◇◆桐視点◆◇
「おはよう、文。」
この家ができてから、1ヵ月がたった。俺も文も、だいぶ人里のくらしにも慣れ、少しづつ知り合いが増えた。
「おはようございます、桐。」
うん、かわいい。文はかわいい。このかわいさには、いつまでたっても慣れそうにもない。それにしてもかわいすぎる。顔はもちろんのこと、声はきれいな鈴のような声で、いつも頬は薄いバラ色で、目は見つめれば見つめるほど、透き通って見える赤で、髪はきれいな純黒で、とても艶々としていて…………………………うん、例をあげると、普通に1日中喋ってられるなぁ………。
「桐?どうしたんですか?おーい。」
ハッ!!!いけないいけない、文に心配をかけさせてしまったようだ。
「文、ごめん!今日何しようか考えてた。」
「そうですか?大丈夫ならいいですよ。『ニコッ』」
「え、えっと、今日は隣の人里にある、甘味処に行こう!!!(グッハァッ!?『ニコッ』なんて反則だ!かわいすぎる!!!)」
「やったぁ!1度行きたかったんです!ありがとうございます桐!……あっ、でも、まずは朝ご飯を食べないとですね!『ニコッ♡』」
「あ、そ、そうだな!(グハッ!………さっきのに『♡』がついたぞ……俺のHPはもう0,0000001だ……!)」
「桐、どうしたんですか?顔がまっ青ですよ?」
「だ、大丈夫だから、はやく朝ご飯を………!」
「は、はいぃっ!わかりましたぁ!(本当に大丈夫でしょうか?)」
………ヤバイ、やばい、やばすぎる……♡だと!?♡だぞ!?そんなことをこんなかわいい文に言われた……やばい、走馬灯が見えてきた………!
「き、桐?できました、よ?」
「あ、ありがとう、文…。」
~今朝のメニュー~
1, 白米
2, おでんの汁に野菜を入れて煮込んだもの
3, 那須の漬物
俺は、まだふるえてる手で那須を口へ運ぶ。この那須は近所のおばさんが漬けていたものを文が貰ったんだとか。
今の季節は冬。12月である。人里の冬はとても寒いため、おでん汁がとても美味しい。
「「ごちそうさま(でした)。」」
「よしっ!文!出かけるぞ!」
「はいっ!!!」
俺と文は、外に出ても大丈夫なように、財布などを持ち、外出した。
◇◆三人称視点◆◇
桐と文は、今、甘味処にいる。その店の名は『幸狐亭(こうこてい)』という。2人は幸狐亭の亭主と話していた。
亭主の名は『東野 幸古(ひがしの こうこ)』という少年で、幸古は半人半妖(化け狐)だと言っていたため、2人ともしまっていた翼を見せた。
「俺は紅葉山 桐。桐だ。」
「すごいですね……お客様は純粋な妖怪様なのですか?」
「あぁ、そうだ。純粋な鴉天狗だ。」
「いいですねぇ………ところで、そちらの方は?」
「?文のことか?文、自分で言えるか?」
文は、とても人見知りだ。そのため、初めて会った人に自分から話しかけない。もちろん、今もだ。文は拒絶するために、首を横に振った。…………………のだが、その仕草がとてもかわいらしかったため、見ていた者全員が『グッハァ』状能となった。
◇◆文視点◆◇
「ぐずっ、ひぐっ、うわぁん、おもい、ですぅ………」
さっき、嫌だと思って首を振ったら、みんな、急に倒れて………もちろん桐も。私は桐にしがみついていた(厳密に言うと、桐が胡座をした上に座っていた)ので、桐と一諸に倒れてしまいました。今は、桐と、………誰だっけ?えっとー………幸古さんでしたっけ?の下敷きになっています。
流石に私も妖怪です。潰れたりはしないと思いますが、上に2人も男の人が乗ってるんです。重くないわけありません。しかも、目の前がまっ暗です。顔にもなにか乗ってるんでしょう。
