購買は、珍しく空いていたようだった。
食べたいと思っていたらしいパンを袋いっぱいに下げ、幸せそうに笑う真白は、焼きそばパンを口いっぱいに頬張っている。
真白とは、職員室から帰る途中でバッタリと会ったので、そのまま一緒に教室に行くことにした。
「結局、神巫くんは絵出さなかったんだね。」
「んー?んん、うん。描きはするんだけど、満足いかなくってさ。」
焼きそばパンを飲み込み、真白は笑った。
「李亜の絵すごく良かったのに、残念だね、ついてこなくって。」
「えー、見たかったなぁ。だって李亜がついて来るなって言うから。」
「…………。」
「 李亜が今回出す絵、見たことないのに。何を描いたの?。」
「あー、えっとねえ、李亜ったら結構照れ屋さんなところが…ウグッ。」
勢いよく美紗の口を塞ぐ。
黙って話の成り行きを聞いていた李亜だったが、これ以上話を進めさすわけにはいかなかった。
らしくなく慌てた様子の李亜に、真白が不思議そうな顔をする。
全身が一気に熱くなったのを感じた。
「もう、素直じゃないんだからさぁ。あ、そうだ。二人とも、今日の部活には来る?先輩の引退会の相談しようと思ってるんだけど…。」
「私は…………。」
「僕はちょっと用事があって行けないな〜。」
行ける、と言おうとした李亜を遮って、真白が申し訳なさそうにそう言った。
反射的に真白の顔を見てしまう。
「あ、そうなんだ。李亜は?。」
「私は行けるけど………。」
「ああ、よかった〜。」
李亜は真白から目を離さなかった。
胸騒ぎがした。
なんでだろう、妙に、嫌な予感がする。
ふと、真白が窓の外を見ていることに気づいた。
「……………………………………………………………夕日が見たいなぁ。」
食べたいと思っていたらしいパンを袋いっぱいに下げ、幸せそうに笑う真白は、焼きそばパンを口いっぱいに頬張っている。
真白とは、職員室から帰る途中でバッタリと会ったので、そのまま一緒に教室に行くことにした。
「結局、神巫くんは絵出さなかったんだね。」
「んー?んん、うん。描きはするんだけど、満足いかなくってさ。」
焼きそばパンを飲み込み、真白は笑った。
「李亜の絵すごく良かったのに、残念だね、ついてこなくって。」
「えー、見たかったなぁ。だって李亜がついて来るなって言うから。」
「…………。」
「 李亜が今回出す絵、見たことないのに。何を描いたの?。」
「あー、えっとねえ、李亜ったら結構照れ屋さんなところが…ウグッ。」
勢いよく美紗の口を塞ぐ。
黙って話の成り行きを聞いていた李亜だったが、これ以上話を進めさすわけにはいかなかった。
らしくなく慌てた様子の李亜に、真白が不思議そうな顔をする。
全身が一気に熱くなったのを感じた。
「もう、素直じゃないんだからさぁ。あ、そうだ。二人とも、今日の部活には来る?先輩の引退会の相談しようと思ってるんだけど…。」
「私は…………。」
「僕はちょっと用事があって行けないな〜。」
行ける、と言おうとした李亜を遮って、真白が申し訳なさそうにそう言った。
反射的に真白の顔を見てしまう。
「あ、そうなんだ。李亜は?。」
「私は行けるけど………。」
「ああ、よかった〜。」
李亜は真白から目を離さなかった。
胸騒ぎがした。
なんでだろう、妙に、嫌な予感がする。
ふと、真白が窓の外を見ていることに気づいた。
「……………………………………………………………夕日が見たいなぁ。」
