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あなたに愛を捧げよう(※BLです)
- 遅刻 西宮編 -

僕は鈴木さんと別れ、会社に急いだ。

「すみません!遅れました!!」

「西宮。ちょっと来い。」

「は、はい!」

入った瞬間、
部長に呼ばれ、体がより固くなる。
小さく深呼吸し、部長の机に向かった。

「西宮、どうした?
いつも早く来て、掃除までしてくれる、
優秀なやつだったじゃないか。」

「すみません。
駅で人助けをしたもので。
以後、気を付けます。」

「人助け・・・・・。」

そう言ってしばらくの間黙った部長。
その部長の行動に、
僕は言い訳に聞こえたのかもしれない
と思い、

「部長、本当にすみませんでした!」

と、もう一度頭を下げた。
しかし、部長は以外な言葉を発した。

「いや、謝らなくてもいいよ。
でも、人助けとは。
やっぱ西宮くんはすごいな。
これからも、この会社の一員として
頑張ってくれ!」

僕はその言葉に感動し、
少し涙が出そうになった。
部長の方がすごい立派だと思う。

「は、はい!ありがとうございます!」

部長に感謝を伝えて、仕事に取りかかった。

<2016/07/30 21:41 本田鳥>消しゴム
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