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エッチな騎士の成り上がり
- 叛乱軍性圧編20 -

部屋に戻っても、まだおれは信じられない気持ちだった。

本当におれが勝ったのだろうか……?

まだ、ちゃんとした実感がない。

シャムシェル「お帰り、リュート」

リュート「ただいま……」

シャムシェル「くす。どうしたの?」

リュート「な、なんだか、今でも信じられない……
     おれがグラディスに勝っちゃうなんて……」

シャムシェル「くすくす……」

リュート「おれ、本当に勝っちゃったのかな?」

シャムシェル「だから、言ったでしょ」

リュート「負けるとは言わなかったけど……」

シャムシェル「リュート、英雄になるよ。王都に戻ったら凄いかも……」

リュート「はは……」

シャムシェル「食べる?」

シャムシェルが、朝おれが食べたアップルパイを差し出した。

リュート「まだ持ってたのか」

シャムシェル「くす。窃盗は得意技だから。
       ワン・コアンは全部処分しろって料理人に言ってたけど」

リュート「え?なんで?」

シャムシェル「にぶちん」

リュート「え!?」

シャムシェル「化けの皮剥がれたり」

リュート「化けの皮?」

シャムシェルはにこにこ笑った。

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その夜は宴会だった。

おれの隣にはフェルゼン将軍が陣取った。
将軍はアイシスをおれの隣にすわらせて、
おれに酒を注がせていた。

なんだか、不思議な感じだった。

おれが勝ったということも、そして主賓の座にいることも。

みんながおれを祝ってくれている。

勝利を祝ってくれている。

モテールは、妙に酒を飲みまくっていた。

まわりの者が止めるのも聞かず、酒を呷(あお)っている。

ついに飛ばしすぎて、ぶっ倒れてしまった。

ワン・コアンだけが、一人複雑な表情をしていた。
心の底からよろこんでいない感じだった。

おれはお酒を飲みながら、ちらちらとアイシスの胸を窺った。

やはり、アイシスの胸はでかかった。

覗いていると、無性にさわりたくなってくる。

でも、そういうわけにはいかない。

町の娘ならすぐ押し倒しているのかもしれないが、
相手は同期のアイシス。

------宴が盛りあがると同時に、欲望だけが募っていった。

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宴の終盤、おれはこっそり食べ物を持って通路に出た。

ちょっとグラディスの様子を見たくなったのだ。

地下に下りた。

目指すは牢獄------グラディスのいる場所だ。

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やはり、グラディスは両手を拘束されて縛られていた。

相変わらず大きな胸が突き出している。

でっかいオッパイだ。

町中では決してさわることができなかったが、
今なら、いくらでもさわることができる。

グラディス「フン……上では大騒ぎらしいな」

リュート「今なら攻めるのに都合がいい時だって?」

グラディス「オレを助けに来るかもしれんな」

言っておれを見た。

違うな、とおれは直感した。

兵士には手を触れるなと頼んだグラディスのことだ。
逆に、妙なことはするなと厳命してあるに違いない。

グラディス「オレの首でも切落としに来たのか?」

リュート「そんなこと、しないよ」

グラディス「王都に戻れば斬首刑が待っている。この場で斬れ」

リュート「美人の首が転がるのはいやだな」

グラディス「相変わらずふざけたやつだ」

リュート「陛下に、グラディスの身柄は自分に一任させてくれって
     お願いしてあるんだ」

グラディス「信じるものか」

リュート「本当だよ」

グラディス「それでオレの処刑を覆すと?」

リュート「グラディスのような有能な将軍を失うのはもったいないよ」

グラディス「相変わらずわけのわからぬことを言うやつだ」

にやりとグラディスは笑った。

グラディス「こんなところにつり下げるとは、
      なかなかいい趣味をしているな」

リュート「そう?」

グラディス「おまえ、好き者だろう。
      こんなふうにしてどうするつもりだ」

グラディスが野性的な目を輝かせる。

グラディス「わかっておるぞ。おまえはオレの胸が好きだ。
      さわりたくて仕方がないのであろう」

リュート「うん」

グラディス「素直なやつめ。オレに大きさを聞いてきたくらいだからな」

リュート「今だったら教えてくれる?」

グラディス「戦いに勝てば教えてやろう」

リュート「戦い?」

グラディス「首を斬らぬのはそのためであろう。
      いいぞ、『こっち』でも勝負してやる」

にやりとグラディスが笑った。

こっちとは、セ〇クスということらしい。

おれは唾を飲んだ。

