丸文です。」

「俺は紅葉山桐。」

「僕は東野幸古だよ。」

 どうやら、名乗るのを忘れていたようだ。

「……文さんに桐さん、幸古さんですわね。分かりました。私のことは何とでもお呼びください。」

「それじゃ、輝夜さんとお呼びしますね。輝夜さんは、はっきり言うと………ただの人間ではありませんね…。」

「ふふふっ、初対面で見破られたのは初めてですわ。―――そうです。私は月の民。そして、蓬莱人ですわ。」

 文、頭良すぎだろ……。なんでこんなにかわいい子が………こんなに、頭良いんだ………。というよりも、文が完壁すぎて、怖くなってきたぜ………。でも、かわいい……。そして、文は輝夜に気に入られたらしく、着せ賛えごっこされてる。うん、ひらひらの服の文、かわいい……。鼻血出して倒れるレべルのかわいさだぁ………。

「ちょっと輝夜さん!?こんなところで着せ賛えられるのは、恥ずかしい、です……。桐はともかく、幸古に見られるのは、ちょっと……。」

「えっ?!文、そ、それって一体………?」

「/////////き、桐、き、聞いてたんです、かぁ!?/////////」

 やばい、ほっペがいちごみたいにまっ赤の文がかわいすぎる……………ふと隣を見たら、輝夜も固まっていた……。ま、まさかとは思うけど………

「か、かわ、い、ぃ!!!!!!!!!!!」

 うん、すでに手遅れだった輝夜がいた。(目がキラキラしていて、頬は紅潮していた)

「文ちゃぁんかぁわいいーーー!!!」

 せめて忘れられてたコイツなら……と思ったけど、幸古も完全に手遅れだった。(輝夜よりも重症で、目がハートになっていて、鼻血が出ていた………今にも文に襲いかかりそうだったから、気絶させといた。コイツ、こんなキャラだったっけ…?)

 唯一無事だった俺が文にもとの服を着せ、他の奴らをもとに戻さなければならなかったが、文については、完全に役得だった……。

 結局、3人がもとに戻ったのは、5時間後の夕方だった……。それにしても、文はかわいいなぁ♡

はい!作者のさきです!   9回更新チャレンジ 9回中、4回更新完丁。
 やばい、やばいです。あと5回更新なんて、無理だぁーーーーー!!!!!輝夜ファンの人、すいません!!!性格が全く違います!……………なるべく、頑張ります。   ↓以下、設定↓
 蓬莱山 輝夜(ほうらいさん かぐや)
・東方projectのキャラ。だが、この話では、性格が全く違うので、注意が必要。
<2016/07/09 19:30 さき>消しゴム
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