〜疾風に消えし英雄の闇〜 [銀魂]
- #1「いつもの屯所」 -
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「土方ァァァァ‼︎」
兄さん…
***
空は蒼く…木は緑色色に 凛々しく揺れている
屯所いつも通り騒々しく
沖田はいつも通り寝サボっていて
近藤さんはいつも通りストーカーをしていて
山崎はいつも通り見張りをしていて
そして 俺はいつも通り 普通に 生きていた…
今日は何も変わり気のない 1日
いつも通りの屯所
いつも通りの1日…
そんなはずだった…
俺が歌舞伎町の見廻りをしていると
目の前に 一匹の天人がやってくる…
一見弱々しそうな天人だった…
全身が黒くて 顔と腹だけが紅色だった。
顔は犬型の顔で ツノがとがった灰色で
赤黒い細い尻尾が生えてるのがわかる。
「貴様らは真選組か?」
俺が通りすがり
スルーをしようとした瞬間
その天人と眼があってしまい
戌の天人が俺に話しかけてくる
「あぁ。そうだが。なんか用か?」
俺が 疑い気味に話すと
戌の天人が不気味な笑い声を出す。
「クククッ…聞けよ土方。
お前らが今まで守ってたこの国は世界は
俺1人の力で今日ねじ伏せられるぞ
ザマァみろだ‼︎はっはっ!
二度目の犠牲。ご苦労様。
これは脅しじゃない。宣戦布告だ‼︎」
すると天人は高笑いをして
俺の肩に手を置いた後 向こうへと走り去っていった。
「あ?なんだ今のは?」
「つかなんで。俺の名前…」
俺が不思議そうに眼を光らせると
隊員の1人が喋りだす。
「俗に言う 厨二病じゃないっすか?」
山崎もそれに続く
「はははっ今日も江戸は平和だなぁ〜‼︎」
隊員は全員それにあわせて
笑い始めたが
俺だけはなぜか笑えなかった。
笑いたくはなかった…
強盗犯に…犯罪者…
今日は不思議と獲物が沢山釣れた…
「なんか今日に限って珍しいっすね。
副長…天罰でも起こるんじゃないんすか?」
天罰?珍しい?
いや。違う。今日はいつもと
何も変わらない。ただの平日だ…
そのはずだ…
俺が見上げた空は暗く 木は葉の一つも生えてなかった
今思えばなんであの時俺は
あいつを止めなかったのだろうか。
今思えばなんで俺はあの時
あいつを守れなかったのだろうか?
俺はかつての敵討ちすらも忘れてしまっていたのだ
でも大丈夫だ。
今日はまだいつもとなにも変わらない
ただの平日だ…
兄さん…
***
空は蒼く…木は緑色色に 凛々しく揺れている
屯所いつも通り騒々しく
沖田はいつも通り寝サボっていて
近藤さんはいつも通りストーカーをしていて
山崎はいつも通り見張りをしていて
そして 俺はいつも通り 普通に 生きていた…
今日は何も変わり気のない 1日
いつも通りの屯所
いつも通りの1日…
そんなはずだった…
俺が歌舞伎町の見廻りをしていると
目の前に 一匹の天人がやってくる…
一見弱々しそうな天人だった…
全身が黒くて 顔と腹だけが紅色だった。
顔は犬型の顔で ツノがとがった灰色で
赤黒い細い尻尾が生えてるのがわかる。
「貴様らは真選組か?」
俺が通りすがり
スルーをしようとした瞬間
その天人と眼があってしまい
戌の天人が俺に話しかけてくる
「あぁ。そうだが。なんか用か?」
俺が 疑い気味に話すと
戌の天人が不気味な笑い声を出す。
「クククッ…聞けよ土方。
お前らが今まで守ってたこの国は世界は
俺1人の力で今日ねじ伏せられるぞ
ザマァみろだ‼︎はっはっ!
二度目の犠牲。ご苦労様。
これは脅しじゃない。宣戦布告だ‼︎」
すると天人は高笑いをして
俺の肩に手を置いた後 向こうへと走り去っていった。
「あ?なんだ今のは?」
「つかなんで。俺の名前…」
俺が不思議そうに眼を光らせると
隊員の1人が喋りだす。
「俗に言う 厨二病じゃないっすか?」
山崎もそれに続く
「はははっ今日も江戸は平和だなぁ〜‼︎」
隊員は全員それにあわせて
笑い始めたが
俺だけはなぜか笑えなかった。
笑いたくはなかった…
強盗犯に…犯罪者…
今日は不思議と獲物が沢山釣れた…
「なんか今日に限って珍しいっすね。
副長…天罰でも起こるんじゃないんすか?」
天罰?珍しい?
いや。違う。今日はいつもと
何も変わらない。ただの平日だ…
そのはずだ…
俺が見上げた空は暗く 木は葉の一つも生えてなかった
今思えばなんであの時俺は
あいつを止めなかったのだろうか。
今思えばなんで俺はあの時
あいつを守れなかったのだろうか?
俺はかつての敵討ちすらも忘れてしまっていたのだ
でも大丈夫だ。
今日はまだいつもとなにも変わらない
ただの平日だ…
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