「あのー校長先生ってどこにいらっしゃるかわかりますか?」
レンツはさっきの授業の後、休み時間を利用し校長のリックと話をするため、教官室を尋ねていた。
教官室は学校の入り口すぐ横にあり、外から来客された人間にも対応できるよう事務員を一人置いていた。
「校長先生なら校長室にいるんじゃないのかい?さっき書類整理するって行って出てったよ」
事務所の窓から出てきたのは見た目50代半ばの女性事務員。来客などの案内や対応は全て事務員に任されている。
「そうですかー。ところで校長室ってどこですか?」
「校長室は教官室の隣だよ会いに行くなら失礼のないようにね」
「はい」
場所を聞き、レンツは若干早歩きで教官室の隣の校長室の前に立ちノックも何もせず開けた。
「こら!レンツ!ノックぐらいせんか」
「すんません。ちょっと校長に話があるんですが」
「何だね?」
「若桜戦の事何も聞かされて無かったんですけど…辞退とか出来ないんですか?」
「なんだ?自信が無いのか?」
「そういうわけではなく、ただ面倒なんです」
「まぁまぁ、そう言うなって!出場するメリットだってあるんだぞー。優勝するとだな…この大会は毎年恒例でな色んな方面から人が来てるから、まず名前が売れるぞ」
「嫌です」
「まぁ、待てって!まだあるんだ。優勝するとだな…賞金50万ドラーが貰えるんだぜ」
「お金が出るんですか?うわっこれは出たい…けど、うーん」
レンツは元々、家があまり裕福な方ではないので、少しでもお金が入れば家計の足しになるのではないかとレンツの思いは面倒くささと50万が天秤にかけられグラついている状態だが、果たして…
「まぁ考えとけ。少しは出たくなったろ?」
「はい」
「もう行きなさい。授業始まるぞ」
「わかりました。考えときます」
授業始まりのベルが鳴ると同時にレンツは教室に向かって行った。すると校長の表情がゆっくりと緩み始め…
「ふ…ふふ…ふははははは!よぉし!これでレンツは9割大会に出場するだろう!今回の若桜戦は全額レンツに賭けて大儲けしてやるぞぉー。はぁーはっはっはっ」
どうやら、校長の真の目的は無名のレンツを使って、大会のトトカルチョか何かで大儲けしようと言うことらしい。おそらく、レンツは無名と言うことで誰もマークしない。そのため、もしレンツが勝てば校長の一人勝ちで多くのお金が校長の懐に入るだろう。しかもレンツにもお金が入るから、お互い損をしない良い話というわけだ。
レンツはさっきの授業の後、休み時間を利用し校長のリックと話をするため、教官室を尋ねていた。
教官室は学校の入り口すぐ横にあり、外から来客された人間にも対応できるよう事務員を一人置いていた。
「校長先生なら校長室にいるんじゃないのかい?さっき書類整理するって行って出てったよ」
事務所の窓から出てきたのは見た目50代半ばの女性事務員。来客などの案内や対応は全て事務員に任されている。
「そうですかー。ところで校長室ってどこですか?」
「校長室は教官室の隣だよ会いに行くなら失礼のないようにね」
「はい」
場所を聞き、レンツは若干早歩きで教官室の隣の校長室の前に立ちノックも何もせず開けた。
「こら!レンツ!ノックぐらいせんか」
「すんません。ちょっと校長に話があるんですが」
「何だね?」
「若桜戦の事何も聞かされて無かったんですけど…辞退とか出来ないんですか?」
「なんだ?自信が無いのか?」
「そういうわけではなく、ただ面倒なんです」
「まぁまぁ、そう言うなって!出場するメリットだってあるんだぞー。優勝するとだな…この大会は毎年恒例でな色んな方面から人が来てるから、まず名前が売れるぞ」
「嫌です」
「まぁ、待てって!まだあるんだ。優勝するとだな…賞金50万ドラーが貰えるんだぜ」
「お金が出るんですか?うわっこれは出たい…けど、うーん」
レンツは元々、家があまり裕福な方ではないので、少しでもお金が入れば家計の足しになるのではないかとレンツの思いは面倒くささと50万が天秤にかけられグラついている状態だが、果たして…
「まぁ考えとけ。少しは出たくなったろ?」
「はい」
「もう行きなさい。授業始まるぞ」
「わかりました。考えときます」
授業始まりのベルが鳴ると同時にレンツは教室に向かって行った。すると校長の表情がゆっくりと緩み始め…
「ふ…ふふ…ふははははは!よぉし!これでレンツは9割大会に出場するだろう!今回の若桜戦は全額レンツに賭けて大儲けしてやるぞぉー。はぁーはっはっはっ」
どうやら、校長の真の目的は無名のレンツを使って、大会のトトカルチョか何かで大儲けしようと言うことらしい。おそらく、レンツは無名と言うことで誰もマークしない。そのため、もしレンツが勝てば校長の一人勝ちで多くのお金が校長の懐に入るだろう。しかもレンツにもお金が入るから、お互い損をしない良い話というわけだ。
