とある一軒家。そこには一人の青年が住んでいました。彼の名はジークベルト。黄色い長袖に黒い長ズボン。茶髪が特徴的です
ジークベルト「今日の分はこれでいいか。暇になった…何をしようかな」
ジークベルトがそう呟きながらパソコンで色々調べていると突然画面が変わりました
ジークベルト「なんだこれは?」
画面にはまきますか?まきませんか?としか書かれていなかったのです
ジークベルト「何かのアンケートか?それにしては内容が何も書かれていないな。まあとりあえず答えてみるか」
ジークベルトは少し軽い気持ちでまきますと答えました。すると画面が何事のなかったかの様に元に戻りました
ジークベルト「結局なんだったんだ、今のは?まあ別にいいか」
アンケートの回答から少したつとジークベルトの後ろで物音がしました。そこには部屋にない筈の大きな鞄が置いてあったのです
ジークベルト「なんだこの鞄は?こんな物買った覚えはないけどな…中に何か入ってるのかな?」
そう思いながら鞄を開けると赤い服を着た金髪の大きな人形が入っていました
ジークベルト「人形?にしては結構デカイな。それに感触が人間みたいになっているな。余程高度な技術で作られているんだろうか?動くのかな?これ」
人形を調べていると一緒に入っていたぜんまいを見つけました
ジークベルト「これで動かすのか。挿し込み口が見当たらないな…とりあえず真ん中のところに入れてみるか」
ジークベルトは人形の背中にぜんまいを取り付け回しました。すると人形が起き上がり話しかけてきたのです
真紅「私を起こしたのは貴方なの?」
ジークベルト「(喋った!?凄い人形だな…)そうだよ。僕はジークベルト。君の名前は?」
真紅「丁寧な自己紹介をありがとう。私は真紅、誇り高き薔薇乙女。ローゼンメイデンの第5ドールよ」
ジークベルト「ローゼンメイデン?君は一体何処から来たんだい?」
真紅「私を目にしても随分冷静なのね、貴方の様な人間は初めてなのだわ。まあいいわ、ジークベルト、貴方はさっき私が送った質問に答えなかったかしら」
ジークベルト「質問?もしかしてさっきのまくとかまかないとかの奴かい?」
真紅「その通りよ、私は新しいマスターとなる人間を探していたの……どうやらゆっくり話している暇はなさそうね」
その時窓硝子が割れ大きなピエロ人形が入ってきていました
ジークベルト「あの人形は真紅の知り合いなのかい?」
真紅「私を狙ってきた奴よ…一つ聞くわ。貴方、私と契約しなさい」
ジークベルト「いきなりなんの事だい?」
真紅「契約しないと貴方死ぬわよ」
よく見るとピエロ人形の手には包丁とトランプがありました
ジークベルト「なるほど。どうやらあいつは真紅だけじゃなく真紅と関わった僕も始末しようと考えたみたいだね」
真紅「で、どうするの?契約をするの?しないの?」
ジークベルト「必要ないよ。あっちが殺る気ならこっちもだ」
ジークベルトはそう言うと小さなナイフを持っていました
真紅「貴方まさかあいつと戦う気?人間が戦って勝てる相手じゃないわ」
ジークベルト「僕の事なら大丈夫だよ。あいつには人の家の窓を割った事も含めて懲らしめてやらないとね」
ピエロ人形はジークベルトに斬りかかりましたがあっさりと避けられてしまい反撃のナイフの一撃で動かなくなりました
ジークベルト「弱い、はっきり言って準備運動にすらならなかったよ」
真紅「う…嘘…たった一撃で倒しちゃうなんて…」
ジークベルト「小さい頃から剣や銃の使い方を父上から教わっていてね。こういう時の為に役にたつかもしれないってね」
真紅「そうなの…」
ジークベルト「所でさっきの契約ってなんの事だい?」
真紅「契約は人間とドールの間に交わすものよ。私の指にはまっているこの指輪にキスをすると契約が成立する様になっているの。契約を受けた人間はその契約したドールのマスターとなり指に契約の証である薔薇の指輪がつけられるのだわ」
ジークベルト「そうなのか。ちなみにその付けられた指輪は外せるのかい?」
真紅「何があっても絶対に外れないわ。無理に外そうとすると肉が裂ける事になるのだわ」
ジークベルト「それは恐ろしいな…契約をするとどうなるんだい?」
