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世界が終わる今日、僕は君を探していた
- 第四試練 -

第四試練、スタート

『はーい、みんなきこえてるかなー?』

放送の声が聞こえてきたのは、丁度図書室に腰を下ろした頃だった。

「なんだよ、今皐月居ないのに‥‥‥」
ぼそりと呟いた。

「そうね‥‥少し遅いと思うのだけど‥‥?」

『新しいっ試練だよー。
第四試練、グループ代表一人選んでね。その代表は一人、人間を殺しなさい。どんなてを使ってもいい。』

呆然となる。
「えっ‥‥‥」

『今は午後6時だから、期限は午後8時。それまでに必ず殺すこと。
殺さなかったら、どうなるか分かるよね?』

俺は文月のほうをみる。

文月は微笑んだ。

え?

「ダイジョウブ」

そんな声が聞こえたような、気がした。











俺は屋上に、逃げていた。

敵から逃れるため、そして敵を襲うために。

その時、一通のメールが届く。

「皐月からだ」

『にいは逃げてくれ。僕が一人殺したから大丈夫だよ。文月と合流した。一階、東方面の女子トイレの右の奥に隠れてる。出来れば合流してくれ。でも無理しないで』

じっと画面を見つめる。おかしい。誤字がないだろうか?

皐月が人を殺すわけない。

いちおメールを返しておく。
『こんなときに嘘つくんじゃねぇよ。俺が適当に殺しとくから、お前らはそこいな。あ、俺は屋上いるぜ。でも殺しにいくから、居ないかも』

すぐに返事がきた。
『嘘じゃないよ』

『じゃあ誰を殺したって言うんだい?』

『僕は紫音を殺したよ』

口がカラカラになる。あいつがやるわけないよ。そうだよ、きっとこれは‥‥

「嘘なんかじゃないよ!」

「皐月?」

走ってきたのか、肩で息をしながら皐月は怒鳴った。
「僕は紫音を殺した!刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して!!!!紫音が息絶えるまでさしまくったよ!」

嗚咽が喉を通る。

「にい?、大丈夫____」



「見ぃつけたぁ」
突然後ろから嬉しげな声が聞こえた。

「あんたが紫音を殺したんだぁ?。ひっどーい。紫音、美奈が責任もって、仕返しするね」

手に彫刻刀を持った美奈だった。

「止めろ!美奈!」
俺を庇うように、皐月は俺の前へ出る。

「止める?殺すのを?。あんただってどうせ、私が紫音を殺さないで!、とでもいっても殺したでしょ?」

彫刻刀をベルトから、もう一本出す。

「どちらにせよ、私は殺さなきゃいけないわ」

「チッ‥‥」
皐月もベルトから、ナイフを出す。

ナイフなんて何処に有ったのだろう?。

「美奈!!」
またもや後ろで声が。

「淳太郎?」

「美奈、内密な話なんだ。ちょっと来てくれ、」
淳太郎は柵の方へ誘う。

何するかわかった瞬間、睦月は叫ぼうとした。


それを皐月が止める。

「淳太郎、もう誰か殺したの?。殺したのなら、メールちょうだいって言ったでしょ?」
美奈は気付かず、柵から校庭を見つめていた。

「あぁ、まだだが、もうそろそろだ。」

突然淳太郎は、三奈の腰を持つ。小柄な体型の美奈は持ち上げられた。

「いや!、なに!?」
美奈は暴れ狂う。

「美奈、ごめん!俺は生き残りたいんだ」

「裏切り者!」

美奈は最後にそう残して、落ちて死んでしまった‥‥












<2016/07/18 17:53 栗原小雪>消しゴム
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