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- 例えばそれは。 -

「すいませんでした。わかりました。」
あぁ、もう。恥ずかしい。普通だったらすぐにわかるんだろう。
なんて私はバカなんだ。
自分で自分が情けなくなって、ため息をついた。
「ごめんなさい。今日のことは忘れてください。」
そう言って私は先輩に背を向けた。
だめよ絢葉、住む世界が違いすぎるわ。
自分にそう言い聞かせて、ようやく一歩を踏み出した。
すると目の前に毎朝見かける隣町の男子校の生徒がいた。私は今日遅く出てきたのに・・・。
と疑問に思っていると、
「僕あなたが好きです。おかしいですよね。話したこともないのに。」
と、いきなりの展開だった。
私は初めての事態にあることを考えた。
1・人違い。
2・罰ゲーム
3・反応を見て楽しんでいる。
だけど2と3は何となくない気がした。
残るは1。
「あの、たぶん人違いだと思います。」
私は苦笑する。
するとその男子は首を横に振った。私はもうオーバーヒート寸前だった。
一人で悶々と考え込んでいると
その男子は不敵な笑みを浮かべ・・・。



<2016/07/21 23:06 八月>消しゴム
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