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世界が終わる今日、僕は君を探していた
- 第三試練 -

『じゃあルール説明!。えーっと、グループは六個できたということだから、三三で分けます。
一回戦は、哲三くんチーム、睦月くんチーム、百合子ちゃんチームでーす。
二回戦は大地くんチーム、萌美ちゃんチーム、修くんチームだよー。
そして一回戦の最下位、二回戦の最下位で最後、三回戦をします。最終的に最下位だったグループは死にます。ガンばれよー』

皐月がはっとこちらを向く。俺はその目をなにも言わず見つめ返す。

いちお俺達のグループはいい方だ。文月は小学生の頃ずっとリレー選手だったらしいし、どうにかなりそうだ。

「おい、睦月」
哲三だった。

一瞬さっきの喧嘩の続きをさせられるのかと思ったが、違うようだ。

「な、なんだ?」

哲三はまるで美味しそうな物を見つめるような目で、こちらをじっと見つめる。
「なぁ‥‥‥どんな手を使ってでも勝てよ」

「はぁ?。いきなりなんだ?気、気持ち悪いよ」

哲三はポケットからナイフを出した。サバイバルナイフ。

「な、なんだよ!!」

「安心しろ。お前にこれをあげるんだよ」
ナイフを差し出した。

俺はあわてて離れる。
「い、いらねぇ!!」

「哲、そろそろやるみたいだ」
哲三の後ろからぬっと、輝仁が出てきていった。

「おぅ。」

哲三はナイフを睦月の手に無理矢理、握らせた。

「持っとけ」

俺は震えるてでナイフを受けとる。

なにか企んでいるような、雰囲気がただよっていた。












<2016/07/14 16:30 栗原小雪>消しゴム
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