真紅「マスターの力を貰いドールの力となって戦う為になるのだわ。力を与えたマスターは新しい力を得るまでの間体調不調で動けなくなるのだけれど」
ジークベルト「だったら契約しなくて正解だったよ。力を取られるのは流石に嫌だからね」
真紅「契約はしないのね。それだとここに来た意味がなくなるのだわ」
ジークベルト「そうなると…何処か別の場所に行くのかい?」
真紅「いいえ、しばらくここに住ませて貰う事にするのだわ。貴方みたいな人間を見たのは初めてだから」
ジークベルト「そうか。真紅さえ良ければいつでもいて構わないよ」
真紅「あら、普通は断るのではなくて?」
ジークベルト「今からだと君の行く場所が見つからないだろう?目的が見つかるまではここにいるといいよ」
真紅「貴方は優しいのね。それでは遠慮なく住まわせてもらうのだわ」
ジークベルト「ああ、構わないよ。それにしてもこの窓どうしようか…」
真紅「それなら任せて頂戴。さっき助けてくれたお礼も重ねてね」
真紅が手を掲げると硝子の破片が集まり窓が元に戻ったのです
ジークベルト「凄い。君にはこんな力があるんだね」
真紅「まあこれくらいの事ならできるのだわ。早速だけどジークベルト。紅茶を淹れて頂戴」
ジークベルト「紅茶を?ローゼンメイデンは食事をするのかい?」
真紅「ええ、貴方達人間と同じ様に私達ドールも食事は大切なものなのよ」
ジークベルト「解った。すぐ淹れてくるから待っていてくれ」
ジークベルトは台所から淹れてきた紅茶を真紅に差し出しました
ジークベルト「これでいいかい?」
真紅「ありがとう……少し温いわ」
ジークベルト「そうかな?」
真紅「さしずめ60度くらいね。紅茶は90度くらいなのが調度いいのよ」
ジークベルト「そこまですると熱くないかい?」
真紅「そうかしら?でもとても美味しかったわ。ありがとう」
ジークベルト「どういたしまして」
真紅「ジークベルト、貴方とはこれから色々な事が起こるでしょうけど、改めてよろしくね」
ジークベルト「うん、僕の方こそよろしく頼むよ」
こうしてジークベルトは動いて喋る不思議な人形。真紅と出会ったのでありました。この出会いが今後大きな事に繋がる事になるのですがそれは別のお話…
ジークベルト「今日の分はこれでいいか。暇になった…何をしようかな」
ジークベルトがそう呟きながらパソコンで色々調べていると突然画面が変わりました
ジークベルト「なんだこれは?」
画面にはまきますか?まきませんか?としか書かれていなかったのです
ジークベルト「何かのアンケートか?それにしては内容が何も書かれていないな。まあとりあえず答えてみるか」
ジークベルトは少し軽い気持ちでまきますと答えました。すると画面が何事のなかったかの様に元に戻りました
ジークベルト「結局なんだったんだ、今のは?まあ別にいいか」
アンケートの回答から少したつとジークベルトの後ろで物音がしました。そこには部屋にない筈の大きな鞄が置いてあったのです
ジークベルト「なんだこの鞄は?こんな物買った覚えはないけどな…中に何か入ってるのかな?」
そう思いながら鞄を開けると赤い服を着た金髪の大きな人形が入っていました
ジークベルト「人形?にしては結構デカイな。それに感触が人間みたいになっているな。余程高度な技術で作られているんだろうか?動くのかな?これ」
人形を調べていると一緒に入っていたぜんまいを見つけました
ジークベルト「これで動かすのか。挿し込み口が見当たらないな…とりあえず真ん中のところに入れてみるか」
ジークベルトは人形の背中にぜんまいを取り付け回しました。すると人形が起き上がり話しかけてきたのです
真紅「私を起こしたのは貴方なの?」
ジークベルト「(喋った!?凄い人形だな…)そうだよ。僕はジークベルト。君の名前は?」
真紅「丁寧な自己紹介をありがとう。私は真紅、誇り高き薔薇乙女。ローゼンメイデンの第5ドールよ」
ジークベルト「ローゼンメイデン?君は一体何処から来たんだい?」
真紅「私を目にしても随分冷静なのね、貴方の様な人間は初めてなのだわ。まあいいわ、ジークベルト、貴方はさっき私が送った質問に答えなかったかしら」
ジークベルト「質問?もしかしてさっきのまくとかまかないとかの奴かい?」
