※この話は、閲覧数50回を記念した、特別番外編です。本編には、あまり関係のない話となっておりますので、とばしていただいても結構ですので、お願い致します。
※時系列は、都にくる前の、人里にいたころとなります。
・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・
※少しだけネタバレ用素がありますが、本編にはあまり関わらないと思います
※5000字を越えてしまいました……結構読むの大変だと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◇◆文視点◆◇
『♪~~♪♪~~♪~』
私は今、お菓子をつくってます♪………というのも、もとはといえば幸古のせいですねー。
幸古は、『幸狐亭』という甘味処をしています。私はそこのお手伝いを桐に頼まれて、接客してました。
*回想中*
「いらっしゃいませ!ご注文はお決まりでしょうか?」
「う~ん、これと、これにしようかな。よろしく、文ちゃん。」
「はい!かしこまりました!」
今の方は、幸狐亭の常連さんで、いつもきてくださる方です。………だいぶ私も慣れてきて、常連さんの顔も覚えてしまいました。
「幸古ーーーー!これとこれ、よろしくお願いしまーす!」
「はーーーい!」
◆◆◇5分後◇◆◆
「文ーー!できたよーーー!」
「はーーい!」
「お待たせしましたーーー!ご注文の品です!どうぞ!」
「おぉーーーありがとう、文ちゃん。………………そう言えば、文ちゃんって、料理作れるのかい?」
「はい、料理くらいなら、作れますよー。毎日作ってますからねー。」
「へぇー、そうなのかー。それじゃ、文ちゃんもこの店で料理出したらどうだい?」
「そうですねぇ、考えてみますね。」
そのことを、幸古に伝えたら………
「いいねー。僕も文の料理、食べたいなー。うん、新メニュー決定だね!」
と、なりました…………。
何故か、今日、私のメニューがでてから、お客様が増えたのは、気のせいですね………。うん……。
「文ーーー!俺にもくれーー!」
「ふぇ!?桐ですか!?さっき朝ご飯、食べたばっかでしょう?」
「でも、文の作るご飯、とっても美味いから~!」
「////そ、そうですか…♡」
桐に言われると、照れちゃいますっ…………
「文ー、幸古はどこだー?」
「たぶん、接客中ですよ。最近、この商品が一番売れてるみたいですからねぇ…………。」
何故でしょうね…?
「!………………(ライバルだな…………)」
「………桐?どうしましたか?」
どこか具合でも悪いんでしょうか……?
「………なんでもない………(でも、俺は毎日文の手料理を食べてるからな!)」
「そう、ですか。良かったです。」
「それじゃ、俺、幸古の所に行くから。」
「はい、分かりました。」
一体、桐は何しに来たんでしょう?
しばらくすると、店内に黄色い歓声が響きました。私は、何があったのか、気になって、調理室から出ました。
すると、そこでは、幸古がお菓子作りを里の方々に教えていました。
「! 文!丁度良かった!代わりに講師頼んだ!」
と、言い、幸古はどこかへ行ってしまいました。
「えっ!?ちょ、ちょっと幸古!待ってくださ、い………………はぁ。」
*回想終了*
と、いうことがありました………。
…………幸古のバカ…………………最低です………
まぁ、里の方々は悪くないですから、しっかり教えないと………
「えーっとですね、まずは、大福餅を作ります。作り方は、まず、よくついたお餅の中に、こし餡を入れて包み、次に、形を整えて、完成です。できたものは、自分の家に持って帰って食べてください。今食べることもできますよ。」
参加者全員が作り終えた頃になって、ようやく、幸古が戻ってきました……桐をつれて。
「おっ!文、終わったみたいだな。丁度良かった。………今曰は何の曰か知ってるか?」
「…………何の日ですか?」
「今日はなぁ……………………………………………文、お前の誕生日だぞ!『ぎゅうっ』」
「…………………桐だけ、ずるい………」
