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四月は君の嘘 ~君との幸せ~


家に帰ると、彼女はもう帰っていた。
すぐに彼女のところに行くと、彼女はベッドの上で雑誌を読んでいた。
「あっ公生君お帰り!ごめんね、今日行けなくて。そのかわり今からの練習頑張るから!」
「今日どこか行ってたの?」
「えっへん!お母さんに料理を習いに行ってたの。公生君に不味いご飯食べさせらんないじゃん?」
君は胸を張って威張った。
「不味いって認めるんだ。」
「認めるけど、君が言ったら怒るよ?」
「なんでよ……」
そして、彼女はその腕前を自慢するように夕飯を作った。朝の焦げた卵焼きよりはマシ……なご飯だった。正直にそう言ったら彼女は僕をおもいっきり殴った。
「彼女の手料理不味いって言う彼氏、公生君くらいだよ!?」
「こんなに不味いご飯作る彼女が君ぐらいなんだよ!!」
こんな小さなことでケンカになるのも、仲のいい証拠。二人はそう思っている。二人でならばケンカも幸せの一つ……。

<2016/08/19 13:06 小日向>消しゴム
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