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変人が集う部活がかなりやばいらしい。


変部の部室。

校内に存在してるのかすら疑われる場所。
それが、まさか学校の地下に存在していたなんて。

ミケ「と、言うわけでね。重くん、君を連れてきたのは他でもない。入部おめでとう!ようこそ変部に!。」

ミケが大袈裟に両手を広げ、にっこり笑う。
他の部員も、笑顔を浮かべていた。
重は驚き続きで、全く展開についていけないでいた。

それもそのはず。
今の状況を整理したら、こうだ。

部活入れない→ミケ登場→案内してもらう→倉庫みたいな部屋→階段→バンジージャンプ→気絶→今。

訳がわからない。

重「に、入部?。」
ミケ「そう!入部!強制的に君は変部員にならないといけないのだよ。君の、その体質の関係でね。」

体質?

重の瞳が大きく見開く。
この、薄すぎる存在のことだろうか。

これは、生まれつきの体質だ。
一体、変部に入部するのと何の関係が………。

ミケ「君のそれは、特殊能力によるものだよ。」

ミケの糸目が、薄く開かれた。
茶色く光る瞳が、重を見つめる。

ミケ「君は、僕にデコをピンされたよね?。」
重「いや、だからデコをピンってr((
ミケ「痛かったでしょう?普通じゃない痛みを感じた筈だ。」
重「ああ、まあ……。」
ミケ「あれはね。僕が、指先に神経集中をしたからなんだ。通常の倍以上の力をかけたんだ。」

ミケの手がソファの端に伸びる。
そして普通につかみ、

重ごと持ち上げた。

重「!!!?。」
ミケ「分かった?これが僕の能力、『意識集中』だよ。」

心臓が飛び出るほど驚いた。
ソファは落ちる気配がなく、安定して持ち上がっている。

目を疑ったが、ワイヤーで釣ってる様子もない。

重「まさか、本当に………!?。」
ミケ「君の能力は、『存在調節』。今は無意識に、存在を最低限にまで薄めてるようだね。」

当然のように答えるミケ。

やがてソファは、突然能力を解いたミケの所為で派手に落下した。





<2016/07/16 02:59 なうか>消しゴム
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