私はいつも、気付けば健くんのことを考えてる。
全部、分かっていたくて。
知っていたくて。
だからか、凄く気になる。
宮河先生と、健くんの関係も。
私は健くんのどんな相談にも乗ってあげたい。
どんな健くんも受け入れてあげたい。
それだけ。
けど最近、健くんが何か変。
なんとなく、冷たいっていうか。
別にあれが健くんの本当の姿ならいい。
どんな健くんでも、辛くないなら。
我慢してないなら。
もう、健くんが頑張るのは十分だから。
今度は、私が頑張って健くんを分かってあげるの。
私が頑張って健くんを支えてあげるの。
そう、今度は私の番。
私達の番。
けど、愛生はもう健くんと居てあげてるし、優はもう十分気にしてあげてる。
私だけ。
まだ、健くんに何もしてあげてないの。
健くんの、何も知らないの。
だから私は、愛生と隣になった。
先生に少し必死感を出して頼めば簡単に隣にしてくれた。
なんて簡単な人。
少し頼めば全て言う通りにする。
なんて楽しい高校生活。
この時はもう二度と来ない。
十分満喫しておかなくちゃね?
楽しんでおかないと。
これから働くようになったらこうは行かないかも
しれない。
ある程度やってみるけど。
上司なんかがどんな人かを、知るためにもね。
そんな私には一つ、疑問があった。
あの時、あの二人は何をしていたのか。
そしてなぜあの時健くんは私に気付いたのか。
あんなに静かに居たのに。
気配も消した。
なのに、なんで。
決して見ていたわけでもない。
少し話を聞いてただけ。
素の健くんを知るために。
けど、健くんはすぐに気付いた。
なんで。
そんなに敏感なの?
私は今まで結構ああやっていた。
けど一度も気付かれたことはなかった。
宮河 健
難しい相手かも。
分かるのは、理解してあげるのは。
彼は決して人の前で素の姿を見せない。
けど、愛生の前では少し違うような気も。
まさかね。
幼馴染がそんなに凄いわけがない。
私にとって優もそんなもん。
ただの友達。
少し仲が良いだけ。
ただ、それだけの仲。
なのに、もしかしたら愛生は、健くんの本当の姿を。
ありえない。
あんなバカそうな子に何が分かるのよ。
私の方が頭は良さそう。
見た目では負けてそうだけど。
頭脳や性格では圧倒的に私の方が。
だから、健くんに気付いてもらうまでの間、少し我慢するだけ。
健くんは、もっと辛い時に我慢してたから。
これくらい、どうってことない。
ほんの少しの間、我慢するだけ。
もう少し、分かってあげられることが増えたら、自然と
健くんも心を開いてくれる。
そう、だよね。
私は空を見上げた。
健くんと、彼を思って。
健くん、もう無理しないで。
私が、全部分かってあげるから。
全部、何もかも。
どんな健くんも。
どうか、私を信じてほしい。
私はあなたを裏切ったりしない。
絶対に、そんなことはない。
そんな、繊細な健くんを裏切るなんてあり得ない。
考えられない。
やれと言われても絶対やらない。
何があっても、たとえ命がかかったとしても。
健くんを分かってあげられるのは、理解してあげられる
のは私だけ。
それを、もう少しだけ時間を掛けて分かってもらうね。
もう、すぐに分かってくれるはずだよ。
健くんだもん。
あの時私に気付いた、とことん敏感な健くんなら。
どんなに掛かってもあと数週間で分かってくれるよ。
私のこの気持ちと、私のこの理解力に。
確かにしてあげられることは少ないかもしれない。
けど、分かってあげる事はできる。
それだけが、私があなたにできること。
私はその、唯一できることを全力でするよ。
健くんのために。
健くんの、笑顔と幸せのために。
けど、そのためには一度愛生に離れてもらわないと。
今の健くんには愛生しか居ない。
分かってるよ。
分かってるけど、私の方がきっと分かってあげられる
から。
もう少しで、楽にしてあげる。
どうか、その時まで待ってて。
全部、分かっていたくて。
知っていたくて。
だからか、凄く気になる。
宮河先生と、健くんの関係も。
私は健くんのどんな相談にも乗ってあげたい。
どんな健くんも受け入れてあげたい。
それだけ。
けど最近、健くんが何か変。
なんとなく、冷たいっていうか。
別にあれが健くんの本当の姿ならいい。
どんな健くんでも、辛くないなら。
我慢してないなら。
もう、健くんが頑張るのは十分だから。
今度は、私が頑張って健くんを分かってあげるの。
私が頑張って健くんを支えてあげるの。
そう、今度は私の番。
私達の番。
けど、愛生はもう健くんと居てあげてるし、優はもう十分気にしてあげてる。
私だけ。
まだ、健くんに何もしてあげてないの。
健くんの、何も知らないの。
だから私は、愛生と隣になった。
先生に少し必死感を出して頼めば簡単に隣にしてくれた。
なんて簡単な人。
少し頼めば全て言う通りにする。
なんて楽しい高校生活。
この時はもう二度と来ない。
十分満喫しておかなくちゃね?
