◆◇幽香視点◇◆
「……………良かったわね………」
本当に、良かった…………。
2人の想いが届いて、その届ける方法は、花。うん、花達が喜んでるわ。
◆◇文視点◇◆
「ゆっ、幽香さん!?ぁ、ぁゃゃゃゃ…////////」
「ふふふ……幸せそうで何よりね。」
「…………ぁぁ………」
幽香さん、いつの間に………………
「はぁ、いいわねぇ。まだまだ子どもなのに、こんな恋愛。少しだけ羨ましいわ………」
………むぅ、子どもって言っても、私、12歳ですからねっ!12歳だったら、恋の1つや2つくらいしますよ!
「…………12歳って、そんな子ども?」
「そうよ~妖怪なんて、100歳でも子どもよ~。」
「ひゃ、ひゃく歳ですかっ!?」
ちなみに言うと、私達は人里にいたから、他の妖怪と時間の感覚が違うみたいで………
「う、うわー…………」
しわしわになった自分しか思い浮かばない…………桐もみたいですけど。
「え、えっと、じゃあ幽香さんは何歳ですか?」
「確か……125歳ね………まだ、子どもよ……」
10倍!?
「えっ…えええっ!?………………すいません………………」
……………………?………………
「……………桐…………………………」
「あぁ、文……………………」
桐が分かるという事は、大規模なものと言うこと…………
「幽香さん、嵐が来ます。今日中に。」
「? 嵐?今は晴れてるわよ?」
「はやく準備を!」
「…………分かったわ。」
風を操る私と、災害を操る桐が言うんだから、間違いない。
「文。被害は俺が抑えるから、文は幽香と部屋に入って待ってろ。………花は俺が守るって幽香に言っといてくれ。」
「でも!………「いいから早く!」………………分かりました…桐。怪我はしないで、戻ってきてくださいね?」
「……分かってる。」
桐。信じてますから……………
「…………………幽香さん、行きましょう。」
「ええ。」
◇◆桐視点◆◇
…………よし、文と幽香は行ったな………………
嵐の気配…………大きい。しかも雷雨まで……………
「よしっ!それじゃ、やるか!」
文達は俺が守る。何があっても絶対に。
まずは、嵐についている雷を消す。とは言っても、俺が避雷針になり、飛んで来た雷を吸収するんだけど。これすると、服が真っ黒こげになるんだよなぁ………
次に、雨雲を消す。これは簡単、雲の上まで行き、水を吸収し、川へ流す。川が近くてラッキーだった。
最後に嵐。これはいつもだったら、文が一瞬で消してくれるけど、今日は文なしで消さないと…………
嵐(台風)を消すには、嵐の中心、『目』という、何もない、まわりを嵐でかこまれた場所まで行き、風を操る必要がある。幸いにも、鴉天狗は、文程じゃないが、生まれた時から風を操れる。まずは、目に行かなくては………
目に行く方法 ・上空から ・嵐の中を通り抜ける
うん、上空から目に入ろう。………文は通り抜けちゃうけど。
と思って上空に行こうとしたら……通れなかった。なんじゃこりゃー!って言いたくなりそうだった。だって、考えてもみろ。成層圏まで続く風の壁。……うん、泣きそう。てな訳で、太陽の花畑に戻ってきました。
「うぅ、しょうがない。………俺そんなに服の賛え、持ってないのにな………」
よしっ!嵐の中へ、Let's go!
結果的には、服がボ口ボ口で、飛んだ途端に地面に激突。これは絶対あざができたな……………
もう一度、俺は飛び上がる。
はあ、やっと、着いた、ぞ。
「はあぁぁぁあぁあぁ!」
腕に力を込め、嵐を消すように念じる。よし、できた。
「あれ、力が……………」
嵐を消した途端、俺の体は崩れ落ちるようにして、頭から落ちていく。
あぁ、これはもう、ダメだな。
文、ごめん……………俺の意識は、最後に文の事を考え、奈落の底まで落ちて行った。
◆◇文視点◇◆
………風が、止んだ。桐が作業を始めて、時間にして約1時間半。しかし、自分の感覚では、半日がたった気がした。風が止んだと同時に、なにか………嫌な予感がした。
「幽香さん、私、外に行ってきます。幽香さんは、ここにいてください。」
「分かったわ。」
嫌な予感。虫の知らせと言うものかもしれない。まさか……
『バタン!』
勢い良く開け放ったドアから見たもの。それは……………
私は全速力で駆け抜ける。
”お願い、神様!どうか、どうか……………間に合って!”
