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エッチな騎士の成り上がり
- 王都淫謀編10 -

部屋に戻ると、シャムシェルの姿はなかった。
どうやら、どこかに探検に出かけたらしい。

アイシス「ジュース、飲む?」

リュート「あ、うん」

アイシス「待ってて。今、搾るから」

アイシスがオレンジの果実を3つ取って、
搾り器に押しつける。その搾り汁を、グラスに移し替える。

アイシス「はい」

リュート「ありがとう」

おれはすぐに喉に流し込んだ。

リュート「美味しいね」

アイシス「まだ飲む?」

リュート「そうだなあ……」

コンッコンッ!

アイシス「何か」

衛兵C「アリステラとドロワットと申す者が来ておりますが」

アイシス「何っ」

また勝手にドアを開けて、あの2人が飛び込んできた。

アリステラ「リュート様~~っ♪」

ドロワット「リュート様~~~っ♪」

2人走り寄って、おれに抱きつこうとする。

その前に、怖い形相のアイシスが立ちはだかっていた。

アリステラ「って、失礼しました~♪」

ドロワット「きゃ~~っ♪」

2人は去っていった。

逃げ足の早い女たちである。

アイシス「あの2人、ほんとしつこいんだから」

リュート「売り子になったら最強だな」

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コンッコンッ!

アイシス「何?また来たの?」

衛兵C「エメラリア様です」

アイシス「お通しして」

今度は正真正銘、エメラリアだった。

おれは、思わず胸に目をやった。

あの軽薄な2人の美人は、おれに乳房を押しつけることなく
去ってしまった。その満たされなかった欲望が、
微妙な感じで残っている。

エメラリア「閣下、少しお越しいただいてもよろしいでしょうか?」

リュート「ああ、さっきの話ね。おれが行くの?」

エメラリア「お手数でなければ」

リュート「いいよ」

アイシスが出ようとすると、

エメラリア「護衛は結構です」

エメラリアは断った。

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おれはエメラリアと2人きりで外に出た。

いつもアイシスといっしょにいるので、
なんだか新鮮な感じだ。

エメラリア「お話というのは、グラディス様のことではありません。
      ルセリア様のことです」

リュート「ルセリア姫?」

エメラリア「ここでは人目が憚(はばか)られます。こちらへ」

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エメラリアが入ったのは、謁見の間だった。

リュート「こんなところ、勝手に入っていいの?」

エメラリア「リュート様は元帥閣下ですから。
      それに、今の時間帯なら、誰もここは使いません。
      内緒の話をするにはもってこいです」

エメラリア「それとも、わたくしと二人きりになるのは
      お好きではありませんか?」

リュート「あ、いや、そんなことはないけど」

エメラリア「くす。本当に?」

エメラリアが胸を揺さぶってみせる。

うはっ。

この子、やっぱりおっきい。

エメラリア「お好きなんですね」

エメラリアが微笑む。

いつになくエメラリアが積極的で、どぎまぎしてしまう。

エメラリア「市井の者が閣下のお部屋に
      お邪魔しているとお聞きしました」

リュート「あ、うん。モテールの彼女っぽいんだけど」

エメラリア「そうですか。閣下好みの女だとお聞きしておりますが」

さすがエメラリア。なかなか詳しい。

リュート「そ、そうかな」

エメラリア「閣下は胸の大きな方がお好みなのでしょう?」

ちょっときわどい質問だ。

リュート「あ、うん……まあ」

そう答えると、余計にエメラリアの胸を意識してしまう。

エメラリア「そうですか。わたくしでは、
      リュート閣下のお眼鏡には適わなさそうですね」

リュート「そんなことないよ。ドンピシャだよ」

エメラリア「そうですか」

いつになく悩ましい。

エメラリア「わたくしぐらいの胸でもよろしいのですか?」

リュート「え?あ、うん……その充分だと思うけど」

エメラリア「光栄です。閣下にそう言っていただけるのは、幸せです」

胸の鼓動が速まった。

いつになく、表情が色っぽい。

リュート「あ、あの……ルセリア姫の話ってのは……?」

不意にエメラリアが顔を近づけた。

エメラリア「ルセリア様と、
      二人きりでお会いしたくありませんか……?」

心臓が音を立てた。

ルセリア姫と、二人きりで……?