楽しんでおかないと。
これから働くようになったらこうは行かないかも
しれない。
ある程度やってみるけど。
上司なんかがどんな人かを、知るためにもね。
そんな私には一つ、疑問があった。
あの時、あの二人は何をしていたのか。
そしてなぜあの時健くんは私に気付いたのか。
あんなに静かに居たのに。
気配も消した。
なのに、なんで。
決して見ていたわけでもない。
少し話を聞いてただけ。
素の健くんを知るために。
けど、健くんはすぐに気付いた。
なんで。
そんなに敏感なの?
私は今まで結構ああやっていた。
けど一度も気付かれたことはなかった。
宮河 健
難しい相手かも。
分かるのは、理解してあげるのは。
彼は決して人の前で素の姿を見せない。
けど、愛生の前では少し違うような気も。
まさかね。
幼馴染がそんなに凄いわけがない。
私にとって優もそんなもん。
ただの友達。
少し仲が良いだけ。
ただ、それだけの仲。
なのに、もしかしたら愛生は、健くんの本当の姿を。
ありえない。
あんなバカそうな子に何が分かるのよ。
私の方が頭は良さそう。
見た目では負けてそうだけど。
頭脳や性格では圧倒的に私の方が。
だから、健くんに気付いてもらうまでの間、少し我慢するだけ。
健くんは、もっと辛い時に我慢してたから。
これくらい、どうってことない。
ほんの少しの間、我慢するだけ。
もう少し、分かってあげられることが増えたら、自然と
健くんも心を開いてくれる。
そう、だよね。
私は空を見上げた。
健くんと、彼を思って。
健くん、もう無理しないで。
私が、全部分かってあげるから。
全部、何もかも。
どんな健くんも。
どうか、私を信じてほしい。
私はあなたを裏切ったりしない。
絶対に、そんなことはない。
そんな、繊細な健くんを裏切るなんてあり得ない。
考えられない。
やれと言われても絶対やらない。
何があっても、たとえ命がかかったとしても。
健くんを分かってあげられるのは、理解してあげられる
のは私だけ。
それを、もう少しだけ時間を掛けて分かってもらうね。
もう、すぐに分かってくれるはずだよ。
健くんだもん。
あの時私に気付いた、とことん敏感な健くんなら。
どんなに掛かってもあと数週間で分かってくれるよ。
私のこの気持ちと、私のこの理解力に。
確かにしてあげられることは少ないかもしれない。
けど、分かってあげる事はできる。
それだけが、私があなたにできること。
私はその、唯一できることを全力でするよ。
健くんのために。
健くんの、笑顔と幸せのために。
けど、そのためには一度愛生に離れてもらわないと。
今の健くんには愛生しか居ない。
分かってるよ。
分かってるけど、私の方がきっと分かってあげられる
から。
もう少しで、楽にしてあげる。
どうか、その時まで待ってて。
