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怨霊の意味成亡霊


翌日。
また、青娥が御札を作って来てくれた。
私は「其処に置いといて」とまた指差した。

「………何枚あっても足りないの。私の怨念は永遠に消えない」

「そうなんですかね。私には怨念が薄れてきたように見えますが」

「そう………人によって見方が違うのかな」

私は溜息を吐き、新しい御札を貼った。
少し痛いが、自分の為でもあり皆の為でもある。我慢せねば

「と・こ・ろ・で~昨日のアレ、見当ついたんですか?」

「いや。誰も私の事なんか求めている気がしないから…………」

俯く私を見て、青娥はくすっと笑った。
そして、耳元でこう囁いてきた。

「賭けに出ませんか………?誰が一番貴方を求めているのか」

「賭け………?」

「此処に一つの御札があります♪」

青娥は懐からするっと御札を取り出した。
御札は、何か禍々しいオーラを放っていた。

「自我を無くす御札です。これを貼れば、貴方は永遠に怨念を放つ怨霊になれる」

「治す方法は?」

「ありませんわ♪」

私はゾッとした。
青娥は薄気味悪い笑みを浮かべると、また言った。

「貴方を安らかに成仏させてくれるか………貴方と共に成仏してくれるか………それしかありませんわ」

「絶対に乗らないからな!!私の所為で他の奴にまで迷惑をかけるなんて………」
             
             ・・
「あら、貴方は最後まで私を信用するの?」

「………それは」

「まあ、賛否を決めるのも貴方の自由。お好きにどうぞ」

「………私は」

私は黙って青娥の御札を





受け取っていた。

<2016/06/28 15:37 河城幽霊>消しゴム
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