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星降る場所
- 拝啓 よる -

ひさしぶり。君はこの手紙を読んでくれているかな。
僕は、高校二年生になった。あの頃、よると一緒にいけたらいいなって話していたあの高校だ。
よる、僕にとって君はとても綺麗な澄み切った存在だった。病気で汚れているなんて思わない。たとえ、病に侵されていたとしても、僕から見たら君は光り輝いていた。それは、君自身の光だよ。

あと、杉浦くんのこと、何も聞かずに勝手に帰ってごめん。よるとの最後の会話があれで、僕は今でも後悔してる。だからもう一度君に会いたい。今すぐに。だけど、君は僕が来たら追い返しちゃうよね。なんとなく想像できる。
だから、よるの言う通り、おじいちゃんになるまでこの町にいるよ。だから、よるも見守っていてください。

最後になったけど、僕は、よるのことが好きだ。もう、届かないかもしれないけど、僕は、君といた時間を一生忘れない。
ありがとう。生まれてきてくれて。僕が言うことじゃないけど、僕は君に逢えて本当に嬉しかった幸せだった。何よりもどの瞬間よりも、君と過ごした時間は僕の一生の宝物だ。

僕は、生きるよ。よるが生きられなかった未来を精いっぱい生きるよ。だから、おじいちゃんになったら迎えに来てね。



ずっと君を忘れないー。

深月

<2016/08/14 01:08 桜雨>消しゴム
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