※この話は、戦闘シーンが含まれています。それでもいい方は、読んでくださるとうれしいです。
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◇◆桐視点◆◇
俺と文は今、空をとんでいる。
目的地は『太陽の花畑』。今は夏だし、向日葵も咲いているはずだ。………心配事もある、が。
「? 桐、あれは何ですか?」
そう言い、文が指を差した先にあったもの、それは…………
「太陽の花畑……………文!降りるぞっ!」
「あれが………はい、行きましょうっ!」
*太陽の花畑*
「わぁ………………綺麗、ですっ…………」
花畑に着いた俺達を迎えてくれたのは、たくさんの美しい向日葵だった。…………もう来たか……………………
「……………うふふっ、ありがとう。この子達も喜んでるわ……」
その人は、若草色の髪に、赤い瞳をしていて……………………
「……!?……………あの、すいません、貴女はどなたですか?…………………私は、射命丸 文と言います。」
さすが文。しっかり自分から名乗れている。
「あら、ごめんなさい。久方ぶりのお客様なものだから…つい、忘れてたわ。私の名前は、風見 幽香(かざみ ゆうか)よ。……………それにしても、珍しいわね……………人間でさえ来ない、この花畑に、人間ではなく、妖怪が来る、というのは。余程の物好きね………」
………やっぱり、強いな。俺達に気配を消して近付き、俺達が妖怪だということに気付く……………
「そんなことない。この花達は必死に咲こうとしている。その美しさを分かっていない、人々がいけないのさ……俺は、紅葉山 桐。文の友人で、幼馴染みだ。」
「ふふっ、面白い事を言う妖怪もいるのね………………私と闘わない?もちろん殺しはしないわよ。」
「……桐?…………………」
「………………………それで、文に手を出さないなら。」
「…………なるほど、そういうことね……………………いいわ。ルールはなし。能力も使っていいわ。」
◆◇文視点◇◆
「ひゃっ……………桐……………頑張って、ください……………」
風見さんの説明が終わった瞬間に、2人の姿は、上空へと移動した。
桐は能力で、雷を降らせる。風見さんは空中なのに、スイスイと移動し、その攻撃をひらりと翻す。雷は花畑に落ちるが、花にはダメージが全くない。きっと、結界か何かが張ってあるんだろう。
桐の攻撃が止まるが、風見さんは、掠り傷一つ負っていない。風見さんが攻撃する。日傘を使い、手足を使い…………10回程の攻撃で、桐はボロボロになってしまい、頬や腕、胴体などから、少しずつ血が出ている。それでも桐はまだ立っている……………
「……っ!桐、もう、やめて、くださいっ!」
「……文……………ごめん、もう無理っ!………………」
桐が落ちてくる。私は桐を受け止めて、桐の怪我の治療をする。
「あら、ごめんなさい。私としたことが………やりすぎたみたいね…………………それにしても、彼、強いのね。私の攻撃を受けて立ってる生物、初めて見たわ。」
「………風見さん。桐、大丈夫でしょうか……」
「うーん、骨折とかしてないし、3日あったら、完活すると思うわよ。」
「………………よかった……」
「………怪我人は寝てないとね。私の家に来なさい。ここに2ヵ月の滞在許可を許すわ。」
「ありがとうございます!」
風見さんの家の客室で、私は桐を見ながら、こんな事を考える。
桐、すごくかっこよかったですよ。すごかったです…………私だったら、たぶん、風見さんの攻撃1回で再起不能ですよ…………
たぶん、今の私の顔は少し赤いだろう。
「っ!…文…………!」
「桐!大丈夫ですか?痛かったら、我慢してください。あと3日くらいで完治するそうですから!…………あっ、そうでした。桐。風見さんから滞在許可を頂きました。2ヵ月、ここにいていいそうですよ。」
「そっか……文は怪我とかしてないか?」
「私なら大丈夫ですよ。私の心配よりも、桐の心配をした方がいいです。」
◆◇桐視点◇◆
「俺よりも、文の方が大事だから………『ぎゅっ』」
俺は寝具から出て文を抱き締め、文の頭を撫でる。
「//////// 私は、私よりも桐のが大事ですっ!」
「心配させてごめん、文。」
「//// うぅっ、反則ですよぅ………」
正直言うと、顔がまっ赤の文が可愛いくて、手を放したくないけど、くっついてると、暑いし、少しだけ傷が痛む。しょうがない。
しばらく、これからの事とかを喋ってたけど、幽香さんが入ってきた。
「桐でいいかしら?さっきはごめんなさい。久しぶりに本気を出すところだったわ。本題に入るわね。貴方達は何をしにここに来たの?返答によっては………」
「うーんと、都から旅をしてて、妖怪の山を目指してる。で、ついでに寄ってから行こうかと思って。」
「あら、ならいいわ。貴方気に入ったし。」
「それ、どういう意味ですか?」
嘘だろ…………文が、やきもちやいてる…………うおぉ!これは…………レアだっ!目に焼き付けなくては!
