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青道高校軽音楽部っ!!~恋愛まとめ~【ダイヤのA】
- 金曜日のおはよう【成宮 鳴】 -

成宮「おはよう!」

俺には好きな人がいる。

栗色のツインテールに蒼い瞳の、一也曰く青道の歌姫と呼ばれる少女。

同じ電車通学で、学校も近い方だからいくらでもチャンスはある。

でも…

友里「杏樹ー!おはよっ!」

杏樹「あ、友里、おはよーっ」

その友里って子と話しているから、勇気を出しておはようって言えない。

今日も言えなかった…

っていうか。

成宮「なんでカルロがニヤニヤしてるの!?なんか悔しさより憤りの方が募るんだけど!!」

白河「それより、お前がおはようって言わないから、その友達に取られるんだろ…」

ぐっ…それは言えるけど…

成宮「それより!白河の初恋ってどうだったの!?」

なんか、凄く気になるなぁ!

白河「_俺の初恋は、どうせ叶わないから」

…え?

成宮「そんなの、はっきり決めちゃダメだよ!」

白河「は?」

カルロス「コイツ、ライブ会場でタオル貸してあげたんだとよ」

白河「うっさい」

…それじゃあ、会えない確率が高いなぁ。

そう思いながら、春の空を仰いでいた。



ザーザー…

成宮「今日、土砂降りなんて、聞いてないんだけど…」

どうしよっかなぁ…

こんなときに、傘を貸してくれるなんて少女漫画みたいなことがあったら、なんて。

杏樹「あの…傘をどうぞ…」

え?

そこには、俺が片想いしている、東条 杏樹がいた。

成宮「あああああ、ありがとうっ…!!」

嬉しかった。まさか、現実でこんなことがあるなんて。

杏樹「ううん、こちらこそ…///」

成宮「今日、友達は一緒じゃないの?」

すると、杏樹は恥ずかしそうに、コクンッと頷いた。

杏樹「折角だから、一緒に帰らない?」

成宮「!うん…!」

やった!傘に入れてもらって、更に一緒に帰ることが出来るなんて!

白河!カルロ!俺は今日、ついてるよ!!!!!

杏樹「じゃあさ、鳴くんって呼んでいい?」

¨鳴くん¨

そう呼ばれることに、もしかして、彼氏でもなれるんじゃないかな!?と思ってしまう。

成宮「あ、うん!じゃあ、何て呼べばいいかな…?」

杏樹「…呼び捨てで杏樹がいいなっ」

よよよ、呼び捨て!?///

成宮「うんっ…じゃあ、杏樹」

杏樹「はっ…はいっ」

あーもー…いっそ、告白しちゃえ!

成宮「俺さ、一目惚れしちゃった子がいて…その子はいつも友達と仲が良くて、話し掛けるタイミングをいつも逃しちゃって…でも、今は俺の目の前で傘に入れてくれる優しい子なんだっ!」

すると、杏樹は恥ずかしそうに顔を真っ赤にしてしまった。

杏樹「め、鳴くん…それって…///」

成宮「俺は杏樹が好きです。よければ俺と付き合ってくれませんか?」

杏樹「は…はい…!喜んで!」

無意識に俺は杏樹を抱き締めていた。

杏樹「鳴くん…?」

成宮「杏樹_愛してる」

耳元で囁いた。

杏樹「うん。私もだよ」

こうして、俺の初恋は無事に結ばれました。

<2016/07/29 13:45 草薙桜花>消しゴム
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