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あなたに愛を捧げよう(※BLです)
- すき?スキ?好き? -

鈴木Side

西宮さんが、他の人に笑顔を向けるのも、
西宮さんが、他の人に優しくするのも、
僕があれこれ口出しすることではない。
けど、なぜか胸がチクチクして、
痛くて、目の前が真っ暗になって…。

「はぁ、はぁ、はぁ。
に、げてきちゃった…。」

僕は西宮さんの病室から飛び出し、
いろいろ考えて走っているうちに、
病院近くの大きな公園に来ていた。

外は暗く、周りに慰めてくれる人もいない。
それが、もっと僕を落ち込ませた。
もう一度深い溜め息をついて、
家に帰ろうと足を動かそうとした時、
誰かに右手を掴まれた。
そして、口を塞がれ、
耳元で荒い息づかいが聞こえた。

「ハァ~、ハァ~。君可愛いね~。
僕と一緒に遊ばない?楽しいよ?
今一人でしょ。ハァ、だから、僕の家おいでよ。
こんなところ女の子一人で、
夜に出歩いちゃ危ないよ。一緒に行こう。」

僕の腕を掴んだのは、
異常に汗をかいている太った変態さんだった。
背中に汗が染みてきて、気持ち悪いし、
耳元で聞こえる、激しい息が怖い。

「あ、あの!えっと、僕、僕、
お、女の子じゃないです!
あと、連れ、いますから!はな、して?」

僕は怖くて怖くて、目に涙が溜まっていた。
逃げ出そうと、手を引いても、
僕の力じゃ、その人には敵わなかった。
もう、駄目だと思ったとき、
救世主が現れた。

「あの!すみません。
その人、僕の連れなんで。」

僕は西宮さんが来てくれたと思った。
でも、その思いは束の間、
僕を助けてくれたのは、課長だった。
別に嬉しくない訳ではない。
でも、課長の近くに、
西宮さんに抱き付いた人がいない。
ということは、まだ病室にいる可能性がある。
病室は一人部屋だし、
僕達以外に見舞いに来ていた人はいなかった。
多分、今あの部屋には二人きり・・・。


涙が自然に溢れた。

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リクエストを募集したいと思います!

リクエストに応えられないことも、
あるかもしれませんが、
なるべく応えます!
なので、気軽にリクエストしてください!

アドバイスでも構いません!
どうぞこれからもよろしくお願いします!

(リクエストは、番外編やネタ切れなどの時に、
使っていきたいと考えています。)
<2016/08/23 22:26 本田鳥>消しゴム
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