「……………えっ?………ちょっ、桐……………………私の誕生日、今日、でしたか?………」
「文……………忘れてたのか?………………俺が忘れる訳、ないだろ?ほら、プレゼント。」
「////…き、桐………………ありがとう……」
「2人とも……………………………僕を忘れないでえっ!!!」
「「ひゃあ!?(わあっ!?)」」
幸古が突進してきて、私と桐の体は横へ飛ばされました。そしてそのまま、私は気を失いました。
◇◆桐視点◆◇
『ドッターン!』
「うっ……………痛……………………………文……大丈夫か………………………文!」
どうやら、俺と文は、幸古に突き飛ばされ、倒れているようだ。一応、飛ばされる時に、文を抱きかかえたし、座布団の上に倒れたので、径我はしていないと思う。だが…………………返事がなかった。それの意味することは1つ。気絶しているということだ。
「文っ!文っ!………………幸古………『ニコッ(黒)』…………シネ………………………」
「え!?き、桐!?ご、ごめん!?ゆ、ゆるしてえ!!!もう、しないからあっ!!!」
「…………ワカった………次、文に手ぇ出したら、コ、ロ、ス、からな……………!!!」
結局、文が起きたのは、夕方だった。…………それまで何してたかって?それはだな…………文の……………やっぱり、ヒ、ミ、ツ、だ☆
◇◆文視点◆◇
「……………き、り?……」
目を開けた私の目の前にあったのは、桐の顔でした……。
「………!……文……………どこも、痛くないか?大丈夫、か?」
「………今って、何時、ですか?」
「……4時、20分だ……………」
「……………桐………………何が、あったんですか?」
「うーんとな……えっと…そこの、バカ幸古に突き飛ばされたんだ………それで、えっと、そのな………」
「桐…………『ぎゅうっ』桐は、大丈夫、ですか…?」
「////あ、あぁ、俺は大丈夫。」
「そうですか。良かった………」
「文………改めて、誕生日、おめでとう。これからも、ずっと、ずっと、よろしく………!」
「ありがとう…………桐……!」
……貴方に祝ってもらえるだけで、幸せですって、言ったら桐はどうするんでしょうか……………………………
……………………これからも、ずっと、ずっと、私の誕生日を、私の傍で、お祝いしてくださいね…………………
◇◆桐視点◆◇
「………………文、ごめん………………………………でも、2人共、僕を無視しないで!!!!!『ギュウッ』」
…………?……『ギュウッ』?……………………幸古!後悔しても、もうオソイ……………………………!……
「こ、幸古…………締め付けられると…………………苦しい、です…………………」
「! ご、ごめん!つい……………」
…………ツイ?………………ソレデモ……………!!!……………キエロ……………………
「…………幸古……………………」
「ひ、ご、ごめん、なさいぃっ!ゅ、ゆる、してぇ…………」
「桐?幸古が、こわがってます、よ?ふぇ?ちょっ!桐!?//////////」
俺は文を抱きかかえた。……………もちろん、お姫様抱っこだ…………
「……文は………誰にも渡さねぇっ!!!」
「ふえっ?…き、きり////////////」
「ぅわぁ~~~~ん…ゆるしてぇ~~~~~~~~~~~!」
「//////きりぃ…………『ぎゅぅ』………」
文……………か、わ、い、ぃ…………………やっぱり、俺のものに………………でも、文は絶対…………………
「………ユルす……………そのかわり…………………無視されてても入ってくんな………………」
「わ、分かったよ………………………その…………僕からもプレゼント……………はい……………あげる………」
「……こうこ?これは何ですか?」
「うーんと…………お菓子だよ…………『ケーキ』っていうんだけど……………食べてみて……」
? ケーキ?この時代にケーキはなかったと思うが、まさか……………いや、でも、文は知らなかったから……
「……!…………………幸古…………………美味しい…です…………………!『ニコッ』」
かわいいぃっ!あやぁっ!
