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東方文桐録
- 第25話 2回目のお家作り -

◇◆桐視点◆◇

「よーし!まずは家を作ろう!」

 ここは妖怪の山の山頂近くで、天狗の集落から少し離れている。。居住許可は貰ったから、あとは家を建てるだけだ。1度建てたことがあるから、簡単に建てられるだろう。

「私は何をすればいいですか?」

「それじゃ、文は木を切ってくれるか?その木で木材を作って、持ってきてくれ。」

「わかりました。」

『スパァーン!』

 ……すごいな。風を操れるってのは…………鎌鼬を使えば何でも切れるんだから。

*5時間後*

「ふぅ、なんとかできたな。それにしても、2軒の家を5時間で建ててしまう自分が怖い。」

 妖怪の山に着いたのが午前10時。父の家で昼食を食べて、出発したのが午後12時30分。ここに着いたのが午後1時。そして今は、午後6時。

 うん、まっくらだ…………

「もう夜ですかぁ…1日ってはやいですね…」

 確かに、朝、出発して、着いて、衝撃の事実発覚、そして今。

「そうだな………まぁ、今日は寝よう。夕食、食べなくても大丈夫だろ。」

「はい。そうですね。今日はもう寝ましょう。…………………………寒くないですか………」

「……………………寒い…………………そう言えば、山って寒いんだよな…………はぁ、しょうがない。今日は一諸に寝よう。そうすれば、少なくとも寒くはないだろ。」

「うぅ、そうするしかないですね…」

「「はぁ…」」

 いや、嫌な訳ではないんだが、昼の事を考えると、流石にな………………

【 少年少女就寝中… 】



「ふぁぁ………文、朝だぞ……」

「ぅん…………桐………もう、朝ですかぁ……………」

 俺達が目を覚ましたのは、何も置いていない部屋の中。昨日、急いで作ったので、あまり広くない。

「まずは、食料探さないと……調理器具は、能力で創れるし。」

「そうですね…………山にあるのは、川と自然、川に行けば魚がとれると思います。たぶん、山菜もいろいろあるんじゃないですか?」

「それじゃあ、魚、とりに行くか。」

「はい、そうしましょう。」

「ところで川ってどこにあると思う?」


「………知りません…」

「……………………どうしよう…」

 川がどこか分からない………致命的なミスだった。

「……父様の家に……戻るしかないか……………………」

「…そうですね…………あっ、そうだ!桐、集落に行けば、食材が売っているかもしれません!」

「集落か……行ってみよう。」

「はい!」

*天狗の集落*

 ……………何故こうなった……今、俺の腕には、大量の食材が乗っている。これも全ては………


    ~回想~


 集落に着いた俺達は、食材を売っている店を探していた。その時だった。商店街らしきものが見えてきた。
 そこには野菜や魚、肉など様々なものがあった。

「おや、見ない顔だねぇ。もしかして、新入りかい?」

「…そうですが…「おーい!みんなー!新入りが来たぞー!」………」

 その声を聞きつけ、たくさんの天狗がやってきた。

「ザワザワ…あの子、可愛い… …あの子、かっこいい… ザワザワザワザワ」

「…これ、持ってきな。」

 そう言い、集まってきた天狗達は、各々に様々な物をくれた。


   ~回想終了~


 そして、今はその帰り道なのだった。

「えへへ、色んな物を貰っちゃいましたね。」

「あ、あぁ。」

 普通、新入りってだけで、こんなには無料で貰えないと思うけど…
そんなことを考えていたら、いつの間にか家に着いていた。

「……桐って料理、できますか?」

「……できない…と思う。」

 料理したこと、ないからな…

「………そうですか。それじゃ、私が作りますから…」

「うん、よろしく。」

 例え、料理ができても、文程うまくはできない。

「はぁ、これでやっとご飯、食べれますね…」

「今日は、入学手続きをしに行こうと思う。」

「どこにですか?」

「たぶん、さっき行った集落の近くに行けばいいと思う。」

「へぇ………」

 フッフッフッ……俺のキラキラ学園生活が始まるー!




{ おまけ }

↑の続き

◆◇文視点◇◆

 なんか、桐の目がものすっごく、ギラギラしてて………少し、怖いなぁ…………
 

はい!作者のさきです!すいませんでした…言い訳になりますが、私用が重なって、なかなか投稿できませんでした…しかも今回、ものすごく短くて……謝罪しかできませんね………↓以下、設定↓
 紅葉山 桐(もみじやま きり)
・能力が2つあり、これからもっと増えるかもしれない……今でもチートだけど。
『自然災害を操る程度の能力』と、『望みを叶える程度の能力』で、両方チート級の能力。
<2016/08/08 14:00 さき>消しゴム
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