少し時間が経ち、まどかがようやく泣きやむ。
「改めて聞くけど、どうしたんだい?『友達を傷つけた』って……」
「……うん……ちょっと前までその約束を忘れてて……思い出した時、私が約束した言葉の重みを理解してなくて……」
詢子は話をなんとなくで理解する。
そして……
「言葉や約束って難しいよな……あたしもそう言う所あったからなぁ。今となってはいい思い出でもあり、いい経験だと思ってるよ」
「ママもそうのがあったの?」
詢子はまどかの眼を見ると、それに吸い寄せられるように昔の話を始める。
知久との出会い……社内での問題……コミュニケーションをとる事。
「……とまぁ、恥ずかしい話ばっかりだけど、要するに大事と思える人との関係があるからこそ、その分だけその思いをちゃんと伝える事。そして、ちゃんと間違ったことを悔いて謝る事。それが一番さ」
「……ありがとう、ママ。私、ちゃんと思いを伝えて友達を大事にする。
少し部屋に戻るよ、ママ」
まどかは笑顔を見せると、一度部屋へと足を進める。
詢子はまどかの背中を見て、何を感じて手を伸ばす。
しかし、届きそうな距離で届かなかった。
詢子自身、気づいてなかった。
伸ばしてたはずの手と、まどかに近づこうとしてた足が途中で止まっていた事に……
『なんで……まどか……』
詢子は取れなかった手を見て、不思議に感じてしまう。
「改めて聞くけど、どうしたんだい?『友達を傷つけた』って……」
「……うん……ちょっと前までその約束を忘れてて……思い出した時、私が約束した言葉の重みを理解してなくて……」
詢子は話をなんとなくで理解する。
そして……
「言葉や約束って難しいよな……あたしもそう言う所あったからなぁ。今となってはいい思い出でもあり、いい経験だと思ってるよ」
「ママもそうのがあったの?」
詢子はまどかの眼を見ると、それに吸い寄せられるように昔の話を始める。
知久との出会い……社内での問題……コミュニケーションをとる事。
「……とまぁ、恥ずかしい話ばっかりだけど、要するに大事と思える人との関係があるからこそ、その分だけその思いをちゃんと伝える事。そして、ちゃんと間違ったことを悔いて謝る事。それが一番さ」
「……ありがとう、ママ。私、ちゃんと思いを伝えて友達を大事にする。
少し部屋に戻るよ、ママ」
まどかは笑顔を見せると、一度部屋へと足を進める。
詢子はまどかの背中を見て、何を感じて手を伸ばす。
しかし、届きそうな距離で届かなかった。
詢子自身、気づいてなかった。
伸ばしてたはずの手と、まどかに近づこうとしてた足が途中で止まっていた事に……
『なんで……まどか……』
詢子は取れなかった手を見て、不思議に感じてしまう。