「ホント?良かった…………また今度、作り方教えるね!………ぁっ!も、もちろん桐も一諸だよ!」
……なら、いいぞ………………
「ありがとうございます!幸古!」
◇◇後日談◇◇
今日は、この間の謎のケーキの作り方を文と一諸に幸古に教えてもらいに来た。まぁ、俺が来たのは、聞きたいことがあるからだが………
「………幸古、ちょっと来てくれ。」
「いいよー。」
「早速だが、幸古。お前は………『転生者』か?」
「………………………な、なんで分かったの!?………」
「だって、ケーキなんて、現代にしかないだろ。」
「そ、そっか……………まさか、桐は………?」
「転生者だ…………………だが、俺の場合、少し事情が違う。………幸古。『東方project』知ってるか?」
「……し、知ってるよ………………ここ、幻想郷になる前の幻想郷だよね…………。」
「あぁ。そうだ。俺は、日本で人として死に、また、人として生まれ変わったらしい。というのも、転生前に会った神に、そう言われたからな………。1度生まれ変わった俺は、事故で転生し、この世界で鴉天狗として生まれた。
まぁ、転生して、古代スタートして、成り行きで文と友達になって…………まあ、人間だった頃から、少しオタクぎみだったし、嫁は文だったけどなっ!!!絶対、わざとじゃないぞ!偶然だ!」
「………なるほど…………僕は、転生する前は、人で、半ニート状能だった。誰かを庇って転生して………妖狐になった。もちろん、嫁は、文だな………。向こうにいた時から好きだったけど、こっちに来て、かわいい文も見れて、もっと好きになった…。まあ、桐には勝てないだろうし、文の親友でいるよ…。あと、輝夜も嫁だな…。文ほどじゃないけど、かわいいし、きれいだし。ニートだから話も合いそうだ……。」
「「この世はかわいいが正義だぜ!!」」
よし、そろったな…………それにしてもコイツ!コイツまで………あややファンなんてーーーー!!!
「文はお前なんかに渡さねぇからな!!!文は………俺のものだぁ!!!」
「桐ー!やっと見つけましたぁ!………?…2人共、どうかしたんです、か?」
「『ぎゅっ』文…どこから、聞いてた…?」
「////き、きり?何か、話してたんですか?」
「文……………とっても、大事なことを話してたんだ。今から続きを話すから、先に家に戻っててくれるか?」
「………桐…一諸にいちゃ、ダメ、ですか?////」
……俺は、文のウルウルの瞳 上目使い しがみつくにより、心刻なダメージを負った……………
「あ、文……俺もずっと一諸にいたい、けど、大事な話、なんだ…////」
「…………分かり、ました…それじゃ、先に帰りますね……?」
「……文……ごめんな…………気を付けて………」
「……………はい………」
………嫌な予感がする……。
「幸古………続きを話そう。問題は…………ここはまだ、幻想郷じゃない。紫がどこにいるかも分からない…。たぶん、まだ輝夜の迎えも来ていないんじゃないか?………文は原作キャラの1人だ。早く、妖怪の山に行かないといけない………幸古はどうする?一応幸古も妖怪だ。つれて行こうと思えばつれていけるが…………」
「…………僕は、輝夜の所に行こうかな…………そうすれば、幻想郷ができる時に、また一諸になれる。」
「……そうだな………。」
「店に戻ろう。」
「あぁ。」
*移動中*
「はぁ、着いた………」
『バシッ!ビューッ!ドシッ!」
「?」
「桐君!幸古君!早く外に!」
「「はいっ!」」
店の外に出ると、そこでは、文が3体の妖怪相手に1人で戦っていた。戦況は、多数の方に少しだけ傾いている。
「文っ!」
「桐っ!きゃっ!『ガシッ』」
「もう大丈夫だからな。俺が文を守るから…!」
はぁっ!!!グッ。よし、あと1人になった。
「はあぁっ!」
俺は、文の起こした風に、自分の嵐を加え、風を大きくしていく。
「とどめだっ!」
「はいっ!」
『ビュオーォオーー』
俺と文の渾身の一撃は、妖怪を粉々にくだいた。
「はぁ、はぁ、はぁ…………文。大丈夫か?径我とかしてないか……?」
「はぁ、はぁ、桐………大丈夫です…ありがとう……!」
