レインはユグスと戦っていた。ユグスの剣の乱舞を、レインは剣を盾にして防ぐ。レインの放出した炎と、ユグスの放出した水流がぶつかり合う。
「何の仕業だ。レジスタンス」
「それはこっちの台詞だ。六刃。今の帝国の状況を知っているのか?あんな化け物の開発まで進めやがって!」
「化け物の開発?何を言っているんだ?そうか、同様を誘う作戦だな。レジスタンスらしい、汚い作戦だ」
「何を言ってるかだって?お前が何を言ってるんだよ。まさか、自分が遣える主のことすら知らないのか」
「それぐらい知っている。あまり関わりたくない男、ガステリアだ。だが、政治に関しては天才と聞いている」
「それは嘘だ。まさか、六刃は騙されているのか………」
そんな時だった。アンデッドが、扉を突き破る。
「アンデッドか。どうしてここに?」
ユグスが驚いてそう言うと、
「お前らが開発してるんだろうが!」
レインがそう叫び、アンデッドを斬り捨てる。
「一旦協力するぞ。いいな」
レインが強引にそう言うと、
「ああ。了解だ」
とユグスは答えた。
エリィとレイラは、静かに剣を構えていた。そして、レイラが踏み込む。エリィは横に跳躍して一旦距離を取り、すぐにレイラに向かう。剣がぶつかり合い、激しい攻防が続く。
「降伏すれば、命までは取らないわ」
エリィがそう言うと、
「それは嬉しい限りね。でも、遠慮しておくわ。負けを認めるなんて、後味が悪いもの」
「そう、それは残念ね」
「私も残念よ。あなたとは、仲良くなれると思ったけど」
レイラがそう言うと、アンデッドが扉を突き破り入って来る。
「思うだけじゃなくて、本当に仲良くなってみる?」
エリィが微笑してそう言うと、
「ええ。賛成よ」
と、レイラも微笑して返した。
「スレイ。僕はお前を殺す」
「そうか。これも報いだね。仕方ない」
クロウは跳躍して、回転しながらスレイを斬りつける。スレイはそれを、剣で受け止めた。斬り下ろしは避けられる。返す刃で、スレイを斬り上げる。スレイはそれを剣で止めた。クロウがスレイの足を突く。だが、その下段突きはフェイクだ。スレイは跳躍する。だが、クロウはそのまま倒立しながら回転し、スレイに蹴りを見舞った。スレイは少し吹き飛ぶ。
「強くなったな。クロウ」
クロウはその言葉を無視して、闇の竜を放つ。スレイは闇の獅子を放ち、闇の竜を消す。
「この瞳が、僕とクロウが親子である証だ」
スレイは、自分の赤い左目を指した後、クロウの赤い左目を指す。
「クロウと言う名前も、僕がつけたんだ」
「だからなんだよ。お前が父親なのは知ってる。だけど、お前は母さんを殺した。なんで、なんで殺したんだよ」
「あれには理由があったんだ。あの時、僕はガステリアに反抗した。すると罰を与えられたんだ。息子の目の前で、妻を殺せ。そうしなければ、お前だけでなく、妻も、息子も、親も、友人も、皆殺しにすると。だから殺した。僕のせいで、クロウの大切な母親は死んだ。僕が殺した」
クロウはそれを聞いて、ひとつ大きな溜め息を吐く。
「スレイ、あんたは後で殺す。だけど、先にあいつだ。ガステリアを殺す」
「僕も手を貸そう。ガステリアをこの手で葬る。その時を、僕はずっと待っていたんだ」
クロウとスレイ。二人は兵士を蹴散らしながら、王座を目指す。王座に行くと、信じたくない光景が飛び込んできた。レジスタンスリーダールイゼが、ガステリアの前に倒れていた。首と胴が切り離された状態で。
「どうしたスレイ?裏切るつもりか?」
「ああ。ガステリア。お前をこの手で殺す」
「威勢だけはいいな。スレイよ」
クロウは更なる怒りに身を震わせ、ガステリアに斬りかかる。だが、クロウの斬撃は簡単に弾かれ、腹に蹴りを入れられる。クロウは吹き飛び、壁に激突する。
「大丈夫か、クロウ」
スレイがクロウに手を伸ばすが、クロウはそれを振り払う。
「自分で立てる」
クロウがそう言って立ち上がる。スレイが前から、激しい斬撃を繰り出す。目に見えないスピードで、二人は斬り合う。強すぎる。手加減していたのか、スレイは。まだ、僕のことを思っているのか。クロウはガステリアの後ろに回り、下から斬り上げる。だが、それは当然の様に防がれた。だが、そんなことは知っている。クロウはガステリアに押し潰されそうになる。だが、その時だ。少し横に移動し、回転しながら跳躍した。その時だ。ガステリアは支えを失い、剣が地面に突き刺さった。そこを、クロウは回転しながら斬り上げたのだ。ガステリアの腕は吹き飛び、クロウまだ空中だ。クロウがガステリアを斬り下ろす。だが、それは謎の手に阻まれる。なんと言うことか、ガステリアの手が再生していた。
