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四月は君の嘘 ~君との幸せ~


小学生の夏休み。窓の外はいつも雲一つない青空だった。枠に囲まれた世界から見る外の世界は、何を見ても自由に見えた。空を飛ぶ鳥、走り回る子供達、道端に咲く花や雑草でさえ自由に見えた。
しかし、僕は違った。閉じ込められた小さな箱の中で延々とピアノを弾く日々。小さい頃はそれでもよかった。お母さんが元気になるなら。ただその思いのみを胸に、いろんな事を我慢した。椿が何度も遊びに誘ってくれたのに、ピアノがあるからと断った。本当は遊びたかった。それを感じとるように、椿は僕をいろんな事に巻き込んだ。いっぱい遊んだ後はいっぱい怒られた。
あの頃の僕の世界は、窓から遠い自由を眺めるだけの灰色の世界だった。


今、僕の世界はカラフルに染まっている。それは全て彼女のおかげだ。2年前、桜が舞う四月の空の下で君と出会った。楽しそうにハーモニカを吹いていた君に、思わず見とれてしまった。その瞬間から少しずつ、僕の世界に色がついてきた。君といると、世界はコロコロと色を変える。色んな色を見せてくれる。だからかもしれない。僕が彼女に惹かれていったのは。

読んでくださりありがとうございます!
四月は君の嘘の二次小説です。
実写映画化もあって、また君嘘が盛り上がってくれるといいですね!
<2016/07/30 21:57 小日向>消しゴム
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