騎士になってから1カ月------。
おれはインラントに隣接するビュステンハルター城を前に、
手綱を握ったまま息を呑んでいた。
ボーアン城とは違う、壮麗な構え。
宮殿とまでは言わぬが、美しい、見事なお城だ。
いかにビュステンハルターが栄えているか、
農地の収穫高も高いかがわかる。
ボーアンでも逆立ちをしたって、
こんな立派なお城はつくれない。
さすがにビュステンハルター------王国中部でも有名な
大都市だけある。インラントの叛乱がなければ、
ビュステンハルターへの赴任は紛れもなく栄転だ。
もちろん、インラントの叛乱がある今でも、
充分栄転なのだけれど。
これから、
おれはこの城で司令官として過ごすことになるのだ。
前のボーアン城と違って、重圧は普通では済まされない。
でも、一軍の指揮官として、ここで働くことになるのだ。
シャムシェル「ボーアンより大きいね。
リュートのオ〇ンチンとどっちが大きいかな」
リュート「比べるまでもないだろ」
シャムシェル「え?リュートの方がおっきい?」
リュート「どんなチ〇ポだよ」
シャムシェル「くすくす。でも、わたしより美人はいないかもね」
リュート「聞こえな~い。王様の耳はロバの耳~♪」
シャムシェル「あん、もう、そんなこと言ってぇ!
今日もいっぱい搾っちゃうんだからぁ!」
-------------------------------------------------------------------------------
おれは町中に馬を進めた。
ボーアンと違って、市は賑わっていた。
物もある。
人もいる。
天空に突き抜ける大きな大聖堂もある。
そこら中で客を呼び止める声が響いていて、その活気に、
思わず馬を止めて買い物でもしたくなってしまう。
町娘「お客さん、何か買ってくれんの?」
不意に元気な町娘に呼び止められた。
町娘「あたしってのはなしだよ、あはははは!」
町女「それじゃあ、あたしも買ってもらわないと」
恰幅のいい中年女が仲間に入った。
町女「お客さん、騎士だろ?もしかしてなったばかり?」
リュート「うん、まあ」
町女「じゃあ、おまけしといてやるよ」
リュート「じゃあ、そのお姉さんからは林檎。
もう1つ若いお姉さんからは梨」
町女「もう1つ若いお姉さんって、うまいねぇ~!
あんた、出世するよ!」
-------------------------------------------------------------------------------
おれは買ったばかりの梨をかじっていた。
汁けたっぷりで、このあたりが
実に豊作に見舞われているのがよくわかる。
ビュステンハルターはいい町のようだ。
シャムシェル「リュートも口がうまいね~。
『もう1つ若いお姉さ~ん』なんて
調子のいいこと言っちゃって」
リュート「あれ?聞いてた?」
シャムシェル「当たり前じゃん」
リュート「シャムシェルも言ってほしい?」
シャムシェル「別に」
リュート「もう1つ若い悪魔~♪」
シャムシェル「パ〇ズリ決定」
リュート「ははは……」
ササッ!