グラディスにはずっと欲情していた。その胸を見たかったし、
さわりたくて仕方がなかったのだ。

グラディス「勝負するか?」

リュート「番外篇ということで?」

グラディス「先にイッた方が負けということでどうだ?」

リュート「負けたらどうするの?」

グラディス「おまえが負けたら、オレを解放しろ。
      おまえが勝ったら、おまえの奴隷にするがよい」

おれはにやりと笑った。

リュート「その勝負、乗った」

グラディス「ククク。そうでなければ、おまえではない」

おれは、グラディスの後ろに回り込んだ。

本当に背後から眺めても大きなふくらみだ。

こんなにでかい胸を今からさわれるのだと思うと、
それだけでペ〇スが勃起してくる。

グラディス「オレは簡単にはイカぬぞ。
      小娘のように声を上げると思ったら大間違いだ」

リュート「そうかな」

グラディス「男は昼の戦いにおいても、夜の戦いにおいても
      一流でなければならぬ。チェスではオレに勝ったようだが、
      果たしてベッドの方はどうかな」

リュート「さて、どうかな」

そして、おれとグラディスとの後半戦が始まった。

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グラディス「はぁ……気持ちよかった……」

グラディスがおれを見つめていた。

グラディス「セ〇クスがこんなに気持ちいいものとは……
      もっと早く知ればよかった……」

グラディスがうっとりした目でおれを見つめる。

おれは見つめ返して、ふと妙なものに気がついた。

股間から、赤い血が流れ落ちている。

リュート「……い!?」

ぎょっとした。

あの強者の将軍が……処女……?

リュート「グラディス……おまえ……」

グラディス「おまえの勝ちだ。オレをイカせたのはおまえが初めてだ」

リュート「初めてって……男を経験したのは、初めてだったのか」

グラディス「オレから言わせるな。おまえはオレの初めての男だぞ」

リュート「……」

おれは凍結していた。

まさか……おれが初体験の相手とは……。

それでおれに対決を挑んだのか?

無茶な。

無謀すぎる。

リュート「グラディス、おまえ、わざとこんな対決------」

グラディス「いい戦いだったぞ。
      ベッドの上なら、おまえと何度でも戦いたいものだ」

グラディスが微笑んだ。

ちゅっとおれに口づけする。

グラディス「オレをイカせてただで済むと思うなよ」

にっこりほほ笑んだ。

愛情たっぷりの笑みである。

グラディス「手錠を離せ。もう逆らわぬ。一生、おまえに服従する。
      おまえは、2つの戦いで完全にオレに勝ったのだ。
      オレの主人だ」

リュート「主人って------」

グラディス「もうおまえに刃は向けぬ。おまえを殺すこともせぬ。
      おまえはオレを征服したのだ。オレはおまえの女だ」

リュート「女って」

グラディス「オレが女では不服か?もっと胸がない方がよかったか?」

リュート「いや、そんなことはない」

グラディス「もう少し胸が大きい方がよかったか?」

リュート「いや、充分」

グラディス「なら、よいではないか。オレはもうおまえの女だ。
      いつでも好きにしていいぞ」

なんだか妙な感じだった。

グラディス「早く手錠を外してくれ。おまえがそうしたいと言うのなら
      従うが、これではおまえを抱き締められぬではないか」

グラディス「愛しい男を抱き締めたいと思うのは、女の常だろ?」

おれはひっくりかえりそうになった。

逃げるための嘘?

いや。

そんな気配はない。

またしても……惚れられてしまったかもしれない。

そう思いながら、
でも、手錠を外してやろうとおれは決めていた。

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深夜------

------宴も終わり、リュート・ヘンデがグラディスの手錠を
外して一室をあてがい自室で眠りに就いた頃、
1人の男が通路に現われていた。

ワン・コアンである。

手には、いつもは携帯しない短剣を隠し持っている。

ワン・コアン「やつも今なら寝ているだろう。
       寝首を掻けば、いくらあの女豹でも何とかなるだろう」

不気味な笑みを浮かべると、
ワン・コアンは牢屋へ通じる階段を下りていった。

???「フン」

それを見届けて現われたのは、グラディスだった。

グラディス「薄汚い狐のしそうなことだ」

にやりと笑うと、グラディスは立ち去った。
その向かう先は------リュート・ヘンデの部屋だった……。



キャラクター紹介第八弾
『ハーゲル1世(国王)』
エーデルラント王国国王。
祖父の代から騎士官僚制を進めている。
少し人を素直に信じすぎるところがある。
理想主義者。
<2016/10/03 05:16 RUKA>消しゴム
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