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カウント・フリー
- チュートリアル -

「よっしゃ」
パソコンを前にオンラインゲームをしているカナトは腕を伸ばして時計を見た。
「また遅刻ぎりぎりか...」
急いで家を出た七時四十五分、その日。
世界は変わり始めた。

火曜日、カナトは学校で次の移動教室の理科の準備をしていた。そこに席をたった青年がカナトに近づいてきた。
「カナト、理科室一緒に行こうぜ」
「いいけど。シューヤ、お前また髪染めたな?」
幼馴染み、仲島シューヤ(なかじま しゅうや)の明るい髪色を眺めた。黄色がかった紫色の短い髪型。流行に敏感なシューヤらしい、似合っているが学校で規則もあるものだ。
「いつか叱られるぞ」
「もう怒られてるっての!」
シューヤは自身の髪を整えて笑った。

「はい、化学記号答えられる人ー?」
先生が黒板に書いたことを写しながらシューヤはペンを持ちながら弄ばせた。
カナトがすかさず手を挙げた。
「じゃあ、寺越君」
「Mt マイトネリウム」
正解、と先生が説明を続けた。
カナトはプリントを見ながら視線を感じ、シューヤを見て言った。
「何?」
「いや、別に」
シューヤは微笑して授業を受けた。

そんなこんなで一日の授業が終わり、諸活動の時間になった。
カナトは部活に入ってはいないが、シューヤはサッカー部でグラウンドを見ると生き生きとしている幼馴染みがいた。
カナトは本を取り出してグラウンドを通りすぎ、家に帰った。
それは突然だった。
カナトは家に帰っていたはずだった。だったのだが。
「.....?」
いつもの帰り道が異常に暗かった。
雲行きが怪しく、人の姿が見えない。新宿は静まり返っていた。
それはまるで......。
「OSみたいだ....」
そう、世界は変わり始めた。OS に。
OS とはカナトがよくやるオンラインゲームだった。
主人公を操り、オンラインフレンドでパーティを組む。世界破滅の東京を救うというゲームだ。
カナトは「マクフィート」という名前でゲームをプレイしていた。
「どうなっているんだ...?」
一歩踏み出して道路の真ん中に立ったときに地鳴りがした。
「ありえない...」
こんなの現実じゃない。
「なんで...」
目の前には、

メデュー[魔化]がいた。

カナトは逃げ出したが、メデューは容赦なく追いかけてくる。
人の姿をした化け物。黒い様態に噛みついてくる行動。まさに地獄絵図。
「嘘だ嘘だ嘘だ...!!」
このときばかりはカナトは理性を失っていた。
走り、新宿の裏路へ入り込む。奇妙な声を発してメデューは襲いかかってくる。
死にたくない!!
「くっ....はっ....!!はっ...!!」
カナトの息が切れた頃、メデューから姿を消すことに成功したカナトはスマホを取り出して『OS 』と検索した。カナトはこのデッドエンドを逃れないといけない。
検索した結果、落ち着きを取り払ってスマホをスクールバッグにしまってカナトはその場にバッグを置いていった。
そして大通りに出た。
「キャァァァァ.......」
奇妙な声の方を向いた。メデューがこちらの存在に気づいて走って口を開いた。その口は血で濡れている。
カナトは破裂しそうな心臓を無理やり黙らせて目を閉じた。
OSのチュートリアルでは目を閉じて見開いた時に覚醒する。
果たして、この世界は本当にOSだろうか?
もしもカナトが死んだら、この世界はこのままなのだろうか。
そんな思いを抱いて目を見開いた。

五月三十日、カナトは思いもよらない世界を知った。

長くなりました!!現在、私風邪ひいてるので暇すぎて小説書きすぎた!!
むっちゃ頭いたいんで変な誤字あるかもです、すいません!
感想くれたら嬉しいなー....なんて。
この小説目指す像は東京●種です(笑)
ノスタルジックものも書きたいなぁ、まずは完結しろってな←
<2016/06/03 10:03 みーや>消しゴム
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