「海に来たぞー!」
「涼斗うるせーよ」
そう、私たち1年2組は今。クラス会で海に来ています!
今日は午前中は個々で遊んで、午後はクラスのみんなとビーチバレーしたり、スイカ割りしたり…らしい。
さっき、長谷川くんが大声で言ってたから間違いない。
「綾ー、実香ー。着替えよ」
私たちは更衣室に向かった
もうすでに服の下に水着を着ているので、服を脱げばすぐ海に行ける
「私昨日、酒井くんに森下くんの好きそうなの選んでもらったの」
「あ、花柄の水着にしたんだ」
「うん。どうかな?」
そりゃあもう
「とっても可愛いです!」
「ふふっ。ありがとう」
そんなはなしをしながら更衣室を出ると、すぐ近くに森下と涼斗がいた
あっちも私たちに気がついたようで手を振っている。
軽く手を振り返して2人の元に小走りで行く
「やっほー。昨日ぶりだね(笑)」
って…あれ?なんか森下固まってない?それに顔がすこし赤い気がする。そんなに暑いのかな…
…いや、これはもしかして…
「せっかく着てきたんだからさ、森下に似合うか聞いてみたら?」
綾の耳元で小声で言う。
「え?ぇぇぇえええ‼む、ムリだよ!」
「大丈夫。がんばれ」
「う、うん」
綾は決心をしたように頷き、森下の方を向いた。
「もっもりしたくん!私の水着どどどうかなあ…?」
ゆでダコのような顔で、しどろもどろになりながらも聞く綾が可愛くて、思わず笑みがこぼれる。
それと同時に、森下の言葉に耳を傾ける。
「どうって言われても…」
なぜだか私は、このあとに続く森下の言葉が気になって仕方がなかった。
「普通に似合ってると思うけど」
「えっ‼あありがと…う////」
綾は熱くなった顔を冷まそうと、手で顔をぱたぱたとあおいでいる。
ふーーん
やっぱり森下は綾が好きだったんだ。
わかりやすいなあ、森下も。
付き合うのも時間の問題…か…
って、変なこと考えるのやめよーっと。
気を取り直して私は、ふざけた感じで聞いてみる
「涼斗どう?私の水着」
胸元にリボンの付いているパステルピンクの水着を着てくるりと一周まわってみた。
「おー、かわいいじゃん!な、優」
ここで森下に聞く!?
…とか言いながらもすこし気になってる私って、なんなんだろう。
「は!?…全然似合ってねーよ。目障りだからこっちくんな。てか、これ着てろ!絶対!!」
きっぱりと否定された。
ははっ…だよね。
知ってたよ、森下がほめてくれないことなんて。
なのに…なのになんで私、こんなに落ち込んでるんだろう。
私と森下はライバル。それだけ。
きっと森下も私のことそうとしかおもってないはず。
もちろん私もそうとしか思ってない…はずなのに。
「あはは。だよねー。こういうかわいい水着着るのあこがれでさ~。やっぱ似合ってない…よね!!涼斗もお世辞なんて言っても何も出ないから~。あと、森下これ借りるね。じゃあ、私たち先行くから!」
森下から渡されたパーカーを着て、綾と実香の手を引いて海に向かう。
パーカーはおっきくて、だぼだぼだった。
今から思えば、好きな女の子をほめて、嫌いな女子のことをほめないのは当たり前だ。
「それにしても森下ひどくない!?いっつも沙菜のことからかってるからってあそこまで言うとか!沙菜も少しは反抗してもいいんだよ?」
きっといつもの私だったら言い返していただろう。でも、今回はできなかった。
それは、森下の言ってることが正しくてなにも言い返せなかった。それだけ。
「大丈夫だよ実香。こんなのいつのもことだし!ね!」
もやもやした気持ちに気づかれたくなくて笑ってごまかした。
「涼斗うるせーよ」
そう、私たち1年2組は今。クラス会で海に来ています!
今日は午前中は個々で遊んで、午後はクラスのみんなとビーチバレーしたり、スイカ割りしたり…らしい。
さっき、長谷川くんが大声で言ってたから間違いない。
「綾ー、実香ー。着替えよ」
私たちは更衣室に向かった
もうすでに服の下に水着を着ているので、服を脱げばすぐ海に行ける
「私昨日、酒井くんに森下くんの好きそうなの選んでもらったの」
「あ、花柄の水着にしたんだ」
「うん。どうかな?」
そりゃあもう
「とっても可愛いです!」
「ふふっ。ありがとう」
そんなはなしをしながら更衣室を出ると、すぐ近くに森下と涼斗がいた
あっちも私たちに気がついたようで手を振っている。
軽く手を振り返して2人の元に小走りで行く
「やっほー。昨日ぶりだね(笑)」
って…あれ?なんか森下固まってない?それに顔がすこし赤い気がする。そんなに暑いのかな…
…いや、これはもしかして…
「せっかく着てきたんだからさ、森下に似合うか聞いてみたら?」
綾の耳元で小声で言う。
「え?ぇぇぇえええ‼む、ムリだよ!」
「大丈夫。がんばれ」
「う、うん」
綾は決心をしたように頷き、森下の方を向いた。
「もっもりしたくん!私の水着どどどうかなあ…?」
ゆでダコのような顔で、しどろもどろになりながらも聞く綾が可愛くて、思わず笑みがこぼれる。
それと同時に、森下の言葉に耳を傾ける。
「どうって言われても…」
なぜだか私は、このあとに続く森下の言葉が気になって仕方がなかった。
「普通に似合ってると思うけど」
「えっ‼あありがと…う////」
綾は熱くなった顔を冷まそうと、手で顔をぱたぱたとあおいでいる。
ふーーん
やっぱり森下は綾が好きだったんだ。
わかりやすいなあ、森下も。
付き合うのも時間の問題…か…
って、変なこと考えるのやめよーっと。
気を取り直して私は、ふざけた感じで聞いてみる
「涼斗どう?私の水着」
胸元にリボンの付いているパステルピンクの水着を着てくるりと一周まわってみた。
「おー、かわいいじゃん!な、優」
ここで森下に聞く!?
…とか言いながらもすこし気になってる私って、なんなんだろう。
「は!?…全然似合ってねーよ。目障りだからこっちくんな。てか、これ着てろ!絶対!!」
きっぱりと否定された。
ははっ…だよね。
知ってたよ、森下がほめてくれないことなんて。
なのに…なのになんで私、こんなに落ち込んでるんだろう。
私と森下はライバル。それだけ。
きっと森下も私のことそうとしかおもってないはず。
もちろん私もそうとしか思ってない…はずなのに。
「あはは。だよねー。こういうかわいい水着着るのあこがれでさ~。やっぱ似合ってない…よね!!涼斗もお世辞なんて言っても何も出ないから~。あと、森下これ借りるね。じゃあ、私たち先行くから!」
森下から渡されたパーカーを着て、綾と実香の手を引いて海に向かう。
パーカーはおっきくて、だぼだぼだった。
今から思えば、好きな女の子をほめて、嫌いな女子のことをほめないのは当たり前だ。
「それにしても森下ひどくない!?いっつも沙菜のことからかってるからってあそこまで言うとか!沙菜も少しは反抗してもいいんだよ?」
きっといつもの私だったら言い返していただろう。でも、今回はできなかった。
それは、森下の言ってることが正しくてなにも言い返せなかった。それだけ。
「大丈夫だよ実香。こんなのいつのもことだし!ね!」
もやもやした気持ちに気づかれたくなくて笑ってごまかした。