天から落ちてくる速さは、私の速さよりも幾分かゆっくりだ。しかし、いかんせん距離が違いすぎる。
地面に着くまであと 100m。
落下地点に届くまであと 10km。
”お願いっ!お願いだからっ!届いてっ!”
その時、私はある事に気付いた。
”そうよ!【風】!私は、もっと、もっと速く、なれるっ!”
地面に着くまであと 10m。
【彼】との距離は 1km。
”もっと!もっと!もっと速くっ!このままじゃっ!もっと!もっと!風よっ!ふいてっ!”
このままじゃっ!減速が間に合わないっ!………………そうだ、私が、私が…………………
【彼】との距離は 0mm。
けれど減速が間に合わない。
地面に着くまで1m。
どれだけ頑張っても、落下速度は変わらない。
地面に着くまで10cm。
もう、地面に着いてしまう。私が彼に追いついてから、1秒もたってない。落下速度はとても速い。体を潰してしまう程。
私に彼は下敷きにできない。だったら私が………………
「…ぁ……ゃ……………」
「…桐っ!………ごめん、なさい………もう……」
もう、地面に…………
「文っ!」
『ぎゅっ』
次の瞬間……………………私と、地面の間に、旋風が巻き起こった。
「桐っ!」
私と彼は引き離されないように抱き締め合う。
「文……ごめん…………俺のせいで…………」
風が止む。再び落ちていく。しかし、今度はゆっくりと減速できる。
「桐……妖力、切れちゃってますよ。」
彼の妖力は、雀の涙程しか残っていなかった。
ゆっくりと、着地する。
「文………どうして……………」
「……そんなの、決まってます。私は貴方の事が好き、だからです…////」
「//// 文…ありがとう…………文がいなかったら、俺は…………」
「桐がいなかったら、私はもう、いなかった………」
桐が起きてくれなかったら、私は…………………
「桐、こっち向いてください。」
「? あゃ………!……」
『ちゅっ』
「ぷはっ..えへへ、妖力、これで回復できるんでしょう?////」
「//// えっ、あっ、そ、そうだな。」
………たしかに妖力が少し減ってる。
2人共無亊(桐はボロボロ)で、嵐が消えて良かった。それと、ちょっとだけ、嬉しかったですよ♪
「……………良かったわね………」
本当に、良かった…………。
2人の想いが届いて、その届ける方法は、花。うん、花達が喜んでるわ。
◆◇文視点◇◆
「ゆっ、幽香さん!?ぁ、ぁゃゃゃゃ…////////」
「ふふふ……幸せそうで何よりね。」
「…………ぁぁ………」
幽香さん、いつの間に………………
「はぁ、いいわねぇ。まだまだ子どもなのに、こんな恋愛。少しだけ羨ましいわ………」
………むぅ、子どもって言っても、私、12歳ですからねっ!12歳だったら、恋の1つや2つくらいしますよ!
「…………12歳って、そんな子ども?」
「そうよ~妖怪なんて、100歳でも子どもよ~。」
「ひゃ、ひゃく歳ですかっ!?」
ちなみに言うと、私達は人里にいたから、他の妖怪と時間の感覚が違うみたいで………
「う、うわー…………」
しわしわになった自分しか思い浮かばない…………桐もみたいですけど。
「え、えっと、じゃあ幽香さんは何歳ですか?」
「確か……125歳ね………まだ、子どもよ……」
10倍!?
