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四月は君の嘘 ~君との幸せ~


高校生の夏休みは短い。始まったかと思ったらあっというまだった。僕の宿題は早めに終わっていたので、最後のほうはピアノのレッスンに打ち込んだ。一方、彼女のほうは僕がピアノを弾く隣で、僕にダメ出しをしながら宿題をしていた。

「久しぶり~かをりちゃん!今日も可愛い~!」
学校に着くと、待ちわびていたようにかをりに女の子が集まってきた。隣にいた僕はそっちのけで吹き飛ばされた。
「全然焼けてないね。羨ましい!」
彼女は、女の子たちの羨ましいという言葉が満更でもなさそうに笑った。
「どうだ、公生君!可愛いって!」
「あははは…」
僕は特に言うことがなくて苦笑いした。
そんなこと今更だし……。
そんな僕の態度を、彼女がどう思ったのかは想像がつく。
彼女はその日、少し機嫌が悪かった。

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<2016/08/29 23:59 小日向>消しゴム
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