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世界が終わる今日、僕は君を探していた


「全く‥‥悪いな、睦月」
暗い顔をしながら哲三が謝る。

~†~

時間切れとなり、第四試練は終了した。

百合子に言われ、皆取り合えず体育館に、集まっていた。

中央には数人の遺体が横たわれていた。

転落して体が異様に折れ曲がっていたり、潰れたりしている萌美と美奈。

拳銃で心臓を撃ち抜かれた淳太郎。

そして行方不明になった修は、ナイフであちこちを刺されていた。見つけられたときは重傷でありながら生きてたが、ゲーム終了直前で、帰らぬ身となってしまったらしい‥‥

と、百合子と虎太郎が誰かの体を抱えながら、体育館に入ってきた。

隣で文月と小声で話していた皐月が、一瞬震えたのが見えた。

百合子と虎太郎はそっと遺体をマットに置く。

紫音だ。

皐月が‥‥殺したんだな。俺は改めて皐月が殺人を犯したことを実感させられる。

しかし別のことに少し引っ掛かった。

アイツ__皐月__は紫音の事を指して殺した、と言っていた。が、紫音の遺体には刺したような傷跡が、ないのだ。目立つ外傷といえば、頭から血を流しているくらいだ。

アイツにきくっきゃないか。

「皐月、どーいうこっちゃ?」

ショックは徐々に治まりつつあるのか、先程より顔色が良くなっていた。
「ん?、なんのこと?」

俺は紫音の遺体を指差す。
「とぼけるんじゃねえ。お前は紫音を刺したって言ったよな?だがよく見ろ。紫音は刺されたような傷はついとらん」

「あ、あぁ。そんなことどうでもいいだろ。ボクたち助かったんだし___」

「正直にいえ」

隣で座っていた文月が驚くほどそのときの俺は怖かったのだろうか?皐月が怯えてた。

「言うんだ!」

「ね、恐いよ。優しそうな一面が台無しだよー?」
「む・つ・き・く・ん・?」

「聞いたわ、泉。」

先ほどまで黙っていた文月が、いかりを露にして立ち上がる。

「あんた、拳銃持っていたんだって?国内では拳銃ダメなの知らないの?それにあなた未成年でしょ?」

「しーらないよー」

俺はおどろく。このゲームが始まり、随分泉の性格が変わってきてる。

いや、もともとこの性格なのかもしれない。俺達がこの一面を見たことがないから、そう感じるだけなのかも。









祝閲覧数100!!!!!!!!

このお話を見てくださったみなさま、ありがとうございます!
みな様のお陰でここまで書くことができました!!

もちろんまだまだ続きますよww


祝閲覧数100を記念した絵を今度投稿しようと思います。暇なときにやらせていただきます。
これからもよろしくお願いしますー!


<2016/07/24 22:52 栗原小雪>消しゴム
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