「なかなかやりおるわ。この餓鬼。調子に乗るなよ」
ガステリアはそう言って、目にも止まらぬスピードでクロウを斬り裂いた。クロウの腹が、三分の一ほど斬られる。それと同時に、ガステリアの首から大量の血が吹き出した。だが、その傷はすぐに回復する。
「この餓鬼が、俺のスピードに追い付いただと………」
ガステリアは驚愕する。
「クロウ。しっかりしろ」
スレイがクロウを抱き上げる。
「ひどいこと言って………ごめん。本当は………まだ僕のことを」
クロウはそう言うと、口から大量の血を吐き出した。
「おい、しっかりしろ」
スレイはクロウに呼び掛ける。何?聞こえないよ。何を言ってるの?わからないよ。
「アンデッド。食らえ」
ガステリアがそう言うと、スレイとクロウに大量のアンデッドが襲いかかる。その時だった。見慣れた顔と、見知らぬ顔が飛び込んできたのは。
「クロウさん!大丈夫ですか!」
ガルシアが大声でそう言った。
「ガステリア。ガルシアさんから話は聞きましたよ。とりあえず、かなたを殺しますね」
「クロウが死にそう。許さない」
セーラが怒りの表情を見せると、近くにいたアーテが、
「セーラ。感情表現上手いね。羨ましい」
「ちょっとちょっと、誰よその可愛い男の子」
「セルス。今はやるわよ。それから」
アリサがセルスを叱ると、
「はーいはい。わかってるよ」
「俺達で、こいつらを食い止めようぜ」
レインがそう言って、剣を構える。
「勝負だな。何体倒せるか。ちゃんと数えとけよ」
そう言って、ユグスも剣を抜いた。
「私はクロウを治療するわ。レイラ、護衛を」
「わかったわ」
エリィが、クロウの傷を治療する。すると、クロウは意識が戻った。
「誰、この人達?それより、あいつ。ルイゼを殺したんだ。許さない」
クロウは怒りに声を震わせてそう言った。そして立ち上がり、剣を抜く。
「無理しないでよ、クロウ。絶対に死なないで」
「わかってるよ。エリィこそ、死んだら駄目だよ」
終わりの刻が近付く。今は、アンデッドを全滅させ、ガステリアを殺す。それでこの世界は救われる。
「何の仕業だ。レジスタンス」
「それはこっちの台詞だ。六刃。今の帝国の状況を知っているのか?あんな化け物の開発まで進めやがって!」
「化け物の開発?何を言っているんだ?そうか、同様を誘う作戦だな。レジスタンスらしい、汚い作戦だ」
「何を言ってるかだって?お前が何を言ってるんだよ。まさか、自分が遣える主のことすら知らないのか」
「それぐらい知っている。あまり関わりたくない男、ガステリアだ。だが、政治に関しては天才と聞いている」
「それは嘘だ。まさか、六刃は騙されているのか………」
そんな時だった。アンデッドが、扉を突き破る。
「アンデッドか。どうしてここに?」
ユグスが驚いてそう言うと、
「お前らが開発してるんだろうが!」
レインがそう叫び、アンデッドを斬り捨てる。
「一旦協力するぞ。いいな」
レインが強引にそう言うと、
「ああ。了解だ」
とユグスは答えた。
エリィとレイラは、静かに剣を構えていた。そして、レイラが踏み込む。エリィは横に跳躍して一旦距離を取り、すぐにレイラに向かう。剣がぶつかり合い、激しい攻防が続く。
「降伏すれば、命までは取らないわ」
エリィがそう言うと、
「それは嬉しい限りね。でも、遠慮しておくわ。負けを認めるなんて、後味が悪いもの」
「そう、それは残念ね」
「私も残念よ。あなたとは、仲良くなれると思ったけど」
レイラがそう言うと、アンデッドが扉を突き破り入って来る。
「思うだけじゃなくて、本当に仲良くなってみる?」
エリィが微笑してそう言うと、
「ええ。賛成よ」
と、レイラも微笑して返した。
「スレイ。僕はお前を殺す」
「そうか。これも報いだね。仕方ない」
クロウは跳躍して、回転しながらスレイを斬りつける。スレイはそれを、剣で受け止めた。斬り下ろしは避けられる。返す刃で、スレイを斬り上げる。スレイはそれを剣で止めた。クロウがスレイの足を突く。だが、その下段突きはフェイクだ。スレイは跳躍する。だが、クロウはそのまま倒立しながら回転し、スレイに蹴りを見舞った。スレイは少し吹き飛ぶ。
「強くなったな。クロウ」