「文…ごめんな?俺が文を帰さなければ、こんなことには………」
「桐、私がいなければ、里の人々達は、襲われてたんです。だから、だから……」
「文……『ギュッ』文は………優しいんだな………」
「////桐……」
人々を救えた時の文の笑顔は、かわいくて、きれいで、そして―――――とても輝いていた。
※時系列は、都にくる前の、人里にいたころとなります。
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※少しだけネタバレ用素がありますが、本編にはあまり関わらないと思います
※5000字を越えてしまいました……結構読むの大変だと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◇◆文視点◆◇
『♪~~♪♪~~♪~』
私は今、お菓子をつくってます♪………というのも、もとはといえば幸古のせいですねー。
幸古は、『幸狐亭』という甘味処をしています。私はそこのお手伝いを桐に頼まれて、接客してました。
*回想中*
「いらっしゃいませ!ご注文はお決まりでしょうか?」
「う~ん、これと、これにしようかな。よろしく、文ちゃん。」
「はい!かしこまりました!」
今の方は、幸狐亭の常連さんで、いつもきてくださる方です。………だいぶ私も慣れてきて、常連さんの顔も覚えてしまいました。
「幸古ーーーー!これとこれ、よろしくお願いしまーす!」
「はーーーい!」
◆◆◇5分後◇◆◆
「文ーー!できたよーーー!」
「はーーい!」
「お待たせしましたーーー!ご注文の品です!どうぞ!」
「おぉーーーありがとう、文ちゃん。………………そう言えば、文ちゃんって、料理作れるのかい?」
「はい、料理くらいなら、作れますよー。毎日作ってますからねー。」
「へぇー、そうなのかー。それじゃ、文ちゃんもこの店で料理出したらどうだい?」
「そうですねぇ、考えてみますね。」
そのことを、幸古に伝えたら………
「いいねー。僕も文の料理、食べたいなー。うん、新メニュー決定だね!」
と、なりました…………。
何故か、今日、私のメニューがでてから、お客様が増えたのは、気のせいですね………。うん……。
「文ーーー!俺にもくれーー!」
「ふぇ!?桐ですか!?さっき朝ご飯、食べたばっかでしょう?」
「でも、文の作るご飯、とっても美味いから~!」
「////そ、そうですか…♡」
桐に言われると、照れちゃいますっ…………
「文ー、幸古はどこだー?」
「たぶん、接客中ですよ。最近、この商品が一番売れてるみたいですからねぇ…………。」
何故でしょうね…?
「!………………(ライバルだな…………)」
「………桐?どうしましたか?」
どこか具合でも悪いんでしょうか……?
「………なんでもない………(でも、俺は毎日文の手料理を食べてるからな!)」
「そう、ですか。良かったです。」
「それじゃ、俺、幸古の所に行くから。」
「はい、分かりました。」
一体、桐は何しに来たんでしょう?
しばらくすると、店内に黄色い歓声が響きました。私は、何があったのか、気になって、調理室から出ました。
すると、そこでは、幸古がお菓子作りを里の方々に教えていました。
「! 文!丁度良かった!代わりに講師頼んだ!」
と、言い、幸古はどこかへ行ってしまいました。
「えっ!?ちょ、ちょっと幸古!待ってくださ、い………………はぁ。」
*回想終了*
と、いうことがありました………。
…………幸古のバカ…………………最低です………
まぁ、里の方々は悪くないですから、しっかり教えないと………
「えーっとですね、まずは、大福餅を作ります。作り方は、まず、よくついたお餅の中に、こし餡を入れて包み、次に、形を整えて、完成です。できたものは、自分の家に持って帰って食べてください。今食べることもできますよ。」
参加者全員が作り終えた頃になって、ようやく、幸古が戻ってきました……桐をつれて。
「おっ!文、終わったみたいだな。丁度良かった。………今曰は何の曰か知ってるか?」
「…………何の日ですか?」
「今日はなぁ……………………………………………文、お前の誕生日だぞ!『ぎゅうっ』」