「? あぁ、そうだったわね。フフッ、貴女の思ってるような意味じゃないわよ。」
「…………////// そ、そうですかっ!」
「…………話についてけてないの、俺だけか?」
「//// き、桐はそれでいいですっ!」
「はぁ……」
それから、小一時間。俺のついていけない女子の話が終わるまでかかった。
幽香が帰り、今は文と俺の2人だ。前までは幸古もいたけどな………………………
「桐…………ねむい、ですぅ……………」
文が、甘えて、くる…………かわいいよ、文ちゃん…………………
「ふゎぁ………………すぅ、すぅ………………」
結果:文は寝ちゃった。……………俺の脚の上で。俺にしがみつきながら。…………どうしよう…………かわいいけど。幸せだけど。
「ぅん………んん………………」
かわいい。文見てたら、眠くなってきた。よし、文と寝よう。さぁ、夢の世界へレッツゴー!するはずだったのに……………寝るために目を瞑ると、幽香が来た。
「はぁ……………いいわねぇ……………幸せそうで……………ほんっとずるいわぁ……………はぁ………………」
つまり、幽香は俺達を見て、羨ましいと思ったんだろう。うん、眠気がふっとんだ。いいなぁ、文。俺も寝たかった。俺が動くと、文が起きちゃうし……………まぁ、文のこの幸せそうな顔を見られただけ良かったな♡
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◇◆桐視点◆◇
俺と文は今、空をとんでいる。
目的地は『太陽の花畑』。今は夏だし、向日葵も咲いているはずだ。………心配事もある、が。
「? 桐、あれは何ですか?」
そう言い、文が指を差した先にあったもの、それは…………
「太陽の花畑……………文!降りるぞっ!」
「あれが………はい、行きましょうっ!」
*太陽の花畑*
「わぁ………………綺麗、ですっ…………」
花畑に着いた俺達を迎えてくれたのは、たくさんの美しい向日葵だった。…………もう来たか……………………
「……………うふふっ、ありがとう。この子達も喜んでるわ……」
その人は、若草色の髪に、赤い瞳をしていて……………………
「……!?……………あの、すいません、貴女はどなたですか?…………………私は、射命丸 文と言います。」
さすが文。しっかり自分から名乗れている。
「あら、ごめんなさい。久方ぶりのお客様なものだから…つい、忘れてたわ。私の名前は、風見 幽香(かざみ ゆうか)よ。……………それにしても、珍しいわね……………人間でさえ来ない、この花畑に、人間ではなく、妖怪が来る、というのは。余程の物好きね………」
………やっぱり、強いな。俺達に気配を消して近付き、俺達が妖怪だということに気付く……………
「そんなことない。この花達は必死に咲こうとしている。その美しさを分かっていない、人々がいけないのさ……俺は、紅葉山 桐。文の友人で、幼馴染みだ。」
「ふふっ、面白い事を言う妖怪もいるのね………………私と闘わない?もちろん殺しはしないわよ。」
「……桐?…………………」
「………………………それで、文に手を出さないなら。」
「…………なるほど、そういうことね……………………いいわ。ルールはなし。能力も使っていいわ。」
◆◇文視点◇◆
「ひゃっ……………桐……………頑張って、ください……………」
風見さんの説明が終わった瞬間に、2人の姿は、上空へと移動した。
桐は能力で、雷を降らせる。風見さんは空中なのに、スイスイと移動し、その攻撃をひらりと翻す。雷は花畑に落ちるが、花にはダメージが全くない。きっと、結界か何かが張ってあるんだろう。
桐の攻撃が止まるが、風見さんは、掠り傷一つ負っていない。風見さんが攻撃する。日傘を使い、手足を使い…………10回程の攻撃で、桐はボロボロになってしまい、頬や腕、胴体などから、少しずつ血が出ている。それでも桐はまだ立っている……………
