「………太子、こんなに怪我してるんなら早く言えよ」
「これ位、すぐに治りますよ。多分」
「これ位って御前なあ………!!」
太子の腕やら脚やらに、雷でただれたような傷があった。
私はすぐに包帯を巻いたりして、応急処置をした。
その様子を見て、太子はケラケラと笑っていた。笑い事じゃねえよ。
「屠自古~我は~」
「御前はかすり傷だろ」
「んな訳ないだろ!!我もただれておるわ!!!」
そう言うと、布都は太股までスカートを捲り
痛々しそうな脚を見せつけた。
「どうじゃ!!我だって頑張ったんじゃ!!」
「はいはい、後でな~」
「むう………まあ構わんが」
布都は頬を少し膨らませ、私の方を少し睨んできた。
私は「太子が先だ、御前より酷いから」とジェスチャーで伝えると布都は
「相分かった」と親指を立てて返事をした。腹立たしい。
………ふと、太子が何かを思ったように私に話し掛けてきた。
「そう言えば、ユリの話しましたっけ?」
「しましたよ。もう忘れたんですか?」
「すみません。後で見に行きましょうか」
「はい。」
「我も行きたいです~」
「いいですよ」
「やったあ!屠自古、早く終わらせろ!!」
「はいはい。やってやんよ」
いつの間にか、太子とすんなり話せるようになっていた。
私は少し、嬉しかった。
「これ位、すぐに治りますよ。多分」
「これ位って御前なあ………!!」
太子の腕やら脚やらに、雷でただれたような傷があった。
私はすぐに包帯を巻いたりして、応急処置をした。
その様子を見て、太子はケラケラと笑っていた。笑い事じゃねえよ。
「屠自古~我は~」
「御前はかすり傷だろ」
「んな訳ないだろ!!我もただれておるわ!!!」
そう言うと、布都は太股までスカートを捲り
痛々しそうな脚を見せつけた。
「どうじゃ!!我だって頑張ったんじゃ!!」
「はいはい、後でな~」
「むう………まあ構わんが」
布都は頬を少し膨らませ、私の方を少し睨んできた。
私は「太子が先だ、御前より酷いから」とジェスチャーで伝えると布都は
「相分かった」と親指を立てて返事をした。腹立たしい。
………ふと、太子が何かを思ったように私に話し掛けてきた。
「そう言えば、ユリの話しましたっけ?」
「しましたよ。もう忘れたんですか?」
「すみません。後で見に行きましょうか」
「はい。」
「我も行きたいです~」
「いいですよ」
「やったあ!屠自古、早く終わらせろ!!」
「はいはい。やってやんよ」
いつの間にか、太子とすんなり話せるようになっていた。
私は少し、嬉しかった。