「…………………桐だけ、ずるい………」
「……………えっ?………ちょっ、桐……………………私の誕生日、今日、でしたか?………」
「文……………忘れてたのか?………………俺が忘れる訳、ないだろ?ほら、プレゼント。」
「////…き、桐………………ありがとう……」
「2人とも……………………………僕を忘れないでえっ!!!」
「「ひゃあ!?(わあっ!?)」」
幸古が突進してきて、私と桐の体は横へ飛ばされました。そしてそのまま、私は気を失いました。
◇◆桐視点◆◇
『ドッターン!』
「うっ……………痛……………………………文……大丈夫か………………………文!」
どうやら、俺と文は、幸古に突き飛ばされ、倒れているようだ。一応、飛ばされる時に、文を抱きかかえたし、座布団の上に倒れたので、径我はしていないと思う。だが…………………返事がなかった。それの意味することは1つ。気絶しているということだ。
「文っ!文っ!………………幸古………『ニコッ(黒)』…………シネ………………………」
「え!?き、桐!?ご、ごめん!?ゆ、ゆるしてえ!!!もう、しないからあっ!!!」
「…………ワカった………次、文に手ぇ出したら、コ、ロ、ス、からな……………!!!」
結局、文が起きたのは、夕方だった。…………それまで何してたかって?それはだな…………文の……………やっぱり、ヒ、ミ、ツ、だ☆
◇◆文視点◆◇
「……………き、り?……」
目を開けた私の目の前にあったのは、桐の顔でした……。
「………!……文……………どこも、痛くないか?大丈夫、か?」
「………今って、何時、ですか?」
「……4時、20分だ……………」
「……………桐………………何が、あったんですか?」
「うーんとな……えっと…そこの、バカ幸古に突き飛ばされたんだ………それで、えっと、そのな………」
「桐…………『ぎゅうっ』桐は、大丈夫、ですか…?」
「////あ、あぁ、俺は大丈夫。」
「そうですか。良かった………」
「文………改めて、誕生日、おめでとう。これからも、ずっと、ずっと、よろしく………!」
「ありがとう…………桐……!」
……貴方に祝ってもらえるだけで、幸せですって、言ったら桐はどうするんでしょうか……………………………
……………………これからも、ずっと、ずっと、私の誕生日を、私の傍で、お祝いしてくださいね…………………
◇◆桐視点◆◇
「………………文、ごめん………………………………でも、2人共、僕を無視しないで!!!!!『ギュウッ』」
…………?……『ギュウッ』?……………………幸古!後悔しても、もうオソイ……………………………!……
「こ、幸古…………締め付けられると…………………苦しい、です…………………」
「! ご、ごめん!つい……………」
…………ツイ?………………ソレデモ……………!!!……………キエロ……………………
「…………幸古……………………」
「ひ、ご、ごめん、なさいぃっ!ゅ、ゆる、してぇ…………」
「桐?幸古が、こわがってます、よ?ふぇ?ちょっ!桐!?//////////」
俺は文を抱きかかえた。……………もちろん、お姫様抱っこだ…………
「……文は………誰にも渡さねぇっ!!!」
「ふえっ?…き、きり////////////」
「ぅわぁ~~~~ん…ゆるしてぇ~~~~~~~~~~~!」
「//////きりぃ…………『ぎゅぅ』………」
文……………か、わ、い、ぃ…………………やっぱり、俺のものに………………でも、文は絶対…………………
「………ユルす……………そのかわり…………………無視されてても入ってくんな………………」
「わ、分かったよ………………………その…………僕からもプレゼント……………はい……………あげる………」
「……こうこ?これは何ですか?」
「うーんと…………お菓子だよ…………『ケーキ』っていうんだけど……………食べてみて……」
? ケーキ?この時代にケーキはなかったと思うが、まさか……………いや、でも、文は知らなかったから……
「……!…………………幸古…………………美味しい…です…………………!『ニコッ』」
かわいいぃっ!あやぁっ!
