「懐かしいわね。ほんの少し前だっていうのに……
『べべ』の姿で同じように助けた時。あの時の相手は暁美さんだったけど、あの時は暁美さんが気がつかずに先手を取れてたからなんとかなったものの……
正面からの戦闘は極力したくない相手ね」
なぎさは不思議そうにマミに聞く。
「マミでも怖い相手っているのですか?」
「ええ。長い事魔法少女してるとある程度相手との戦い方や癖を見つけることは出来るけど、やはり最後は相手が『何を使うのか?』を知らないと対策も出来ないから……
それにやっぱり一人でいる事が何より怖いわ。お母さんとお父さんが無くなった時ほど『怖い』って感じた時は無かったもの……」
「今は……怖くないのですか?私の存在が消えても耐えられるのですか?」
なぎさの質問に少し悩むものの、すぐに答える。
「そうね……なぎさちゃんみたいに家族みたいな関係になると一人になるって事は寂しくなるかもね。けど、今はまだ鹿目さん、美樹さん、暁美さん、佐倉さんもいてくれる。鹿目さん達がいなくなったとしても友達としての縁が無くなるわけではない。なぎさちゃんもそう思わない?」
「はい。円環の理に戻ってもマミと別れたくないのです」
「つまりはそういう事。
それに……佐倉さんがこの町に残って、暁美さんの件が解決して同じ『チーム』として戦闘できればこれ以上嬉しいものはないわ」
マミの話を聞き、安堵するなぎさ。
その顔を横眼で見たマミは……
「心配してくれてたのよね?私の事」
「……!そ、そんなことないです!マミはいつでもすごくて、それでもみんなに優しくて……なぎさの心配事も気にするほどでもなくって……
一人考えてるのが無駄になってる感じがするのです」
「そんなことないわよ。気にかけてくれるって事はそれだけ相手の事を心配してくれるってことよ。相手がそれを知ればなおね。『この人と友達になれてよかった』って感じるようになるもの。もちろんなぎさちゃんに対しても同じよ?」
「余計な心配は相手を怒らせる事になるのかなぁ?と思ってたので出来るだけ気付かれないようにと思ってたのです。
マミ……私は今日までの時間がとても幸せなのです!マミの心の内側を見せてもらえたようで凄く嬉しいのです!」
なぎさの言葉にマミは涙を浮かべる。
そして思い出してしまう。マミが魔法少女を初めてすぐの頃、男の子を助ける事が出来なかった昔の時間軸の事を。
「私だって……万能ではないわ。私も周りに友達がいてくれないと何もできない女の子よ?一人で戦ってたあの頃、助けられなかったあの子の事は今でも私の戒め。
今の私はそういう意味で言うと『万能でありたい』って気持ちはあると思う。
でも人間、どこかで万能になれない部分ってあるって知ってるから戦うの。
なぎさちゃんが目の前にいるって事は、今でも私は戒めを守れてるから私自身で安心してるの。
さっきだって、なぎさちゃんが自転車に轢かれたらって思うと、魔法使っちゃったし……」
「……マミっ!」
なぎさはマミに抱きつき泣きだす。
マミは静かになぎさの頭を撫でる。
そして泣き疲れたのか、なぎさはマミに抱きついたまま寝てしまう。
マミはそれを確認すると寝てるなぎさに小声で言う。
『べべ』の姿で同じように助けた時。あの時の相手は暁美さんだったけど、あの時は暁美さんが気がつかずに先手を取れてたからなんとかなったものの……
正面からの戦闘は極力したくない相手ね」
なぎさは不思議そうにマミに聞く。
「マミでも怖い相手っているのですか?」
「ええ。長い事魔法少女してるとある程度相手との戦い方や癖を見つけることは出来るけど、やはり最後は相手が『何を使うのか?』を知らないと対策も出来ないから……
それにやっぱり一人でいる事が何より怖いわ。お母さんとお父さんが無くなった時ほど『怖い』って感じた時は無かったもの……」
「今は……怖くないのですか?私の存在が消えても耐えられるのですか?」
なぎさの質問に少し悩むものの、すぐに答える。
「そうね……なぎさちゃんみたいに家族みたいな関係になると一人になるって事は寂しくなるかもね。けど、今はまだ鹿目さん、美樹さん、暁美さん、佐倉さんもいてくれる。鹿目さん達がいなくなったとしても友達としての縁が無くなるわけではない。なぎさちゃんもそう思わない?」
「はい。円環の理に戻ってもマミと別れたくないのです」
「つまりはそういう事。
それに……佐倉さんがこの町に残って、暁美さんの件が解決して同じ『チーム』として戦闘できればこれ以上嬉しいものはないわ」
マミの話を聞き、安堵するなぎさ。
その顔を横眼で見たマミは……
「心配してくれてたのよね?私の事」
「……!そ、そんなことないです!マミはいつでもすごくて、それでもみんなに優しくて……なぎさの心配事も気にするほどでもなくって……
一人考えてるのが無駄になってる感じがするのです」
「そんなことないわよ。気にかけてくれるって事はそれだけ相手の事を心配してくれるってことよ。相手がそれを知ればなおね。『この人と友達になれてよかった』って感じるようになるもの。もちろんなぎさちゃんに対しても同じよ?」
「余計な心配は相手を怒らせる事になるのかなぁ?と思ってたので出来るだけ気付かれないようにと思ってたのです。
マミ……私は今日までの時間がとても幸せなのです!マミの心の内側を見せてもらえたようで凄く嬉しいのです!」
なぎさの言葉にマミは涙を浮かべる。
そして思い出してしまう。マミが魔法少女を初めてすぐの頃、男の子を助ける事が出来なかった昔の時間軸の事を。
「私だって……万能ではないわ。私も周りに友達がいてくれないと何もできない女の子よ?一人で戦ってたあの頃、助けられなかったあの子の事は今でも私の戒め。
今の私はそういう意味で言うと『万能でありたい』って気持ちはあると思う。
でも人間、どこかで万能になれない部分ってあるって知ってるから戦うの。
なぎさちゃんが目の前にいるって事は、今でも私は戒めを守れてるから私自身で安心してるの。
さっきだって、なぎさちゃんが自転車に轢かれたらって思うと、魔法使っちゃったし……」
「……マミっ!」
なぎさはマミに抱きつき泣きだす。
マミは静かになぎさの頭を撫でる。
そして泣き疲れたのか、なぎさはマミに抱きついたまま寝てしまう。
マミはそれを確認すると寝てるなぎさに小声で言う。