「……っ!桐、もう、やめて、くださいっ!」
「……文……………ごめん、もう無理っ!………………」
桐が落ちてくる。私は桐を受け止めて、桐の怪我の治療をする。
「あら、ごめんなさい。私としたことが………やりすぎたみたいね…………………それにしても、彼、強いのね。私の攻撃を受けて立ってる生物、初めて見たわ。」
「………風見さん。桐、大丈夫でしょうか……」
「うーん、骨折とかしてないし、3日あったら、完活すると思うわよ。」
「………………よかった……」
「………怪我人は寝てないとね。私の家に来なさい。ここに2ヵ月の滞在許可を許すわ。」
「ありがとうございます!」
風見さんの家の客室で、私は桐を見ながら、こんな事を考える。
桐、すごくかっこよかったですよ。すごかったです…………私だったら、たぶん、風見さんの攻撃1回で再起不能ですよ…………
たぶん、今の私の顔は少し赤いだろう。
「っ!…文…………!」
「桐!大丈夫ですか?痛かったら、我慢してください。あと3日くらいで完治するそうですから!…………あっ、そうでした。桐。風見さんから滞在許可を頂きました。2ヵ月、ここにいていいそうですよ。」
「そっか……文は怪我とかしてないか?」
「私なら大丈夫ですよ。私の心配よりも、桐の心配をした方がいいです。」
◆◇桐視点◇◆
「俺よりも、文の方が大事だから………『ぎゅっ』」
俺は寝具から出て文を抱き締め、文の頭を撫でる。
「//////// 私は、私よりも桐のが大事ですっ!」
「心配させてごめん、文。」
「//// うぅっ、反則ですよぅ………」
正直言うと、顔がまっ赤の文が可愛いくて、手を放したくないけど、くっついてると、暑いし、少しだけ傷が痛む。しょうがない。
しばらく、これからの事とかを喋ってたけど、幽香さんが入ってきた。
「桐でいいかしら?さっきはごめんなさい。久しぶりに本気を出すところだったわ。本題に入るわね。貴方達は何をしにここに来たの?返答によっては………」
「うーんと、都から旅をしてて、妖怪の山を目指してる。で、ついでに寄ってから行こうかと思って。」
「あら、ならいいわ。貴方気に入ったし。」
「それ、どういう意味ですか?」
嘘だろ…………文が、やきもちやいてる…………うおぉ!これは…………レアだっ!目に焼き付けなくては!
「? あぁ、そうだったわね。フフッ、貴女の思ってるような意味じゃないわよ。」
「…………////// そ、そうですかっ!」
「…………話についてけてないの、俺だけか?」
「//// き、桐はそれでいいですっ!」
「はぁ……」
それから、小一時間。俺のついていけない女子の話が終わるまでかかった。
幽香が帰り、今は文と俺の2人だ。前までは幸古もいたけどな………………………
「桐…………ねむい、ですぅ……………」
文が、甘えて、くる…………かわいいよ、文ちゃん…………………
「ふゎぁ………………すぅ、すぅ………………」
結果:文は寝ちゃった。……………俺の脚の上で。俺にしがみつきながら。…………どうしよう…………かわいいけど。幸せだけど。
「ぅん………んん………………」
かわいい。文見てたら、眠くなってきた。よし、文と寝よう。さぁ、夢の世界へレッツゴー!するはずだったのに……………寝るために目を瞑ると、幽香が来た。
「はぁ……………いいわねぇ……………幸せそうで……………ほんっとずるいわぁ……………はぁ………………」
つまり、幽香は俺達を見て、羨ましいと思ったんだろう。うん、眠気がふっとんだ。いいなぁ、文。俺も寝たかった。俺が動くと、文が起きちゃうし……………まぁ、文のこの幸せそうな顔を見られただけ良かったな♡
