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世界が終わる今日、僕は君を探していた
- ゲームスタート -





今日、僕ら、一年B組の計16名のデスゲームが始まった




「皆先生からでんごーん! 」
学級委員長の百樹百合子が怒鳴った。

百合子はかわいく見えて意外と怖い。おこりっぽくて暴力は滅多に振らないけど、怒ると口調が男っぽくなる。

「『今日は土曜なのに集まったくれてありがとう!。大切な話があるから皆席に座っておいてね』」
百合子は棒読みで読むと紙袋から紙を取り出した。
「あと先生が来たらこの紙配るね。」

今日は土曜。しかし大切なことがあると言われ、特別に集まったのだ。他の組は居ない。

と、窓際の方で百合子と紫音が話しているのが見えた。百合子が手短に言うと、紫音は急いで廊下に行った。

「紫音どうかしたのか?」
俺は百合子のそばにいき囁くよう、聞く。

「男子には関係ないことよ」百合子はそう言うとポケットからスマホをとりだし、いじり始めた。

暇だな~、と思いながら壁を軽く蹴った。














その時だった。














『あー、ああ‥‥』
放送から誰か喋り始めた。低く性別不明な声だ。

『やあ、B組の皆さんや』

「誰!?、悪戯!?。すぐにやめなさい!」
百合子は放送に向けて唸った。いつの間にかスマホは消えている。

放送のこえは当たり前だが百合子の声は聞こえてないらしく、続ける。

『今回の会場は学校か‥‥。面白そうだな。』

皆が騒ぎめる。

『誰か、紙を配っておくれ。配らないと意味が分からないだろうからな』

「紙?」
隣にいつの間にか居た、文月が呟く。

「え?、これのこと?。そういえばどんな内容な___」
百合子は紙を持ったまま固まる。明らかに動揺していた。

「どうしたんだ?。はやく説明しろ!!」
哲三 が自慢の右腕を振り回す。太くて、殴られたらけっこう痛そう。

百合子はそのまま紙をバラバラ下に落としてしまった。

その内一枚が、睦月の足元に着いた。

紙を持ち上げる。

「は?、何だルールって?」

『そろそろ良いだろうか?』

再び放送から声が喋り出す。

『最初の試練だ』

教室が静まり返る。

『一月生まれの人は誰か一人捕まえろ。そのあと捕まったものは処刑する。別に捕まえなくても良いが、これから先捕まえなかった&捕まえられなかったものは辛いだろう。処刑は捕まえたものがしろ。』

全員の目線が一月生まれの梅子と純平に注がれる。

『タイムリミットは30分。その間一月生まれの人は追いかけ、その他の人はせいぜい逃げ回るが良い。一月生まれの人を殺して自分が殺させるリスクを消しても良いぞ。だが会場からはでないように』

『ゲーム開始!』

<2016/07/10 08:29 栗原小雪>消しゴム
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