〈紗菜サイド〉
夏休みまであと3日になった今日。あの日からも変わらずに森下はいちいちからかってくる。その度に私は心の中で悪態をついてるけどね!
「連絡だー。今日の2時間目の数学だけど、急用ができたので自習になった。じゃー、HR終わり」
担任であり、数学の教科担任でもあるETがそういって教室を出ていった。
よっっっしゃーー!ETの眠くて分かりにくい授業が無し!
ーー2時間目
先生のいない自習の時間だけあって、誰一人として勉強する者はいない。それぞれ仲のいい人たちで集まって話している。
「綾-。実香ー。夏休み遊ぼー」
勿の論で私も綾と実香と夏休みについて話してるけど何か?(ドヤ
「うん、海とか行こーよ」
「いいねぇ~♪」
「え…でも、紗菜って夏休みETに教えてもらうんじゃなかったっけ?」
今まで黙っていた綾が言った。
う~、そうなんだよね。あの日私が意地を張って森下に「できる」なんて言っちゃったけど、数学の苦手な私には当然解けるワケもなく………
ホントはYDKなんだよ!
夏休みに「ETとのお勉強会」なんて予定に入れたくなかったよぉ。ぐすっ
せめてもっとイケメンの先生だったらなぁ。←失礼
「あー、そうなんだよねー。あはは。でも3日しか入ってないし、多分、私以外にもできなかった子とかいるから大丈夫!」
きっと、他の子と一緒にやれば3日なんてあっという間だよ!
「え、バカ塚あの問題できなかったんだー。てか、『ETとのお勉強会』行くのお前だけだよ。バカだなw」
後ろの席から私をバカにする声が聞こえた。勿論その声の主は………
「森下っ!」
私はバッ!と勢い良く後ろを向いた。
ちょっバカって言い過ぎ!私はバカではない!!そもそも、私たちの話聞こえるとか地獄耳だな、コイツ。
って、待って。今重大なこと言った気が…
「あんた、今、勉強会行くの私だけって言った?」
「は?そうだよ。他のやつは解けたんだよ」
さっきまで快晴のお花畑だった私の脳にいきなり雷雨とゴジラが…… ドドドド-ン
「あーあ。あの時、バカ塚が意地張ってないで『森下様、バカで哀れな私に数学を教えてください。お願いします』って、土下座しながら言ってればこんなことにならなかったのに、ねぇ。俺も土下座されて教えないほど酷い人じゃないから」
…やべぇぞコイツ
「うっっっざ」
「ん?何か言ったかな(黒笑)」
誰にも聞こえないくらい小さな声でポツリと呟いた……………つもりだったが森下の耳にはバッチリ届いていたらしく。
「イエ、ナンデモアリマセン。スミマセンデシタ」
「はい、よろしい」
そういって頭をポンポンと撫でられる。
ーーキュン
…って、なんだ今のは!?いくらまわりにいい男子がいないからって森下にキュンって!どうしたんだ私!
でもまあ、森下は喋らなければイケメンなわけだし。
「いいなぁ。森下くんとあんなに話せて」
あ…今の(頭ポンポン)綾見てたんじゃ……
「綾!私が森下のこと好きになるなんて絶対ないから!きっと今のも森下の出来心だったんだとおも…「みんなー!このクラスの人でさ、海行かない?計画は全部俺たてるし」
いきなり隣のお調子者の長谷川くんが言った。
長谷川くんのせいで誤解を解けなかったろじゃないか!!恋する乙女にとって頭ぽんは結構重要なことであり、ましてやそれを自分以外の女子にやってるところを見てしまっ(ry
私は話を遮られたことにイラついていたが、クラスの人は口々にいいね!、楽しそう!と言ったので海に行くことが決まった(らしい)。
後ろで森下が「めんどくせぇ」と呟いたのは聞こえなかったことにしよう。
そして、私は「森下のことを好きになるなんて絶対ない」と言ったことを深く後悔することになるとはこの時はまだ知るよしもなかった。
夏休みまであと3日になった今日。あの日からも変わらずに森下はいちいちからかってくる。その度に私は心の中で悪態をついてるけどね!
