おためし小説投稿

登録一切不要で小説投稿!
文字サイズ変更 
星降る場所


(な~んか寂しくなっちゃうね!高校違うとか~)
(ねえ、よるさ、進路希望出してないって本当?)
(え、いや、違うよ?まだってだけ)
(、、、そう)
(ねぇ!映画見に行かない?)
(行かない。)
(え?)
(他の人と行けば?)
(なんで、そんなこと言うの!?)
(僕、もう、帰る)
(、、、)
振り返らなかったんだ。見るのが辛くて、、、見れなかったんだ。







(深月!!)
(何母さん)
(よるちゃんが、、、、亡くなったって)
(え、、、?)
(あんたよるちゃんと喧嘩したんでしょ!?お葬式行きなさいよ!)
(なんで、母さんそんなこと)
(わかるに決まってるでしょ!よるちゃんが、一人で星を見に行っていたんだから!泣きながら星を見ていたのよ!?)
(、、、)




(、、、よる、、、)
(あの、遠山くん、、、)
たしか、よると仲の良かった杉浦くん、あの、映画に誘われた日の前日よると買い物をしていた、、、
(これ、、、)
渡されたのは、紙袋だった。
会場を出て袋を開けてみると、手紙と星の砂が、入っていた。

何となく、この場で手紙を読みたくなくて、あの、高台に向かった。

<2016/08/12 17:44 桜雨>消しゴム
Copyright(C) おためし小説投稿 Since2013 All Rights Reserved.