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東方文桐録
- 第11話 都の朝 -

◇◆桐視点◆◇

「ふわーぁ………あやぁ、あさだぞぉ…。」

「すぅ、すぅ……んぅ……………………きりぃ?…でしゅかぁ?」

「あやぁ、おはよぉ………。」

「きりぃ………『ぎゅぅっ』……ねむい……ですぅ……………」

「うぅっ……こ、ここは…………ハッ!!!!!クソッ!また、桐に文を起こす役をとられた!!!」

 ふっふっふー。ざまあみろーー。文を起こす役は永遠に俺のものなのだ!!!
………なぜ、文を起こしたがるかって?それはだな………!

「きりぃ………………………『ぎゅっ』………」

 グッハア!?…………こう、いう、ことだ!朝、起きてすぐは、文は目の前にあるものを抱き締めるという、かわいい癖があるんだ!!!テストでも絶対に出るぞ!

「あ、あやぁ♡よしよーし♡『ナデナデ』」

「はうぅーーーきりぃーーー!」

「クソッ!!!なんで、どうして僕は、いっつもーー!!!」

 うん、幸古がなんかいってるけど、気にしない、気にしない。

「皆様、起きられましたか?先程、輝夜が呼んでおりましたよ。」

 そういえば、ここは『かぐや姫』として有名な輝夜の家だった。昨日は、客室と寝間着の浴衣を借りて、寝たんだった。それじゃ、今すぐ行くか!

「分かりました。今からそちらへ行くとお伝えください。」

 ふっふっふー!びっくりしただろ!俺だって敬語くらい使えるんだぞー!

 よし、それじゃ、行くか!まだ寝ぼけてる文は、だっこしてる。無論、お姫様だっこだ!………幸古の目が怖い。

「失礼します、桐です。輝夜、入るぞ。」

「どうぞー。」

 輝夜の部屋についた。ついたはいいが、まずは、文をどうにかしないと………!まあ、このままでもかわいいけど………。

「あれぇ?もしかして文ちゃん、ねむいのぉ?」

 ………そう言ってる輝夜もねむそうだ………。ハッ!?これはまさか………隣を見ると、幸古は輝夜の方へ少しずつ、寄っていっていた。………文ほどではないが、輝夜も結構美人の類に入る。ということは………

「輝夜!!!幸古から逃げろ!」

「?」

「いいから、はやく!」

「分かったわぁ…」

「はぁ…………幸古、バカか…………」

 今度、幸古にはお仕置きしないとな………

「ふわぁーーーー……………桐?どうしたんですかぁ?」

「!(やばい、間に合え!)」

 どうしよう、文を忘れてた!やばい、やばすぎる!!

 俺は、全速力で、文を抱き締めた。その次の瞬間、幸古がさっきまで文のいた位置にいた。

「!? き、桐?何が起きたんですか?」

「大丈夫だから、文。じっとしてろ。」

「は、はい。」

「……………ハッ!?僕は一体何を!?」

「気付いたか、幸古。おまえのその寝起きの悪さは、どうにかしてほしいな。」

「ご、ごめん………。」

「まあ、気にすることはない。俺も同じようなものだしな。……………朝、起きたら文を起すの、俺の無意識でやってる癖だからな……………。」

「そ、そっか…………。」

 こうして、俺達の都でのくらしが、始まった。

はい!作者のさきです!  9回更新チャレンジ  9回中、5回目
うぁーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!もう、無理です!寝ないといけません!チャレンジ失敗、です……………でも、1日に5回も更新しましたよ……………はぁ。来年も、まだこのシリーズが続いていたら、チャレンジしたいと思います!今回は設定なしです。
 文チルの日、楽しかったです!ありがとうございました!
<2016/07/09 21:38 さき>消しゴム
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