◆◇文視点◇◆
「んん……ふゎぁ…………………?」
………いつの間にか寝てたみたいです。
目を開けた私が見たものは………黒。よく考えると、顔、というか体が暖かいものに包まれています。
私が体の向きを変えようとすると、声が聞こえてきました。
「ぅぅん……………文…………………………」
桐の声です。なぜか、頭の上から聞こえます。どうやら、眠っているみたいです。――――――と、いうことは?………………//// あややややぁ、ど、どうしたら…?
うぅ……………たぶん、顔、まっ赤ですよぉ ////あやや………………
「……ぅぅ……………きり……………おきて………」
暑い、です………今、8月、ですよ…………………いくら薄手の浴衣でも、くっつくと暑いのだ。
◆◇桐視点◇◆
「……ふわぁ……………文…………………?……………汗が……………」
「ふえぇ………暑い、ですよぉ………………」
ヤバい。浴衣が汗を吸って、体に張りついている。ぴったりと。
「え、えっと、まずは風呂に入ろう。そうしないと気持ち悪いだろ。」
「うぅ、分かりました………………ひゃぅ!?」
文は、立ち上がろうとして、転んだ。顔から床へ落ちて行くところを、抱き寄せる。
「大丈夫か?ふらふらしてるぞ?ほら、乗れ。つれてくから。」
「嫌ですぅ、自分で行きます!それに、私が乗ると重いでしょう?」
………文が重かったら、世の中の物、全てが重くて持てなくなるぞ?
「はぁ、文、全然軽いから。早く乗ってくれ…………」
「……ぅぅ、分かりました…………」
今の姿勢は、おんぶ。文の顔が首の近くにあり、少し息がかかる。すごいドキドキする。
*移動中*
ふぅ、やっと着いた。風見幽香の家は、意外と広く、5分程かかった。
「よし、それじゃ、入るか……」
脱衣所で服を脱ぎ、タオルを巻く。いや、さすがにタオルは巻くぞ。
◇◇◇◆◇◇◇
「はぁ、さっぱりしたぁ………」
今は、風呂から出て、文の能力で髪を乾しているところだ。能力って、役に立つんだな……………
今の時刻は7時43分。もう寝た方がいいのか?でも、まだ少し早い気もする。まぁ、何か話せばいいか。
「………桐、妖怪の山って、どんなところですか?」
「……文、知りたいか?」
「もちろんです。」
「えっと、妖怪の山は、天狗のたくさんいる山だ。今は、鬼が治めているらしい。妖怪以外、住んでいないんだ。
そこでは、13歳から入れる、寺子屋という勉強するところがあるらしい。だから、そこに行こうと思うんだ。
家は、また作ればいいんだ。…………そうだ、向こうに着いたら、2つ家を作るから、別々の家に住もう。その方が文としてもいいだろう。とは言っても、寝るところが別になるだけだから。それ以外は変わらない。」
「………難しい、です。鬼って、何ですか?」
「全体的に身体能力、特に力が強く、優れていて、四天皇と、1人の頭の下、成り立っている種族のことだ。」
「………………つまり、逆えないんですね。」
「あぁ………」
時計を確認すると、時刻は丁度8時30分。これならもう寝てもよいだろう。
「文。もう寝ようか。」
「はい、そうですね。もう寝ましょう。」
「おやすみ、文。」
「おやすみなさい、桐。」
寝具に入り、目を閉じる。
2人の意識は、だんだんと遠のいて行った。
◆◆◆◇◆◆◆
いつも通りに起き、文を起こす。
いつも通りに文も起き、着賛える。
しかし、いつも通りではないこともある。そう、ここは『太陽の花畑』、そして、風見幽香の家の中なのだった。
「おはようございます、桐。」
「おはよう、文。」
「今日は何しますか?」
「うーん、散歩、かな。せっかく花畑に来たんだ。花を見ながら散歩だな。」
「楽しそうですね!向日葵の他には、どんな花があるんでしょう?」
という訳で、朝ご飯を食べた後、散歩している。
今は、コスモスが植えられたところへ来ており、コスモスは蕾になっていた。あと少しで開花するだろう。
幽香のオススメで、ダリアが見頃だということだった。ダリアの花畑へ行くと、美しい花が出迎えてくれた。
ダリアの花言葉は、「華麗」、「優雅」、「気品」などであり、とてもその言葉と合っていた。
その他にも、たくさんの花々が植えられており、幽香が植物を愛していることを、物語っていた。
「桐!すごい綺麗ですね!」
文がにっこりと笑う。すっごい輝いてるよ……ホンット文は可愛いなぁ……………
「うん、綺麗だ…………」
俺は文の方が綺麗だと思うよ。
「風見さんはすごいですね………」
「そうだな。これだけの量の花を育てれるのはすごいな。」
「あら、ありがとう。」
「はぁ、本当に気配しないんだよな……………」
「ですよね………。」
「癖なのよ。」
「そうなんですか。すごいです。」
「ふふ、ありがとう。でも、能力を使えば花を育てるのは、簡単なのよ。」
「能力か………」
能力でここまで………すごいな。
「そうだわ。欲しい花があったら、あげるわ。…………文さんにでも渡しなさい」
文に聞こえないように、小さな声で言われた。
花か、いいなぁ。
「うーん、少し考えさせてくれ。まだ全ての花を見てないし。」
「そう、分かったわ。」
文に似合いそうな花。きっと、綺麗な花なんだろうな……………
「んん……ふゎぁ…………………?」
………いつの間にか寝てたみたいです。
目を開けた私が見たものは………黒。よく考えると、顔、というか体が暖かいものに包まれています。
私が体の向きを変えようとすると、声が聞こえてきました。
「ぅぅん……………文…………………………」
桐の声です。なぜか、頭の上から聞こえます。どうやら、眠っているみたいです。――――――と、いうことは?………………//// あややややぁ、ど、どうしたら…?
