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あなたに愛を捧げよう(※BLです)
- 再会 -

鈴木Side

店員さんにも手伝ってもらいながら、
救急車を呼び、西宮さんを病院に連れていった。

僕は課長の車に乗り、
西宮さんの病院に急いだ。
病院に着くと、僕は急いで病院入り、
西宮さんの部屋を聞いた。

「西宮さん!!」

「す、鈴木さん!?どうしたんですか?
顔色がとても悪いですよ?
あぁ、僕のせいですよね……。
ごめんなさい、迷惑かけてしまって。」

西宮さんが申し訳なさそうに言ってきたので、
僕は『違います』と意味を込めて、
西宮さんに飛び付いた。

「わっ!本当にどうしたんですか?
鈴木さんがここに連れてきてくれたんですか?
ありがとうございます。・・・・・・・・」

西宮さんが急に黙ってしまったので、
心配になり、胸に埋めていた顔を上げると、
西宮さんと目が合い、微笑まれた。

「・・・・・・ごめんなさい。
辛い記憶を思い出して、
気分が悪くなってしまって。
鈴木さんにも宮本くんにも、
迷惑かけてしまって。」

西宮さんがそう、もう一度謝るので、
僕は今度こそ『違います』と言おうとした。
口を開いて、西宮さんの名前を呼んだところで、
病室のドアが開いた。

「西宮さん!!」

そう言って西宮さんに抱きついたのは、
店で西宮さんと一緒にいた人だった。
僕はその勢いで無意識に、
西宮さんの体から手を離してしまった。
手を離したと気付いた時には、遅くて、
もう一度西宮さんに抱きつくことは、
出来なかった。

寂しくなった両腕を見て、
今まであった体温が寂しくて、
夏なのに寒く感じてしまった。
自分の体を抱き締めてみるけど、
足りなくて、西宮さんに抱きつきたくて、
悲しくなって寂しくなって、
頬が濡れていくのが分かった。

<2016/08/15 12:48 本田鳥>消しゴム
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