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あなたに愛を捧げよう(※BLです)
- すき?スキ?好き? -

「いっ、痛いです。西宮さん…。」

「あっ、ご、ごめんなさい!」

僕は鈴木さんの腕を離して、
何度も謝った。
すると、鈴木さんの課長さんが近付いてきて、
課長さんも心配そうに傷を見ていた。
僕はその傷を見ている目を見て、
きっと課長さんは鈴木さんに恋してると思った。
それが分かると同時に何か心の奥底から、
どろどろとしたものが沸き上がってくるような
感覚がし、咄嗟に鈴木さんを腕に閉じ込めた。

「!? に、しのみやさん?
どうしたんですか?いきなり。」

「あっ、いや、なんでもないです…。」

また僕は鈴木さんに謝った。
それで、鈴木さんに嫌われた気がして、
課長さんに嫉妬してしまって、
鈴木さんに恋してると分かって。
何がなんだか考えるほど分からなくて、
僕は頭を冷やすと言って、
もう一度鈴木さんに頭を下げ、病院に戻った。

「西宮さん!大丈夫ですか?
顔色悪いですよ!?部屋戻りましょう。」

病院に入ると、宮本くんが、
さっきの鈴木さんのように飛び付いてきた。
でも、やっぱりどきどきしなくて、
可愛いとも思わなくて、
自分の鈴木さんに対する気持ちに確信が持てた。
そして、何かがふっきれたように、
僕はもう一度病院を飛び出した。

「鈴木さん!」

デジャブかな?さっき同じことした気がする。
でも、そんなこと全然気にならなかった。
・・・目の前の出来事に驚いたから。

<2016/09/05 20:53 本田鳥>消しゴム
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