「ホント?良かった…………また今度、作り方教えるね!………ぁっ!も、もちろん桐も一諸だよ!」
……なら、いいぞ………………
「ありがとうございます!幸古!」
◇◇後日談◇◇
今日は、この間の謎のケーキの作り方を文と一諸に幸古に教えてもらいに来た。まぁ、俺が来たのは、聞きたいことがあるからだが………
「………幸古、ちょっと来てくれ。」
「いいよー。」
「早速だが、幸古。お前は………『転生者』か?」
「………………………な、なんで分かったの!?………」
「だって、ケーキなんて、現代にしかないだろ。」
「そ、そっか……………まさか、桐は………?」
「転生者だ…………………だが、俺の場合、少し事情が違う。………幸古。『東方project』知ってるか?」
「……し、知ってるよ………………ここ、幻想郷になる前の幻想郷だよね…………。」
「あぁ。そうだ。俺は、日本で人として死に、また、人として生まれ変わったらしい。というのも、転生前に会った神に、そう言われたからな………。1度生まれ変わった俺は、事故で転生し、この世界で鴉天狗として生まれた。
まぁ、転生して、古代スタートして、成り行きで文と友達になって…………まあ、人間だった頃から、少しオタクぎみだったし、嫁は文だったけどなっ!!!絶対、わざとじゃないぞ!偶然だ!」
「………なるほど…………僕は、転生する前は、人で、半ニート状能だった。誰かを庇って転生して………妖狐になった。もちろん、嫁は、文だな………。向こうにいた時から好きだったけど、こっちに来て、かわいい文も見れて、もっと好きになった…。まあ、桐には勝てないだろうし、文の親友でいるよ…。あと、輝夜も嫁だな…。文ほどじゃないけど、かわいいし、きれいだし。ニートだから話も合いそうだ……。」
「「この世はかわいいが正義だぜ!!」」
よし、そろったな…………それにしてもコイツ!コイツまで………あややファンなんてーーーー!!!
「文はお前なんかに渡さねぇからな!!!文は………俺のものだぁ!!!」
「桐ー!やっと見つけましたぁ!………?…2人共、どうかしたんです、か?」
「『ぎゅっ』文…どこから、聞いてた…?」
「////き、きり?何か、話してたんですか?」
「文……………とっても、大事なことを話してたんだ。今から続きを話すから、先に家に戻っててくれるか?」
「………桐…一諸にいちゃ、ダメ、ですか?////」
……俺は、文のウルウルの瞳 上目使い しがみつくにより、心刻なダメージを負った……………
「あ、文……俺もずっと一諸にいたい、けど、大事な話、なんだ…////」
「…………分かり、ました…それじゃ、先に帰りますね……?」
「……文……ごめんな…………気を付けて………」
「……………はい………」
………嫌な予感がする……。
「幸古………続きを話そう。問題は…………ここはまだ、幻想郷じゃない。紫がどこにいるかも分からない…。たぶん、まだ輝夜の迎えも来ていないんじゃないか?………文は原作キャラの1人だ。早く、妖怪の山に行かないといけない………幸古はどうする?一応幸古も妖怪だ。つれて行こうと思えばつれていけるが…………」
「…………僕は、輝夜の所に行こうかな…………そうすれば、幻想郷ができる時に、また一諸になれる。」
「……そうだな………。」
「店に戻ろう。」
「あぁ。」
*移動中*
「はぁ、着いた………」
『バシッ!ビューッ!ドシッ!」
「?」
「桐君!幸古君!早く外に!」
「「はいっ!」」
店の外に出ると、そこでは、文が3体の妖怪相手に1人で戦っていた。戦況は、多数の方に少しだけ傾いている。
「文っ!」
「桐っ!きゃっ!『ガシッ』」
「もう大丈夫だからな。俺が文を守るから…!」
はぁっ!!!グッ。よし、あと1人になった。
「はあぁっ!」
俺は、文の起こした風に、自分の嵐を加え、風を大きくしていく。
「とどめだっ!」
「はいっ!」
『ビュオーォオーー』
俺と文の渾身の一撃は、妖怪を粉々にくだいた。
「はぁ、はぁ、はぁ…………文。大丈夫か?径我とかしてないか……?」
「はぁ、はぁ、桐………大丈夫です…ありがとう……!」
「文…ごめんな?俺が文を帰さなければ、こんなことには………」
「桐、私がいなければ、里の人々達は、襲われてたんです。だから、だから……」
「文……『ギュッ』文は………優しいんだな………」
「////桐……」
人々を救えた時の文の笑顔は、かわいくて、きれいで、そして―――――とても輝いていた。