リュート「!」
怪しい人影は、一瞬現れて去っていった。
リュート「何だろ、あれ」
シャムシェル「人間じゃない?」
リュート「そりゃ当たり前だ」
シャムシェル「ここ、大聖堂があるんだね」
リュート「大きな町だからね」
シャムシェル「後で入ってみない?」
リュート「入れんの?」
シャムシェル「聖なる場所には悪魔が来ないなんて、
人間だけの思い込みなんだよ」
リュート「そ、そうだったのか……」
シャムシェル「だって、聖職者とか言って、結構汚いことしてるじゃん」
おれは妙に納得してしまった。
確かに、シャムシェルの言う通りだ。
聖職者だって、汚いことをしているやつらはいる。
権力を握りすぎると、
どんな職業の人間だってそうなってしまう。
-------------------------------------------------------------------------------
ビュステンハルター城に到着すると、
美しい通路が出迎えてくれた。
美しいのは、外面だけではなかったらしい。
心の中まで明るくなりそうな、心地よい通路だ。
いっしょにロクサーヌを連れてこられたらな……と、
ふと思ってしまう。
シャムシェル「ロクサーヌより胸の大きな人間がいなくて残念だったね」
リュート「別に」
シャムシェル「ククク。やせ我慢しちゃって」
さすがにサキュバス、
欲望に関してはなんでもかんでもお見通しらしい。
シャムシェル「大丈夫。わたしがいるから。
い~~っぱいパ〇ズリしてあげるからね」
そう言ってシャムシェルは胸乳をこすりつけてきた。
瞬間的に、下半身が元気になってしまう。
長旅の末に、ようやく城にたどりついたのだ。
早く二人きりになって、シャムシェルに
いっぱいパイズリしてほしくなってしまう。
シャムシェル「したい?」
リュート「うん……」
おれは口ごもった。
国王からの贈り物はすでに荷物の中にある。
まだシャムシェルには渡していない。
いつ……渡そうか……?
靴音が鳴り響き、守備兵が現れていた。
守備兵「お待ちしておりました、司令官閣下。どうぞ、こちらへ」
リュート「ありがとう」
守備兵「お部屋はこちらです」
--------------------------------------------------------------------------------
中に入ったおれは、またしても息を呑んでしまった。
ボーアンにいた時とは全然違う、美しい部屋だ。
充分すぎる広さに、快適そうなベッド------。
ちょっとした一国の主(あるじ)になったような気分だ。
リュート「いい部屋だね」
思わず呟(つぶや)いてしまった。
守備兵「お城で一番の部屋だと伺っております」
リュート「そんな部屋、もらってもいいの?」
守備兵「リュート様は司令官でいらっしゃいますから」
そう言われたけれど、身に余る光栄という感じが
しないわけでもない。最下位で騎士学校を卒業したのは、
まだ1カ月前のことなのだ。
守備兵「すぐ副官を呼んで参ります」
守備兵は引き下がった。
おれはインラントに隣接するビュステンハルター城を前に、
手綱を握ったまま息を呑んでいた。
ボーアン城とは違う、壮麗な構え。
宮殿とまでは言わぬが、美しい、見事なお城だ。
いかにビュステンハルターが栄えているか、
農地の収穫高も高いかがわかる。
ボーアンでも逆立ちをしたって、
こんな立派なお城はつくれない。
さすがにビュステンハルター------王国中部でも有名な
大都市だけある。インラントの叛乱がなければ、
ビュステンハルターへの赴任は紛れもなく栄転だ。
もちろん、インラントの叛乱がある今でも、
充分栄転なのだけれど。
これから、
おれはこの城で司令官として過ごすことになるのだ。
前のボーアン城と違って、重圧は普通では済まされない。
でも、一軍の指揮官として、ここで働くことになるのだ。
シャムシェル「ボーアンより大きいね。
リュートのオ〇ンチンとどっちが大きいかな」
リュート「比べるまでもないだろ」
シャムシェル「え?リュートの方がおっきい?」
リュート「どんなチ〇ポだよ」
シャムシェル「くすくす。でも、わたしより美人はいないかもね」
リュート「聞こえな~い。王様の耳はロバの耳~♪」
シャムシェル「あん、もう、そんなこと言ってぇ!
今日もいっぱい搾っちゃうんだからぁ!」
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おれは町中に馬を進めた。
ボーアンと違って、市は賑わっていた。
物もある。
人もいる。
天空に突き抜ける大きな大聖堂もある。
そこら中で客を呼び止める声が響いていて、その活気に、
思わず馬を止めて買い物でもしたくなってしまう。
町娘「お客さん、何か買ってくれんの?」
不意に元気な町娘に呼び止められた。
町娘「あたしってのはなしだよ、あはははは!」
町女「それじゃあ、あたしも買ってもらわないと」
恰幅のいい中年女が仲間に入った。
町女「お客さん、騎士だろ?もしかしてなったばかり?」
リュート「うん、まあ」
町女「じゃあ、おまけしといてやるよ」
リュート「じゃあ、そのお姉さんからは林檎。
もう1つ若いお姉さんからは梨」
町女「もう1つ若いお姉さんって、うまいねぇ~!