クロウはその言葉を無視して、闇の竜を放つ。スレイは闇の獅子を放ち、闇の竜を消す。
「この瞳が、僕とクロウが親子である証だ」
スレイは、自分の赤い左目を指した後、クロウの赤い左目を指す。
「クロウと言う名前も、僕がつけたんだ」
「だからなんだよ。お前が父親なのは知ってる。だけど、お前は母さんを殺した。なんで、なんで殺したんだよ」
「あれには理由があったんだ。あの時、僕はガステリアに反抗した。すると罰を与えられたんだ。息子の目の前で、妻を殺せ。そうしなければ、お前だけでなく、妻も、息子も、親も、友人も、皆殺しにすると。だから殺した。僕のせいで、クロウの大切な母親は死んだ。僕が殺した」
クロウはそれを聞いて、ひとつ大きな溜め息を吐く。
「スレイ、あんたは後で殺す。だけど、先にあいつだ。ガステリアを殺す」
「僕も手を貸そう。ガステリアをこの手で葬る。その時を、僕はずっと待っていたんだ」
クロウとスレイ。二人は兵士を蹴散らしながら、王座を目指す。王座に行くと、信じたくない光景が飛び込んできた。レジスタンスリーダールイゼが、ガステリアの前に倒れていた。首と胴が切り離された状態で。
「どうしたスレイ?裏切るつもりか?」
「ああ。ガステリア。お前をこの手で殺す」
「威勢だけはいいな。スレイよ」
クロウは更なる怒りに身を震わせ、ガステリアに斬りかかる。だが、クロウの斬撃は簡単に弾かれ、腹に蹴りを入れられる。クロウは吹き飛び、壁に激突する。
「大丈夫か、クロウ」
スレイがクロウに手を伸ばすが、クロウはそれを振り払う。
「自分で立てる」
クロウがそう言って立ち上がる。スレイが前から、激しい斬撃を繰り出す。目に見えないスピードで、二人は斬り合う。強すぎる。手加減していたのか、スレイは。まだ、僕のことを思っているのか。クロウはガステリアの後ろに回り、下から斬り上げる。だが、それは当然の様に防がれた。だが、そんなことは知っている。クロウはガステリアに押し潰されそうになる。だが、その時だ。少し横に移動し、回転しながら跳躍した。その時だ。ガステリアは支えを失い、剣が地面に突き刺さった。そこを、クロウは回転しながら斬り上げたのだ。ガステリアの腕は吹き飛び、クロウまだ空中だ。クロウがガステリアを斬り下ろす。だが、それは謎の手に阻まれる。なんと言うことか、ガステリアの手が再生していた。
「なかなかやりおるわ。この餓鬼。調子に乗るなよ」
ガステリアはそう言って、目にも止まらぬスピードでクロウを斬り裂いた。クロウの腹が、三分の一ほど斬られる。それと同時に、ガステリアの首から大量の血が吹き出した。だが、その傷はすぐに回復する。
「この餓鬼が、俺のスピードに追い付いただと………」
ガステリアは驚愕する。
「クロウ。しっかりしろ」
スレイがクロウを抱き上げる。
「ひどいこと言って………ごめん。本当は………まだ僕のことを」
クロウはそう言うと、口から大量の血を吐き出した。
「おい、しっかりしろ」
スレイはクロウに呼び掛ける。何?聞こえないよ。何を言ってるの?わからないよ。
「アンデッド。食らえ」
ガステリアがそう言うと、スレイとクロウに大量のアンデッドが襲いかかる。その時だった。見慣れた顔と、見知らぬ顔が飛び込んできたのは。
「クロウさん!大丈夫ですか!」
ガルシアが大声でそう言った。
「ガステリア。ガルシアさんから話は聞きましたよ。とりあえず、かなたを殺しますね」
「クロウが死にそう。許さない」
セーラが怒りの表情を見せると、近くにいたアーテが、
「セーラ。感情表現上手いね。羨ましい」
「ちょっとちょっと、誰よその可愛い男の子」
「セルス。今はやるわよ。それから」
アリサがセルスを叱ると、
「はーいはい。わかってるよ」
「俺達で、こいつらを食い止めようぜ」
レインがそう言って、剣を構える。
「勝負だな。何体倒せるか。ちゃんと数えとけよ」
そう言って、ユグスも剣を抜いた。
「私はクロウを治療するわ。レイラ、護衛を」
「わかったわ」
エリィが、クロウの傷を治療する。すると、クロウは意識が戻った。
「誰、この人達?それより、あいつ。ルイゼを殺したんだ。許さない」
クロウは怒りに声を震わせてそう言った。そして立ち上がり、剣を抜く。
「無理しないでよ、クロウ。絶対に死なないで」
「わかってるよ。エリィこそ、死んだら駄目だよ」
終わりの刻が近付く。今は、アンデッドを全滅させ、ガステリアを殺す。それでこの世界は救われる。