「えっ…えええっ!?………………すいません………………」
……………………?………………
「……………桐…………………………」
「あぁ、文……………………」
桐が分かるという事は、大規模なものと言うこと…………
「幽香さん、嵐が来ます。今日中に。」
「? 嵐?今は晴れてるわよ?」
「はやく準備を!」
「…………分かったわ。」
風を操る私と、災害を操る桐が言うんだから、間違いない。
「文。被害は俺が抑えるから、文は幽香と部屋に入って待ってろ。………花は俺が守るって幽香に言っといてくれ。」
「でも!………「いいから早く!」………………分かりました…桐。怪我はしないで、戻ってきてくださいね?」
「……分かってる。」
桐。信じてますから……………
「…………………幽香さん、行きましょう。」
「ええ。」
◇◆桐視点◆◇
…………よし、文と幽香は行ったな………………
嵐の気配…………大きい。しかも雷雨まで……………
「よしっ!それじゃ、やるか!」
文達は俺が守る。何があっても絶対に。
まずは、嵐についている雷を消す。とは言っても、俺が避雷針になり、飛んで来た雷を吸収するんだけど。これすると、服が真っ黒こげになるんだよなぁ………
次に、雨雲を消す。これは簡単、雲の上まで行き、水を吸収し、川へ流す。川が近くてラッキーだった。
最後に嵐。これはいつもだったら、文が一瞬で消してくれるけど、今日は文なしで消さないと…………
嵐(台風)を消すには、嵐の中心、『目』という、何もない、まわりを嵐でかこまれた場所まで行き、風を操る必要がある。幸いにも、鴉天狗は、文程じゃないが、生まれた時から風を操れる。まずは、目に行かなくては………
目に行く方法 ・上空から ・嵐の中を通り抜ける
うん、上空から目に入ろう。………文は通り抜けちゃうけど。
と思って上空に行こうとしたら……通れなかった。なんじゃこりゃー!って言いたくなりそうだった。だって、考えてもみろ。成層圏まで続く風の壁。……うん、泣きそう。てな訳で、太陽の花畑に戻ってきました。
「うぅ、しょうがない。………俺そんなに服の賛え、持ってないのにな………」
よしっ!嵐の中へ、Let's go!
結果的には、服がボ口ボ口で、飛んだ途端に地面に激突。これは絶対あざができたな……………
もう一度、俺は飛び上がる。
はあ、やっと、着いた、ぞ。
「はあぁぁぁあぁあぁ!」
腕に力を込め、嵐を消すように念じる。よし、できた。
「あれ、力が……………」
嵐を消した途端、俺の体は崩れ落ちるようにして、頭から落ちていく。
あぁ、これはもう、ダメだな。
文、ごめん……………俺の意識は、最後に文の事を考え、奈落の底まで落ちて行った。
◆◇文視点◇◆
………風が、止んだ。桐が作業を始めて、時間にして約1時間半。しかし、自分の感覚では、半日がたった気がした。風が止んだと同時に、なにか………嫌な予感がした。
「幽香さん、私、外に行ってきます。幽香さんは、ここにいてください。」
「分かったわ。」
嫌な予感。虫の知らせと言うものかもしれない。まさか……
『バタン!』
勢い良く開け放ったドアから見たもの。それは……………
私は全速力で駆け抜ける。
”お願い、神様!どうか、どうか……………間に合って!”
天から落ちてくる速さは、私の速さよりも幾分かゆっくりだ。しかし、いかんせん距離が違いすぎる。
地面に着くまであと 100m。
落下地点に届くまであと 10km。
”お願いっ!お願いだからっ!届いてっ!”
その時、私はある事に気付いた。
”そうよ!【風】!私は、もっと、もっと速く、なれるっ!”
地面に着くまであと 10m。
【彼】との距離は 1km。
”もっと!もっと!もっと速くっ!このままじゃっ!もっと!もっと!風よっ!ふいてっ!”
このままじゃっ!減速が間に合わないっ!………………そうだ、私が、私が…………………
【彼】との距離は 0mm。
けれど減速が間に合わない。
地面に着くまで1m。
どれだけ頑張っても、落下速度は変わらない。
地面に着くまで10cm。
もう、地面に着いてしまう。私が彼に追いついてから、1秒もたってない。落下速度はとても速い。体を潰してしまう程。
私に彼は下敷きにできない。だったら私が………………
「…ぁ……ゃ……………」
「…桐っ!………ごめん、なさい………もう……」
もう、地面に…………
「文っ!」
『ぎゅっ』
次の瞬間……………………私と、地面の間に、旋風が巻き起こった。
「桐っ!」
私と彼は引き離されないように抱き締め合う。
「文……ごめん…………俺のせいで…………」
風が止む。再び落ちていく。しかし、今度はゆっくりと減速できる。
「桐……妖力、切れちゃってますよ。」
彼の妖力は、雀の涙程しか残っていなかった。
ゆっくりと、着地する。
「文………どうして……………」
「……そんなの、決まってます。私は貴方の事が好き、だからです…////」
「//// 文…ありがとう…………文がいなかったら、俺は…………」
「桐がいなかったら、私はもう、いなかった………」
桐が起きてくれなかったら、私は…………………
「桐、こっち向いてください。」
「? あゃ………!……」
『ちゅっ』
「ぷはっ..えへへ、妖力、これで回復できるんでしょう?////」
「//// えっ、あっ、そ、そうだな。」
………たしかに妖力が少し減ってる。
2人共無亊(桐はボロボロ)で、嵐が消えて良かった。それと、ちょっとだけ、嬉しかったですよ♪
