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僕達はあの日から。


ーーーこの世界に、平和があったなら。
ーーー僕達に、希望を与えてくれたなら。
今、どうなっていただろう。
しょうもないことを考えた。この世の平和ってなんだろう。この世の全てってなんだろう。
僕には、そんなものがないように思える。善人ズラした奴がうじゃうじゃいるのに、平和もクソもあったもんじゃない。
今日も僕はノートに書き続ける。

○月○日?曜日

きょうも、たたかれた。いっぱいたたかれて、けられて、いっぱいないた。
なんのためにいきているんだろう。きょうもおもいつづける。
ーーーがっこうにいきたい。かんじを、ならいたい。
そうせんせいにいうと、またぶたれた。
ーーーいたい。からだが、じんじんいたむ。



あしたはきっと、あそんでくれるよね。






どうせ叶いもしない野望を書き続ける。
意味もなく書き続ける。


とても不快だ。何もかも不快だ。
ーーーああ、明日はどんな起こされ方をするだろう。
何人の泣き声で起こされるだろう。


僕はずっと下唇を食いしばってどこかを見つめる。

でも僕らは決して、『あの』ことを考えなかった。
悲しくなっても、決して口には出さなかった存在。








ーーー『親。』

<2016/08/06 09:15 柿ピー>消しゴム
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