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世界が終わる今日、僕は君を探していた
- 第一試練 -

ゲームがスタートし、俺は逃げていた。三階のタンスの裏に隠れていたら、睦月がいるとは知らずに杏が来た。

「む、睦月くん!。ごめんなさい、ここいるとは知らなくて‥‥。すぐ移動するね」杏は申し訳なさそうに言い、去ろうとした。

「おいおい、待てって。一緒に隠れるか?」

「良いの?」

俺はウインクした。
「もっちろん。来いよ」

「ありがとう、恩に着るわ」






少し隠れていたが、杏がどうも狭くて落ち着かないのか、移動することにした。
「こっち行ってみない?」

「体育館はどうだ?」

杏は真剣に言った。
「良い?、体育館に行くには外に出るのよ?」

「でも一瞬じゃん」

「取り敢えずそんな危険を犯してまでもいく必要は無いわ。第一体育館は隠れる場所あんまりないでしょ」

「確かにそうだな」
俺は納得して思わず何回か、頷く。

(ふぅ‥‥。杏がいて良かったわ。居なかったら絶対体育館行って捕まってたな)

「職員室行ってみよ?」

「おぅ」









足音を忍ばせなから、歩く。

一階はあまり人は居なかった。

「職員室、入るね」

「うん」

杏はそっとドアを開けた。そしてゆっくり、そぉっと入っていく。

少ししたらドアから親指が出てきた。入っていい、と言う意味だ。

二人は少しの間、そこで過ごした。






『一年B組のみなさーん。第一試練終了だよぉー。皆教室に帰っておいで』

最初は戸惑ったが、何分かすると二人で教室に戻ってみた。

自分達が最後だった。

<2016/07/11 19:02 栗原小雪>消しゴム
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