「連絡だー。今日の2時間目の数学だけど、急用ができたので自習になった。じゃー、HR終わり」
担任であり、数学の教科担任でもあるETがそういって教室を出ていった。
よっっっしゃーー!ETの眠くて分かりにくい授業が無し!
ーー2時間目
先生のいない自習の時間だけあって、誰一人として勉強する者はいない。それぞれ仲のいい人たちで集まって話している。
「綾-。実香ー。夏休み遊ぼー」
勿の論で私も綾と実香と夏休みについて話してるけど何か?(ドヤ
「うん、海とか行こーよ」
「いいねぇ~♪」
「え…でも、紗菜って夏休みETに教えてもらうんじゃなかったっけ?」
今まで黙っていた綾が言った。
う~、そうなんだよね。あの日私が意地を張って森下に「できる」なんて言っちゃったけど、数学の苦手な私には当然解けるワケもなく………
ホントはYDKなんだよ!
夏休みに「ETとのお勉強会」なんて予定に入れたくなかったよぉ。ぐすっ
せめてもっとイケメンの先生だったらなぁ。←失礼
「あー、そうなんだよねー。あはは。でも3日しか入ってないし、多分、私以外にもできなかった子とかいるから大丈夫!」
きっと、他の子と一緒にやれば3日なんてあっという間だよ!
「え、バカ塚あの問題できなかったんだー。てか、『ETとのお勉強会』行くのお前だけだよ。バカだなw」
後ろの席から私をバカにする声が聞こえた。勿論その声の主は………
「森下っ!」
私はバッ!と勢い良く後ろを向いた。
ちょっバカって言い過ぎ!私はバカではない!!そもそも、私たちの話聞こえるとか地獄耳だな、コイツ。
って、待って。今重大なこと言った気が…
「あんた、今、勉強会行くの私だけって言った?」
「は?そうだよ。他のやつは解けたんだよ」
さっきまで快晴のお花畑だった私の脳にいきなり雷雨とゴジラが…… ドドドド-ン
「あーあ。あの時、バカ塚が意地張ってないで『森下様、バカで哀れな私に数学を教えてください。お願いします』って、土下座しながら言ってればこんなことにならなかったのに、ねぇ。俺も土下座されて教えないほど酷い人じゃないから」
…やべぇぞコイツ
「うっっっざ」
「ん?何か言ったかな(黒笑)」
誰にも聞こえないくらい小さな声でポツリと呟いた……………つもりだったが森下の耳にはバッチリ届いていたらしく。
「イエ、ナンデモアリマセン。スミマセンデシタ」
「はい、よろしい」
そういって頭をポンポンと撫でられる。
ーーキュン
…って、なんだ今のは!?いくらまわりにいい男子がいないからって森下にキュンって!どうしたんだ私!
でもまあ、森下は喋らなければイケメンなわけだし。
「いいなぁ。森下くんとあんなに話せて」
あ…今の(頭ポンポン)綾見てたんじゃ……
「綾!私が森下のこと好きになるなんて絶対ないから!きっと今のも森下の出来心だったんだとおも…「みんなー!このクラスの人でさ、海行かない?計画は全部俺たてるし」
いきなり隣のお調子者の長谷川くんが言った。
長谷川くんのせいで誤解を解けなかったろじゃないか!!恋する乙女にとって頭ぽんは結構重要なことであり、ましてやそれを自分以外の女子にやってるところを見てしまっ(ry
私は話を遮られたことにイラついていたが、クラスの人は口々にいいね!、楽しそう!と言ったので海に行くことが決まった(らしい)。
後ろで森下が「めんどくせぇ」と呟いたのは聞こえなかったことにしよう。
そして、私は「森下のことを好きになるなんて絶対ない」と言ったことを深く後悔することになるとはこの時はまだ知るよしもなかった。
