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可憐な花の様に


少し間が空いた。

俺はあと一週間ちょっとぐらいしか生きられない。

母さんが泣きながら俺に訴えかけるように言葉をこぼした。

嘘だ。
そう考えた。

でも医者にいってきくとマジだ。

何かわらっちまう。

これまで何で生きてきたんだ?

全部どーでもよかったのかよ。

桃子はめちゃくちゃ悲しむよ
何で俺のことを好きになったんだ?
俺がいたからさ。

雪吹や甚五郎はきっと俺の死を俺みたいに『嘘だ』って言うな。
何で俺と仲良くなったんだ?
俺がいたからさ。

何で俺を生んだんだ?

何で宣告されたのに教えてくれなかったんだ?

安楽死したい気分だよ


母さんに怒鳴り散らした。

母さんは泣きながら『ごめんね、ごめんね』と言う。

何でもかんでも泣くなよ
俺も悲しくなっちまう。
謝ったってしょうがないじゃん‥‥

今は病院の白いベットの上。
昨日が自分のベットで寝れる最後だったんだ

これからはいろいろなことが最後になる。

もう‥‥嫌だよ‥‥

<2016/08/12 23:37 栗原小雪>消しゴム
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