うぅ……………たぶん、顔、まっ赤ですよぉ ////あやや………………
「……ぅぅ……………きり……………おきて………」
暑い、です………今、8月、ですよ…………………いくら薄手の浴衣でも、くっつくと暑いのだ。
◆◇桐視点◇◆
「……ふわぁ……………文…………………?……………汗が……………」
「ふえぇ………暑い、ですよぉ………………」
ヤバい。浴衣が汗を吸って、体に張りついている。ぴったりと。
「え、えっと、まずは風呂に入ろう。そうしないと気持ち悪いだろ。」
「うぅ、分かりました………………ひゃぅ!?」
文は、立ち上がろうとして、転んだ。顔から床へ落ちて行くところを、抱き寄せる。
「大丈夫か?ふらふらしてるぞ?ほら、乗れ。つれてくから。」
「嫌ですぅ、自分で行きます!それに、私が乗ると重いでしょう?」
………文が重かったら、世の中の物、全てが重くて持てなくなるぞ?
「はぁ、文、全然軽いから。早く乗ってくれ…………」
「……ぅぅ、分かりました…………」
今の姿勢は、おんぶ。文の顔が首の近くにあり、少し息がかかる。すごいドキドキする。
*移動中*
ふぅ、やっと着いた。風見幽香の家は、意外と広く、5分程かかった。
「よし、それじゃ、入るか……」
脱衣所で服を脱ぎ、タオルを巻く。いや、さすがにタオルは巻くぞ。
◇◇◇◆◇◇◇
「はぁ、さっぱりしたぁ………」
今は、風呂から出て、文の能力で髪を乾しているところだ。能力って、役に立つんだな……………
今の時刻は7時43分。もう寝た方がいいのか?でも、まだ少し早い気もする。まぁ、何か話せばいいか。
「………桐、妖怪の山って、どんなところですか?」
「……文、知りたいか?」
「もちろんです。」
「えっと、妖怪の山は、天狗のたくさんいる山だ。今は、鬼が治めているらしい。妖怪以外、住んでいないんだ。
そこでは、13歳から入れる、寺子屋という勉強するところがあるらしい。だから、そこに行こうと思うんだ。
家は、また作ればいいんだ。…………そうだ、向こうに着いたら、2つ家を作るから、別々の家に住もう。その方が文としてもいいだろう。とは言っても、寝るところが別になるだけだから。それ以外は変わらない。」
「………難しい、です。鬼って、何ですか?」
「全体的に身体能力、特に力が強く、優れていて、四天皇と、1人の頭の下、成り立っている種族のことだ。」
「………………つまり、逆えないんですね。」
「あぁ………」
時計を確認すると、時刻は丁度8時30分。これならもう寝てもよいだろう。
「文。もう寝ようか。」
「はい、そうですね。もう寝ましょう。」
「おやすみ、文。」
「おやすみなさい、桐。」
寝具に入り、目を閉じる。
2人の意識は、だんだんと遠のいて行った。
◆◆◆◇◆◆◆
いつも通りに起き、文を起こす。
いつも通りに文も起き、着賛える。
しかし、いつも通りではないこともある。そう、ここは『太陽の花畑』、そして、風見幽香の家の中なのだった。
「おはようございます、桐。」
「おはよう、文。」
「今日は何しますか?」
「うーん、散歩、かな。せっかく花畑に来たんだ。花を見ながら散歩だな。」
「楽しそうですね!向日葵の他には、どんな花があるんでしょう?」
という訳で、朝ご飯を食べた後、散歩している。
今は、コスモスが植えられたところへ来ており、コスモスは蕾になっていた。あと少しで開花するだろう。
幽香のオススメで、ダリアが見頃だということだった。ダリアの花畑へ行くと、美しい花が出迎えてくれた。
ダリアの花言葉は、「華麗」、「優雅」、「気品」などであり、とてもその言葉と合っていた。
その他にも、たくさんの花々が植えられており、幽香が植物を愛していることを、物語っていた。
「桐!すごい綺麗ですね!」
文がにっこりと笑う。すっごい輝いてるよ……ホンット文は可愛いなぁ……………
「うん、綺麗だ…………」
俺は文の方が綺麗だと思うよ。
「風見さんはすごいですね………」
「そうだな。これだけの量の花を育てれるのはすごいな。」
「あら、ありがとう。」
「はぁ、本当に気配しないんだよな……………」
「ですよね………。」
「癖なのよ。」
「そうなんですか。すごいです。」
「ふふ、ありがとう。でも、能力を使えば花を育てるのは、簡単なのよ。」
「能力か………」
能力でここまで………すごいな。
「そうだわ。欲しい花があったら、あげるわ。…………文さんにでも渡しなさい」
文に聞こえないように、小さな声で言われた。
花か、いいなぁ。
「うーん、少し考えさせてくれ。まだ全ての花を見てないし。」
「そう、分かったわ。」
文に似合いそうな花。きっと、綺麗な花なんだろうな……………