―――――しばらくして、目の前が、明るくなりました。それと同時に感じていた重さも、少し軽くなりました。どうやら、桐が目を覚ましたようです。
「うぅっ、桐ですかぁ?たすけてくださいぃ、おもいですぅ。」
「あ、文!?下にいたの文だったのか?床にしては柔かいと思ったけど………ごめん、あやぁ、重かっただろぉ?」
「おもいですぅ。はやく、このひと、おろして、くださぃ………」
「ごめん、あやぁ、俺のせいだぁ。」
「もういいですからぁ、はやく、おろ、し、てえ………。」
「わ、わかった!」
ふう、やっと、体が軽くなりましたぁ。あぁ、重かった。――――しばらくして、幸古って人が起きました。
「うぅ……ひさしぶりですね……こんなに疲れたの…。」
……………ムカムカするので、言い返しましょう。
「何が疲れたですか!?私の方が絶対疲れてます!だって、あなた達の下敷きにされたんですよ!」
「え?ええっ?下敷きですか!?」
「そうです!とっても重かったんですからね!」
「そ、それは、すいませんでした!」
「分かったならいいですよ。分かったなら。」
「プッ!ププッ!ちょ、ちょっと文!言い過ぎじゃないか?(幸古が怒られてるとこ、面白!)」
「………そうですか。分かりました。桐が言うなら。もう言いません。『ギュッ』」
桐が言うなら、もう言いません。桐の言うことは絶対ですからね………。
◇◆桐視点◆◇
「文、今度は自己紹介できるか?」
「それくらい、できます!」
おぉ、すごい!今まで自分で自己紹介しなかった文が、自己紹介しようとしている!つまり、これは……………自分で作る初めての友達ってやつだな!
「幸古、トモダチになろうぜ!文の自己紹介はそれからだ!文も、いいだろ?」
「はいっ!もちろんです!」
「よしっ!これで俺逹はトモダチだ!」
「「はいっ!(あぁ!)(うんっ!)」」
こうして、俺と、文と、幸古は………トモダチになった。
「おはよう、文。」
この家ができてから、1ヵ月がたった。俺も文も、だいぶ人里のくらしにも慣れ、少しづつ知り合いが増えた。
「おはようございます、桐。」
うん、かわいい。文はかわいい。このかわいさには、いつまでたっても慣れそうにもない。それにしてもかわいすぎる。顔はもちろんのこと、声はきれいな鈴のような声で、いつも頬は薄いバラ色で、目は見つめれば見つめるほど、透き通って見える赤で、髪はきれいな純黒で、とても艶々としていて…………………………うん、例をあげると、普通に1日中喋ってられるなぁ………。
「桐?どうしたんですか?おーい。」
ハッ!!!いけないいけない、文に心配をかけさせてしまったようだ。
「文、ごめん!今日何しようか考えてた。」
「そうですか?大丈夫ならいいですよ。『ニコッ』」
「え、えっと、今日は隣の人里にある、甘味処に行こう!!!(グッハァッ!?『ニコッ』なんて反則だ!かわいすぎる!!!)」
「やったぁ!1度行きたかったんです!ありがとうございます桐!……あっ、でも、まずは朝ご飯を食べないとですね!『ニコッ♡』」
「あ、そ、そうだな!(グハッ!………さっきのに『♡』がついたぞ……俺のHPはもう0,0000001だ……!)」
「桐、どうしたんですか?顔がまっ青ですよ?」
「だ、大丈夫だから、はやく朝ご飯を………!」
「は、はいぃっ!わかりましたぁ!(本当に大丈夫でしょうか?)」
………ヤバイ、やばい、やばすぎる……♡だと!?♡だぞ!?そんなことをこんなかわいい文に言われた……やばい、走馬灯が見えてきた………!
