【短編】大切なものと物の気持ち ~えんぴつ編~
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学校である日、とある生徒がまだ長くて使えるえんぴつをゴミ箱に捨てていたので僕は、その人に言った。
「まだ長くて使えるえんぴつなのに何故、しかもゴミ箱に捨てようとするのですか? 」
「だってある程度使ったし、新しいえんぴつを賈ってもらってそっちの方がデザインも良いから今、使ってるのは捨てただけだよ」
「それはダメだと思う」
「なんでダメなんだよ!別に人に迷惑かけてないじゃないか」
「確かに人にはそうかもしれないが、もし自分がえんぴつだったらいい気しますか?僕は、しないよ。しかもえんぴつ削りに十分削れるし、仮に電動で削れなくなっても手動の方ならさらに使えるよ」
その話を聞いてその人は、こう言った。
「確かにそうだな。いくら新しいのを賈ってもらったからってまだ使えるえんぴつを粗末にしたら行けないね。これからは物の気持ちになって考えるよ」
こうしてその捨てられたえんぴつは、再び拾われて最後まで使っていくのであった。
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