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星降る場所
- 君へ -

(わぁ!すっごい綺麗!)
(うん、、、綺麗だね、、、)
(ちょっと、なんで、そんな反応薄いの~)
(感動してるんだよ。)
(嘘だね。)
(ばれたか。)
でも、本当に綺麗だ。満天の空とたまに流れる星が。群青色の空のしたのこの町で、一番高い場所に僕らはいる。
(私、あの星が、一番好き!春の星なんだよ。スピカって言うの。すっごい綺麗~。)
今、らしくないことを思った。どの星よりも、よるの存在自体が透き通っていて、綺麗だと。
でも、恥ずかしいから言わない。
(深月は、どの星が、一番好き?)
(僕は無い。好きな星、、、無い。)
(え、、、)
僕は、慌てて振り返るとよるは悲しそうな顔してこっちを見ていた。
(あ、いや、僕は星よりも綺麗なもの知ってるから、、、)
(なにそれ。どういうこと?)
(あ、いや、内緒、、、)

そのあといろいろあったけど、何とかごまかせた。



けれど、どうしてよるはあんなに悲しそうな顔をしたんだろう、、、

<2016/08/12 16:17 桜雨>消しゴム
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