「き、桐?できました、よ?」
「あ、ありがとう、文…。」
~今朝のメニュー~
1, 白米
2, おでんの汁に野菜を入れて煮込んだもの
3, 那須の漬物
俺は、まだふるえてる手で那須を口へ運ぶ。この那須は近所のおばさんが漬けていたものを文が貰ったんだとか。
今の季節は冬。12月である。人里の冬はとても寒いため、おでん汁がとても美味しい。
「「ごちそうさま(でした)。」」
「よしっ!文!出かけるぞ!」
「はいっ!!!」
俺と文は、外に出ても大丈夫なように、財布などを持ち、外出した。
◇◆三人称視点◆◇
桐と文は、今、甘味処にいる。その店の名は『幸狐亭(こうこてい)』という。2人は幸狐亭の亭主と話していた。
亭主の名は『東野 幸古(ひがしの こうこ)』という少年で、幸古は半人半妖(化け狐)だと言っていたため、2人ともしまっていた翼を見せた。
「俺は紅葉山 桐。桐だ。」
「すごいですね……お客様は純粋な妖怪様なのですか?」
「あぁ、そうだ。純粋な鴉天狗だ。」
「いいですねぇ………ところで、そちらの方は?」
「?文のことか?文、自分で言えるか?」
文は、とても人見知りだ。そのため、初めて会った人に自分から話しかけない。もちろん、今もだ。文は拒絶するために、首を横に振った。…………………のだが、その仕草がとてもかわいらしかったため、見ていた者全員が『グッハァ』状能となった。
◇◆文視点◆◇
「ぐずっ、ひぐっ、うわぁん、おもい、ですぅ………」
さっき、嫌だと思って首を振ったら、みんな、急に倒れて………もちろん桐も。私は桐にしがみついていた(厳密に言うと、桐が胡座をした上に座っていた)ので、桐と一諸に倒れてしまいました。今は、桐と、………誰だっけ?えっとー………幸古さんでしたっけ?の下敷きになっています。
流石に私も妖怪です。潰れたりはしないと思いますが、上に2人も男の人が乗ってるんです。重くないわけありません。しかも、目の前がまっ暗です。顔にもなにか乗ってるんでしょう。
―――――しばらくして、目の前が、明るくなりました。それと同時に感じていた重さも、少し軽くなりました。どうやら、桐が目を覚ましたようです。
「うぅっ、桐ですかぁ?たすけてくださいぃ、おもいですぅ。」
「あ、文!?下にいたの文だったのか?床にしては柔かいと思ったけど………ごめん、あやぁ、重かっただろぉ?」
「おもいですぅ。はやく、このひと、おろして、くださぃ………」
「ごめん、あやぁ、俺のせいだぁ。」
「もういいですからぁ、はやく、おろ、し、てえ………。」
「わ、わかった!」
ふう、やっと、体が軽くなりましたぁ。あぁ、重かった。――――しばらくして、幸古って人が起きました。
「うぅ……ひさしぶりですね……こんなに疲れたの…。」
……………ムカムカするので、言い返しましょう。
「何が疲れたですか!?私の方が絶対疲れてます!だって、あなた達の下敷きにされたんですよ!」
「え?ええっ?下敷きですか!?」
「そうです!とっても重かったんですからね!」
「そ、それは、すいませんでした!」
「分かったならいいですよ。分かったなら。」
「プッ!ププッ!ちょ、ちょっと文!言い過ぎじゃないか?(幸古が怒られてるとこ、面白!)」
「………そうですか。分かりました。桐が言うなら。もう言いません。『ギュッ』」
桐が言うなら、もう言いません。桐の言うことは絶対ですからね………。
◇◆桐視点◆◇
「文、今度は自己紹介できるか?」
「それくらい、できます!」
おぉ、すごい!今まで自分で自己紹介しなかった文が、自己紹介しようとしている!つまり、これは……………自分で作る初めての友達ってやつだな!
「幸古、トモダチになろうぜ!文の自己紹介はそれからだ!文も、いいだろ?」
「はいっ!もちろんです!」
「よしっ!これで俺逹はトモダチだ!」
「「はいっ!(あぁ!)(うんっ!)」」
こうして、俺と、文と、幸古は………トモダチになった。