エメラリア「お話によっては、
      ルセリア様と二人きりにさしあげてもよろしいのですよ」

リュート「取引ってこと……?」

エメラリア「くす」

エメラリア「わたくしがそんな女に見えます?」

リュート「宰相とつながっているんじゃないの?」

エメラリア「わたくしがつながりたいのは、閣下の方です」

ドキッとした。

明らかに誘惑している。

エメラリア「わたくしの胸は、お嫌いですか?」

リュート「え……」

エメラリア「おさわりに……なってみます?」

リュート「え?」

エメラリア「それとも、ここでさわる勇気はありませんか?」

エメラリアが挑発するようにおれを見る。

おれは唾を飲んだ。

エメラリアは本気なのだろうか……?

本当にさわってもいいのだろうか?

いくら人が来ない時間帯とはいえ、
誰かが入ってきたら一発だ。

エメラリア「お好きなのでしょう。さわっても、よろしいんですよ」

瞳の奥に妖しい光が走る。

淫蕩の目だ。

エメラリア「ずっと感じておりました。閣下の視線」

エメラリアが腕で胸を持ち上げる。

エメラリア「初めてお会いした時も、再会した時も。そして、今日も」

リュート「……」

エメラリア「ルセリア姫と二人きりにする前に、
      試験を受けていただかなければなりません」

リュート「試験……?」

エメラリアが跪(ひざまず)いた。

エメラリア「閣下がどんなものをお持ちなのか、
      どういう性能を持っていらっしゃるのか」

リュート「どんなものって……」

エメラリア「おわかりになりません?」

エメラリアが微笑む。

エメラリア「閣下の、おチ〇ポです」

どきっとした。

まさか、この上品に見える女が、
おチ〇ポなんて言葉を口にするとは……!

エメラリア「わたくしも……ずっと閣下のを見たいと
      思っておりました。この胸に閣下のを
      挟みたいと……」

罠だ。

これは罠に決まっている。

どこかで理性の声がした。

こんなことが容易に起こるはずがない。これは罠だ。

でも、蜘蛛の巣にかかった蝶のように、
欲望の糸から逃れられない。

否。

むしろ理性で抵抗しようとするほど、
ねばねばの糸にはまっていく感じがする。
ずっと、エメラリアには欲望していたのだ。

エメラリアが迫った。

おれは後ずさったつもりだったが、足は動いていなかった。

そして、エメラリアにパ〇ズリされてしまった。

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エメラリアの目が妖しく輝く。

指先が、床の上に妖しき魔法陣を描いていく。

エメラリア「さあ……早く腰を動かしになって、閣下……
      あなたはわたくしの傀儡(くぐつ)……!」

リュート「腰が……止まらない……!」

おれは悟っていた。

こいつ、パ〇ズリをしながら魔術をかけている。

否、この部屋に入った時から、
すでに魔術は始まっていたに違いない。

エメラリア「欲しい?もっと精液を搾って欲しい?」

エメラリア「さあ、わたくしの奴隷なら、欲しいって言いなさい。
      わたしはエメラリア様の奴隷だと」

リュート「いったい、いつから魔術をかけていたんだ?」

エメラリア「まだ、お仕置きが必要なようですね……閣下」

そう言うと、エメラリアはさらにおれを追い込んできた。

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リュート「何人の男にこんなことをしたんだ……」

エメラリア「あら。まだ元気でいらっしゃるの?
      すぐ腰が立たなくしてさしあげますわ……
      そしてわたしくしの奴隷に……」

リュート「誰が君の奴隷に……あぅっ……!」

エメラリア「もうあなたは何も考えられない……わたくしの虜、
      わたくしの僕(しもべ)……わたくしの言うことは何でも
      聴くのよ?いい?」

エメラリアはおれに性魔術をかけようとしていた。

きっとこんなふうにして、
いろんな男を言いなりにしてきたに違いない。

だが、そうは行くものか。

おれは分身の種を思い出した。

今の自分が動けなくても、
もう1人の自分なら動いてくれるかもしれない。

おれはポケットに手をやって、夢中で分身の種を取り出した。

一気に口に含む。

ドックン!

身体が不意に妙な音を立てた。

ドックン!

ドックン!

(な、何だ、か、身体が……)

投稿遅れてすいません
<2016/12/04 01:40 RUKA>消しゴム
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