あんた、出世するよ!」
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おれは買ったばかりの梨をかじっていた。
汁けたっぷりで、このあたりが
実に豊作に見舞われているのがよくわかる。
ビュステンハルターはいい町のようだ。
シャムシェル「リュートも口がうまいね~。
『もう1つ若いお姉さ~ん』なんて
調子のいいこと言っちゃって」
リュート「あれ?聞いてた?」
シャムシェル「当たり前じゃん」
リュート「シャムシェルも言ってほしい?」
シャムシェル「別に」
リュート「もう1つ若い悪魔~♪」
シャムシェル「パ〇ズリ決定」
リュート「ははは……」
ササッ!
リュート「!」
怪しい人影は、一瞬現れて去っていった。
リュート「何だろ、あれ」
シャムシェル「人間じゃない?」
リュート「そりゃ当たり前だ」
シャムシェル「ここ、大聖堂があるんだね」
リュート「大きな町だからね」
シャムシェル「後で入ってみない?」
リュート「入れんの?」
シャムシェル「聖なる場所には悪魔が来ないなんて、
人間だけの思い込みなんだよ」
リュート「そ、そうだったのか……」
シャムシェル「だって、聖職者とか言って、結構汚いことしてるじゃん」
おれは妙に納得してしまった。
確かに、シャムシェルの言う通りだ。
聖職者だって、汚いことをしているやつらはいる。
権力を握りすぎると、
どんな職業の人間だってそうなってしまう。
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ビュステンハルター城に到着すると、
美しい通路が出迎えてくれた。
美しいのは、外面だけではなかったらしい。
心の中まで明るくなりそうな、心地よい通路だ。
いっしょにロクサーヌを連れてこられたらな……と、
ふと思ってしまう。
シャムシェル「ロクサーヌより胸の大きな人間がいなくて残念だったね」
リュート「別に」
シャムシェル「ククク。やせ我慢しちゃって」
さすがにサキュバス、
欲望に関してはなんでもかんでもお見通しらしい。
シャムシェル「大丈夫。わたしがいるから。
い~~っぱいパ〇ズリしてあげるからね」
そう言ってシャムシェルは胸乳をこすりつけてきた。
瞬間的に、下半身が元気になってしまう。
長旅の末に、ようやく城にたどりついたのだ。
早く二人きりになって、シャムシェルに
いっぱいパイズリしてほしくなってしまう。
シャムシェル「したい?」
リュート「うん……」
おれは口ごもった。
国王からの贈り物はすでに荷物の中にある。
まだシャムシェルには渡していない。
いつ……渡そうか……?
靴音が鳴り響き、守備兵が現れていた。
守備兵「お待ちしておりました、司令官閣下。どうぞ、こちらへ」
リュート「ありがとう」
守備兵「お部屋はこちらです」
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中に入ったおれは、またしても息を呑んでしまった。
ボーアンにいた時とは全然違う、美しい部屋だ。
充分すぎる広さに、快適そうなベッド------。
ちょっとした一国の主(あるじ)になったような気分だ。
リュート「いい部屋だね」
思わず呟(つぶや)いてしまった。
守備兵「お城で一番の部屋だと伺っております」
リュート「そんな部屋、もらってもいいの?」
守備兵「リュート様は司令官でいらっしゃいますから」
そう言われたけれど、身に余る光栄という感じが
しないわけでもない。最下位で騎士学校を卒業したのは、
まだ1カ月前のことなのだ。
守備兵「すぐ副官を呼んで参ります」
守備兵は引き下がった。