真紅「その通りよ、私は新しいマスターとなる人間を探していたの……どうやらゆっくり話している暇はなさそうね」
その時窓硝子が割れ大きなピエロ人形が入ってきていました
ジークベルト「あの人形は真紅の知り合いなのかい?」
真紅「私を狙ってきた奴よ…一つ聞くわ。貴方、私と契約しなさい」
ジークベルト「いきなりなんの事だい?」
真紅「契約しないと貴方死ぬわよ」
よく見るとピエロ人形の手には包丁とトランプがありました
ジークベルト「なるほど。どうやらあいつは真紅だけじゃなく真紅と関わった僕も始末しようと考えたみたいだね」
真紅「で、どうするの?契約をするの?しないの?」
ジークベルト「必要ないよ。あっちが殺る気ならこっちもだ」
ジークベルトはそう言うと小さなナイフを持っていました
真紅「貴方まさかあいつと戦う気?人間が戦って勝てる相手じゃないわ」
ジークベルト「僕の事なら大丈夫だよ。あいつには人の家の窓を割った事も含めて懲らしめてやらないとね」
ピエロ人形はジークベルトに斬りかかりましたがあっさりと避けられてしまい反撃のナイフの一撃で動かなくなりました
ジークベルト「弱い、はっきり言って準備運動にすらならなかったよ」
真紅「う…嘘…たった一撃で倒しちゃうなんて…」
ジークベルト「小さい頃から剣や銃の使い方を父上から教わっていてね。こういう時の為に役にたつかもしれないってね」
真紅「そうなの…」
ジークベルト「所でさっきの契約ってなんの事だい?」
真紅「契約は人間とドールの間に交わすものよ。私の指にはまっているこの指輪にキスをすると契約が成立する様になっているの。契約を受けた人間はその契約したドールのマスターとなり指に契約の証である薔薇の指輪がつけられるのだわ」
ジークベルト「そうなのか。ちなみにその付けられた指輪は外せるのかい?」
真紅「何があっても絶対に外れないわ。無理に外そうとすると肉が裂ける事になるのだわ」
ジークベルト「それは恐ろしいな…契約をするとどうなるんだい?」
真紅「マスターの力を貰いドールの力となって戦う為になるのだわ。力を与えたマスターは新しい力を得るまでの間体調不調で動けなくなるのだけれど」
ジークベルト「だったら契約しなくて正解だったよ。力を取られるのは流石に嫌だからね」
真紅「契約はしないのね。それだとここに来た意味がなくなるのだわ」
ジークベルト「そうなると…何処か別の場所に行くのかい?」
真紅「いいえ、しばらくここに住ませて貰う事にするのだわ。貴方みたいな人間を見たのは初めてだから」
ジークベルト「そうか。真紅さえ良ければいつでもいて構わないよ」
真紅「あら、普通は断るのではなくて?」
ジークベルト「今からだと君の行く場所が見つからないだろう?目的が見つかるまではここにいるといいよ」
真紅「貴方は優しいのね。それでは遠慮なく住まわせてもらうのだわ」
ジークベルト「ああ、構わないよ。それにしてもこの窓どうしようか…」
真紅「それなら任せて頂戴。さっき助けてくれたお礼も重ねてね」
真紅が手を掲げると硝子の破片が集まり窓が元に戻ったのです
ジークベルト「凄い。君にはこんな力があるんだね」
真紅「まあこれくらいの事ならできるのだわ。早速だけどジークベルト。紅茶を淹れて頂戴」
ジークベルト「紅茶を?ローゼンメイデンは食事をするのかい?」
真紅「ええ、貴方達人間と同じ様に私達ドールも食事は大切なものなのよ」
ジークベルト「解った。すぐ淹れてくるから待っていてくれ」
ジークベルトは台所から淹れてきた紅茶を真紅に差し出しました
ジークベルト「これでいいかい?」
真紅「ありがとう……少し温いわ」
ジークベルト「そうかな?」
真紅「さしずめ60度くらいね。紅茶は90度くらいなのが調度いいのよ」
ジークベルト「そこまですると熱くないかい?」
真紅「そうかしら?でもとても美味しかったわ。ありがとう」
ジークベルト「どういたしまして」
真紅「ジークベルト、貴方とはこれから色々な事が起こるでしょうけど、改めてよろしくね」
ジークベルト「うん、僕の方こそよろしく頼むよ」
こうしてジークベルトは動いて喋る不思議な人形。真紅と出会ったのでありました。この出会いが今後大きな事に繋がる事になるのですがそれは別のお話…
